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デンソーとデンソーウェーブ、QRコードがIEEEマイルストーンに認定


Aichi, Japan, Oct 8, 2020 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)と株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、社長:中川 弘靖)は、1994年に開発した2次元コード「QRコード*1」がIEEE*2の主催する「IEEEマイルストーン」に認定されたことをお知らせします。QRコードが世界中の企業の製造・管理業務の改善に寄与したことや、電子決済などの多様なアプリケーションで利用されていることが評価されました。

IEEEマイルストーンは、電気・電子分野において、社会や産業の発展に貢献をした歴史的な業績を表彰するものです。1983年に制定され、2019年末時点では、全世界で207件がIEEEマイルストーンに認定されています。デンソーグループとしては、今回が初めての認定です。

デンソーウェーブ(当時はデンソーの応用機器技術部門)は、「読み取りやすく、大容量の情報が扱える」というコンセプトのもとに、1994年にQRコードを開発しました。バーコードの約200倍の情報が扱え、高速に読み取ることができる画期的な2次元コードで、主に社内の製造現場における在庫管理などで活用を開始しました。その後、特許を無償開放し普及活動に注力した結果、1990年代後半には、製造業を中心に、品質、製品出荷、在庫などの管理業務で利用が始まり、さらに、食品や薬品など異なる業界においても商品管理などの分野で利用が拡大しました。2000年代前半には、カメラ機能を搭載した携帯電話の普及と共に、人々の生活の中にも広がり、近年では、電子チケットや電子決済など多様なシーンで利用されています。

開発から25年以上たった現在も、デンソーウェーブにおいてQRコードの新たな機能開発は続いています。例えば、一つのコードに「公開用」と「非公開用」の2種類のデータが格納できる「SQRC*3」、人の顔の特徴をQRコード化できる「顔認証SQRC」、自由なデザインとセキュリティを両立した「フレームQR*4」などを開発し、本人確認や、偽造品対策、電子チケット生成などの分野に展開していく予定です。

両社はこれからも、社会や産業の発展に貢献する技術開発を進めていきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2020/201007-01/

概要:株式会社デンソー

詳細は https://www.denso.com/jp/ja/ をご覧ください。


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