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『不妊手術後の猫』に訪れる4つの変化とその理由 気をつけてあげたいポイントは?


猫の避妊・去勢手術はなぜ必要?

診察を受ける猫

猫に不妊手術を受けさせることのメリットで最も期待できるのが病気の予防です。発情期を迎えるとホルモンが分泌され、その影響で乳腺腫瘍になる確率が上がります。

猫の乳腺腫瘍は悪性の場合が多く、最悪のケースでは死に至る危険性もある病気です。メスだけでなくオスもかかる病気なので注意しましょう。

他にも発情期に起こるマーキングや鳴き声といった問題行動の抑制にもなります。

交尾をすることなく発情期を繰り返すことは猫にとてもストレスとなるので、負担を減らすためにも必要な処置です。

猫の不妊手術後に起こる4つの変化

食事をする猫

手術の前後で猫のもともとの性格に変化は起こらないと言われています。

しかし生殖器を摘出したことで、ホルモンのバランスは術前と変化が生じます。

1.太りやすくなる

不妊手術をした猫が一番気を付けなければならないのが「肥満」です。

ホルモンバランスの変化により、術前よりも太りやすくなります。

以前と同じような食事量のままだと肥満になる可能性があるので、獣医師に相談し「避妊・去勢後用のフード」に切り替えるのもおすすめです。

食欲とは逆に、運動量は減る傾向があるので、しっかりと体を動かせる環境を整えてあげてください。

2.問題行動が落ち着く

猫の発情期に飼い主が一番悩ませるのはこの問題行動です。

発情期に行っていた「尿スプレー」などのマーキング行動や粗相、徘徊や鳴き声などが軽減できます。

他にもやたらと甘えてきたり、体を床や壁、飼い主にこすりつけたりといった行動も落ち着くようです。

問題行動自体も悩みの種ですが、発情期の大変そうな姿を見るのもつらいですよね。

不妊手術でこういった行動は落ち着くので、猫の体への負担も少なくなります。

3.穏やかな性格になる

特にオス猫の性格が穏やかになることが多いようです。

同居猫とのケンカが減ったり、いたずらが落ち着いたりといった声が多くありました。

4.甘えん坊になる

術前はあまり触らせてくれなかった子が、すり寄ってきたり膝に乗ったりと甘えるようになることもあるようです。

我が家の猫も、避妊手術後に甘えたりお腹を見せてくれたりすることが増えました。

術後に気を付けるべきポイント

術後服を着る猫

猫の不妊手術後に気を付ければならないのは、抜糸まで傷口を清潔に保つようにすることです。

そのため手術後の猫にはエリザベスカラーか術後服を付けるようにしましょう。

そのまま放置しておくと、猫が傷口を舐めすぎてしまったり糸を食いちぎってしまう危険もあります。

エリザベスカラーは病院によっては貸出しているところもあります。

使用感が気になる方はネットでも多くの種類が販売されているので気に入ったものを購入し、あらかじめ猫に慣れさせておくのも良いかもしれません。

まとめ

甘える猫

猫が不妊手術を受けるのには、さまざまなメリットがあります。病気の予防やストレスの緩和はもちろんですが、脱走や望まない妊娠を防ぐことにもつながるのです。

発情期に他の猫を求め窓やドアから脱走してしまうケースもありますし、多頭飼いであれば自宅にいる猫同士による交尾が行われてしまうことも少なくありません。

猫は一度の出産で3~8匹の猫を生むと言われているので、安易に出産してしまうと育てるのにとても苦労してしまいます。

猫や飼い主の負担を減らすためにも、猫の室内・野外飼い問わず不妊手術を受けさせることをおすすめします。


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