どうも、まさとらん(@0310lan)です!
今回は、1枚の顔写真をアップロードするだけで、機械学習を応用した立体的な3Dの「顔」を生成してくれる無料Webサービスのご紹介です!
類似サービスはいくつかありますが、1枚の画像だけですべて自動的に実行してくれるうえ、「OBJファイル」としてダウンロードすることも出来るのが特徴的でしょう。
【 3D Face Reconstruction 】
基本的な使い方!
それでは、実際に使いながらどのようなサービスなのかを詳しく見ていきましょう!
サイトにアクセスすると、自分が持っている画像を使うか、あらかじめ用意されているサンプル画像を利用できるようになっています。
今回は、ひとまず好きなサンプル画像を1つ選んでクリックしてみます。
すると、即座に「顔」の認識と解析が始まります。
そして、あっという間に3Dの「顔」が完成!
簡単ですね!
マウスでドラッグすることで、グリグリ動かして立体的に見ることができます。
右側メニューの「Z Translate」のバーを動かすことで、元画像との距離を調整することも可能。
背景画像をOFFにして、3Dの「顔面」だけにすることもできます。
そして、このまま「OBJファイル」として書き出すことも出来るのです!
このファイルを活用すれば、自分の「顔」を3Dプリントしたり、Unityなどを使ってVR / ARアプリなどを作って楽しむのも良いですね。
「3D顔面」のサンプル例!
「3D Face Reconstruction」を使った3D変換はとても簡単なため、いくつかフリー画像を使って試してみたのでご紹介しておきます!
こちらは、男性モデルのケース。
子供の写真。
お婆さんの写真。
白黒写真もOKです。
ちなみに、「顔」のアップが写っている写真じゃなくても、自動的に「顔」がある部分を認識して切り抜いてくれるので安心です。
ただし、サングラスや横顔など…、真正面の「顔」として認識できない場合はエラーになるので注意しましょう。
おまけ
最後に、今回ご紹介したサービスと同じく、1枚の写真からリアルな3D変換ができるサービスがあるので合わせてご紹介しておきます!
【写真をマウスでなぞっていくと「3Dモデル」が自動作成できる「Smoothie-3D」がヤバ過ぎる!】
こちらは、写真に写っている「人・動物・モノ」を、マウスでなぞっていくだけで、立体的な3Dモデルを作成できるサービスです。
過去に話題となっていましたが、今でも重宝する3Dサービスとして人気があるので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回ご紹介した「3D Face Reconstruction」は、2017年9月7日に一般公開されてからすでに10万枚以上の顔写真が3D変換されています。
そして、ソースコードもMITライセンスでGitHub上に公開されており、改良も随時行われています。
ぜひ、みなさんも自分の「顔」を3D化して楽しんでみてください!
<参考>
・「3D Face Reconstruction」公式サイト
・「3D Face Reconstruction」GitHubページ
written by まさとらん(@0310lan)