1.猫の目をジーッと見つめない
気になる猫がいると、ついつい見てしまうという人も多いでしょう。ですがこの行動のせいで猫に嫌われてしまうかもしれません。
猫が視線を合わせるのは、ケンカを売っている、威嚇しているときに見られる行動です。警戒して相手の出方をうかがっているのです。
たとえば外で見かけた猫と目が合ったときにジーッと見つめれば、攻撃的な猫には「やんのか？」と思われるでしょうし、立場の弱い猫は「威嚇された」と思いあなたを避けるようになるかもしれません。
猫は目が合ったときに敵意がなければ、目を細めて瞬きをする、そっと視線を外すといった行動をします。これは猫と人間の間でも同様です。猫にモテたいと思うなら、視線を合わせてジーッと見つめるのはやめましょう。
2.猫が近づいてくるまで待つ
猫はマイペースで気まぐれな動物です。そのため自分のペースを無視して、グイグイと迫ってこられるのは苦手です。猫にモテたいと思うなら、向こうから近づいてくるのをじっと待ちましょう。
猫を待っている間は「あなたに興味はありませんよ」というふうを装います。猫はそんなあなたの様子を離れた場所からうかがっていることでしょう。しばらくして「この人は自分に害はない」とわかれば人懐こい猫が警戒を解いて近づいてきます。仲良くなるチャンスです。
猫が近づいてきたら、そっと指を差し出してニオイを嗅がせます。大丈夫そうなら体を優しく撫でてあげてください。このときに、おもちゃで遊んだり、おやつをあげたりするとグーンと距離を縮めることができるでしょう。
3.猫が喜ぶスキンシップをする
猫にモテるには、猫にとって心地良いというスキンシップをおこなうことも大切です。猫が触られて気持ちいいと感じる場所を優しく撫でててあげるのがおすすめです。
猫によって気持ちがいいと感じる場所はそれぞれですが、一般的には「あご」「頬」「耳の付け根」などが喜ばれます。自分ではグルーミングできない場所なので、気持ちがいいようです。そのほかには、肩や背中、しっぽの付け根を撫でられるのを喜ぶ猫もいます。
反対に、足先やお腹、しっぽの先などは嫌がる猫が多いです。とくにお腹は急所なので避けるようにしましょう。
また猫がいやがる素振りを見せたらすぐにやめる、無理矢理撫でないことも大切です。
4.猫にご飯やおやつをあげる
なんといっても、猫はご飯やおやつをくれる人が大好きです。猫にモテたいと思うなら、日頃からご飯やおやつをあげるのがいちばん簡単な方法かもしれません。
おやつをあげるときは、手からあげるのもおすすめです。手のひらにおやつを乗せて猫の顔の前に差し出してみましょう。
ただし猫に好かれたいからといって、おやつを頻繁に与えるのはおすすめしません。おやつはあくまで嗜好品であり、栄養バランスがとれた食事とは言えません。
おやつをもらい慣れたせいでご飯を食べなくなれば不健康になりますし、高カロリーなおやつをたくさん食べたために肥満になってしまう可能性もあるのです。
5.大きな音を出さない人
猫は聴力がすぐれているため、人間にとっては何気ない音でも不快に感じてしまうことがあります。
たとえば勢いよく扉を開け閉めをして大きな音を出す人、ドタドタと足音を響かせながら歩く人、話し声が大きい人は苦手です。また自分に対して大きな声で怒鳴る人に対しては、恐怖心をいだく可能性があります。
そのほか不可抗力ではありますが、おならやくしゃみの音に驚く猫もいるようです。人間としては「そんなことを言われても…」と思うでしょうが、音が大きいという自覚がある人は気をつけたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
猫にモテるためには「猫が好きなことをする」「猫のペースを優先する」「猫が安心できる人になる」の3つを心がけましょう。
そのためには、猫がどんな動物で、どんなことを好むのかを知り、日頃から猫が嫌がる行動を避けるようにすることが大切です。
もし猫に嫌がられる行動をしていたなと思い当たることがあれば、今からでも気をつけるようにしましょう。そして今回、紹介した5つのモテ行動を参考に猫に好かれる人間を目指しましょう！
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