どうも、まさとらん(@0310lan)です!
今回は、マイクロソフトが提供する「Skype」の実験的な機能として、ブラウザ上に起動するWebコードエディタを共有しながらSkype通話できるサービスのご紹介です!
面白いのは、Skypeユーザーじゃなくても利用できるところで、一切の登録不要で匿名参加もOKです。
一体どんなサービスなのか、実際に使ってみたので詳しく解説していきます!
【 Interviews on Skype 】
「Interviews on Skype」の使い方!
まず最初に、サイトへアクセスして「Start interview」ボタンをクリックします。
「招待リンク」が表示されるので、コピーして下の青いボタンをクリック!
Skypeにログインするか、匿名で参加するかを聞かれます。
今回は、とりあえず匿名参加を選択し「ニックネーム」を入力してボタンをクリックしましょう。
すると、ブラウザ上に「コードエディタ」が起動します!
そして、先ほどコピーした「招待リンク」をメールやSNSなど、自分の好きな方法で相手にシェアしておきます。
「招待リンク」を受け取った側は、ブラウザからアクセスすると「Skype」か「匿名」かを選択する画面になります。
どちらか好きな方を選択するのですが、今回は匿名にしておきました。
コードエディタが起動し、お互いに共有できているのが分かりますね。
これで、双方がエディタを同時に編集できる状態になっているので、このままペアプログラミングなども可能です。
さらに、画面上部のアイコンをクリックすれば、そのまま「ビデオ通話」ができるようになります!
初回のみ、ブラウザ側で「ビデオ・音声」の許可通知が表示されると思いますので、承認をしておきましょう。
コードエディタの機能紹介!
ブラウザ上に起動した専用のコードエディタを実際に使ってみましょう!
基本的な使い方はとてもシンプルで、コードを書いたら「①実行ボタン」をクリックして「②コンソール画面」に結果が表示されるというものです。
2017年8月時点では、C(C++, C#), Java, JavaScript, Python, Rubyの7種類のプログラミング言語を実行することが可能です。
また、コード補完も優秀で適切なタイミングで候補が表示され、どのように記述すれば良いかも教えてくれます。
「コマンドパレット」も搭載されており、さまざまな機能に素早くアクセスすることが可能。
あまり複雑なことはできませんが、簡単なコードを共有しながらコミュニケーションをするツールとしては十分でしょう。
また、自分のSkypeアカウントを利用すれば、友人・知人に素早く招待リンクを送付できます。
ちなみに、非公式ですがスマホからでも利用できるのか試してみました。
以下のように「このブラウザには対応していません」…という表示になるのですが、その下の青いアイコンをクリックしてみましょう。
PCブラウザと同様に「Skype」か「匿名」かを選択する画面になるので、どちらかを選びます。
すると、「コードエディタ」をなんとか起動することができました。
(縦持ちは見づらいので、スマホを横に持つのが良いでしょう…)
ビデオ通話などは出来ませんが、エディタの編集や共有は一応できます。
ただし、スマホの画面が小さいことや、入力が不便なことを考えるとやはりPCブラウザから利用するべきでしょう…。
おまけ
今回ご紹介した「Interviews on Skype」は、Skypeアカウントが無くても匿名で利用できたわけですが、通常のSkypeも匿名で使えるのをご存知でしょうか?
以前から提供されているので知っている人も多いと思いますが、簡単な利用方法を最後にご紹介しておきます!
まずは、サイトにアクセスして「会話を開始」ボタンをクリック!
「ニックネーム」を入力して開始!
たったこれだけで、Skypeによる通話やチャットを利用できるようになります!
ただし、利用できるのは24時間だけなので長期間の連続利用はできません。
しかしながら、Skypeの基本的な機能はほとんど利用できるので、ちょっとしたミーティングや打ち合わせならこれで十分かもしれませんね。
まとめ
「Interviews on Skype」は、ペアプログラミングやオンライン授業、エンジニアの採用面接などで一緒にコードエディタを共有しながら利用するのが一般的でしょう。
ただ、公開されたばかりでまだ開発途中のため、その利用シーンはまだまだ未知数であり、今後さらにバージョンアップを続けていくと思われます。
コードを共有しながらコミュニケーションしたい方は、ぜひ気軽に試してみてください!
<参考>
・「Interviews on Skype」公式サイト
written by まさとらん(@0310lan)