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冬になると愛犬が水を飲まなくなる…!3つの原因と適切な対処法


冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因

雪が見える窓際でブランケットにくるまる寒そうな犬

犬に必要な1日の水分摂取量は、体重1kgあたり40ml~60ml程度であるとされています。体重3kgの犬であれば、120ml~180ml、体重10㎏の犬であれば、400ml~600mlです。愛犬の体重に40~60をかけて、計算してみてください。

犬が夏に大量の水を飲むのは、体温を調整するためです。冬に水を飲まなくなる原因のひとつとして、水を飲むことで体温を下げる必要がなくなるためである、と考えられます。

予想されていたかとは思いますが、犬が冬になると水を飲まなくなる原因は他にもあります。原因をなくすことで、1日に必要な水分量を十分に摂取することができるようになります。

脱水症状や体調不良を防ぐためにも、冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因を知り、対策をするようにしましょう。

今回は、冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因と対処法を併せて解説します。

1.活動量や運動量が減るから

冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因は、活動量や運動量が減ることです。

こたつの中から出てこない、ヒーターの前から動かない、1日のほとんどをケージやベッドの中、飼い主のベッドの上で過ごしている…。冬になると、寒さからこのようなことがよくあります。

冬の朝晩のお散歩は短くなりがちです。体が冷え、犬も人も早く暖かいお家に帰りたくなります。このように、活動量や運動量が減ると、喉も乾きにくいため、水を飲まなくなるのです。

活動量や運動量が減ると、運動不足に陥りやすいです。室内で可能な遊びを取り入れ、対処するようにしましょう。体を動かす遊びは、喉も乾きますし、体温も上がり、水を飲みたくなります。

おもちゃの中におやつやフードを入れて遊びながら取り出す、という対処法は、愛犬も気に入ってくれるのではないでしょうか。

2.水が冷たいから

ボウルに水を入れる様子を見ている犬

冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因は、水が冷たいことです。

体温が下がるということは、命の危険が伴うということです。犬はそのことを本能的に理解しています。そのため、寒く体温の維持が重要な冬に体温を下げてしまうような、冷たい水を飲みたいとは思わないのです。

おすすめできる対処法は2つあります。

朝起きたとき、お散歩の後、ごはんを食べた直後、ぬるいお水を用意してあげることです。愛犬が水を飲みたくなるタイミングに、ぬるいお水を用意してあげてみてください。

もう1つの対処法は、我が家の愛犬たちに行っている対処法で、湯たんぽの上に水の入ったボウルを置くことです。程よい温かさを維持することができます。

ひっくり返してしまわないように工夫が必要ですが、適度な温かさが維持できるでしょう。

3.自律神経が乱れるから

冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因は、自律神経が乱れることです。

冬は日照時間が少なくなります。犬が日光浴できる時間も短くなり、自律神経が乱れる原因になることがあります。冬はどんよりとした曇りの日も多くなりますよね。

自律神経が乱れると、体調不良やストレスから水を飲まなくなることがあります。無理に飲ませようとすると、下痢や嘔吐の原因にもなりますので注意が必要です。

対処法としては、毎日の日光浴をさせてあげることが大切です。

  • 日差しのある時間帯にお散歩に行く
  • 庭に出て日光浴をする
  • 日差しの当たる窓辺で日光浴をする

毎日1分程度で十分ですので、朝起きたとき、日光浴をさせてあげてください。あまりにも水を飲まないときは、犬用のミルクで対処してもよいと思います。

まとめ

水の入ったボウルとパグ

冬になると愛犬が水を飲まなくなる原因を3つ解説しました。

  • 活動量や運動量が減るから
  • 水が冷たいから
  • 自律神経が乱れるから

冬に水を飲まなくなると、おしっこの回数や量も減ります。そうすると、膀胱炎などの病気の原因にもなりやすいです。

今回対処法も併せて解説しましたが、日頃から愛犬が水を飲みやすい工夫をしてあげることが大切だと思います。


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