犬は犬種によってよだれを垂らしやすい犬種もいます。
しかし、猫は基本的に常時よだれを垂らす動物ではありません。
  『ただちょっと猫がよだれを垂らしやすくなってるだけじゃない?』なんて、猫のよだれを甘く見てはいけません。

猫の口からよだれがずっとでているのであれば、猫からの体調不良のSOS!
なにかしら猫の体に異常が起こっている可能性が高いんです。

では猫がずっとよだれを垂らす原因にはいったいどんな病気や怪我の可能性が隠れているのでしょうか?
猫がよだれを垂らす原因をご紹介します。

◆口内炎

人間でも聞き馴染みの深い『口内炎』。
口内炎は人間だけの病気ではなく、猫でもなる病気です。
猫が口内炎になったら、よだれが垂れるだけでなく、口臭もきつくなります。
また、人間の口内炎のように口の中が荒れるため、食欲が落ちる、口元を触られるのをいやがるなど、普段と違う行動も見られるようになります。

猫の歯が汚れていることが原因で発症することも多いですが、免疫力の低下が原因で猫が口内炎になっていることも少なくありません。
猫エイズや猫白血病で免疫力が下がっても、猫は口内炎になるため、猫がなぜ『口内炎になったか』原因をしっかり調べることは大切です。
猫の口内炎は、放っておいても治るというわけではないので、病院で猫の口内炎治療をするだけではなく、猫が口内炎になった原因もきちんと突き止めてもらいましょう。
 

◆歯周病

猫の歯周病も口内炎どうよう、口臭がきつくなりよだれが出るのが特徴です。
口内炎と同じく、歯周病も放っておいても治るものではありません。
歯が抜けてしまったり、化膿して顎に穴が空いてしまうこともあるくらい、怖い病気です。

歯周病は怖い病気ですが、歯磨きをしたり、歯周病が初期の段階で病気で治療をしたrするなど、猫のデンタルケアをしっかりと行えば予防することができます。
猫の口臭とよだれが気になるようであれば、まずはかかりつけの獣医さんに相談しましょう。
 

◆腫瘍

猫の垂らすよだれに血が混じっているようであれば、注意が必要です。
もちろん、猫同士のけんかで口内を傷つけてしまったり、喉が何らかの理由で傷ついていたりしても、血混じりのよだれが出ることもあるでしょう。
しかし、血混じりのよだれが長く続いたり、猫がけんかをしていないのによだれに血が混じっていたりする場合、猫の口腔内に腫瘍ができている可能性があります。

猫のよだれに血が混じっていることに気がついたら、なるべく早めに病院に連れていってあげてください。
 

◆中毒症状・てんかん

猫が泡状のよだれをだし、痙攣などの症状が伴うようであれば、なにか猫にとって有害なものを食べてしまった『中毒症状』か『てんかん』である可能性があります。

猫のてんかん発作の場合、数秒で発作がおさまることもあり、よだれもすぐにおさまることが多いです。
しかし猫の痙攣がいつまでも続き、泡状のよだれを流し続けているのであれば、中毒症状の可能性が非常に高いと言えるでしょう。
痙攣しよだれを垂らすほどの中毒症状は、猫の命が危ない可能性もあります。
かかりつけの動物病院に電話し、すぐに処置をしてもらいましょう。

猫が『何を食べたか』がわかるようなら、病院に中毒症状の原因となった食べ物を持参すると、後々話がしやすいですよ。
 

◆熱中症


夏によだれを垂らす原因となるのは『熱中症』です。

猫が熱中症になると犬のように口を開け、体温調節を行います。
口を開けっぱなしにするので、普段は出ないよだれが、猫の口元から垂れてしまうのです。

猫の熱中症は人間同様、命を奪う原因ともなり得ます。
猫が口を開けっぱなしにしなければならないほど、熱中症の症状が出ているのであれは少し危険です。
猫を涼しい場所にうつし、体にたまった熱を放出させてあげましょう。
 

◆腎疾患・肝疾患

猫は腎臓や肝臓の病気になりやすいと言われています。
腎臓や肝臓の疾患や機能不全が原因で、猫がよだれを垂らすこともあるのだそう。

特に腎臓や肝臓の機能不全によって、体外にアンモニアが排出されないことで起こる尿毒症や、アンモニア中毒が原因でよだれを垂らすことがあるようです。
尿毒症やアンモニア中毒の猫のよだれはアンモニア、つまりおしっこのにニオイに近いよだれが出ます。
猫のよだれに刺激臭を感じたら、動物病院で血液検査などを行ってもらった方がいいかもしれません。

猫がよだれを垂らしたら……

猫がよだれを垂らしていたら、病院に連れて行った方がよい場合が多いようです。
猫の垂らすよだれは『なぜよだれを垂らしているのか』原因をしっかりと突き詰めることが非常に重要です。
場合によっては、血液検査などもお願いしながら、原因をはっきりさせましょう!
 

情報提供元:猫壱
記事名:「猫からのSOSかも?!猫がよだれをだす6つの原因