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貴方はどうする?猫を飼っていたらするかもしれない究極の選択



『人生は選択の連続である』とシェイクスピアは言っていましたが、猫との暮らしも選択の連続です。

名前は?

餌はどれにする?

猫グッズはどこのメーカー?

病院はどこにしよう?

など猫を飼っていれば本当にたくさんの選択が目の前には広がります。



簡単な選択もあれば選ぶのが難しい選択もあるでしょう。

その選択を後悔することもきっとあるに違いありません。



猫を飼っていればしなくてはいけない色々な選択の中で一番選ぶことが難しい『選択』を用意しました。

あなたならどうするのか、どうすれば後悔をしないのか考えてみませんか?



 

◆安楽死の選択


『究極の選択』と聞いて一番に思い付くのは『安楽死』の問題だという方も多いかもしれません。



『安楽死』とは皆さん恐らく知っている通り、なるべく苦しまずに虹の橋のたもとに猫を送ることです。

猫は病院で致死量の麻酔を打ってもらい、ゆっくりと息を引き取ります。

基本的に安楽死は『治療がこれ以上ない』『回復が見込めない』状況で飲食もできず、猫が痛みに苦しんでいるときなどに獣医から『選択肢』として提示されます。



安楽死の一番のメリットは『猫の苦しむ時間』が短くなることです。

痛みに苦しむことも、ご飯が食べれずしんどい思いをすることも、猫の辛い顔や声を聞くこともなくなるのです。

また、猫の『死に目』に飼い主さんが確実に会うことができます。

猫を飼っていて死に目に会えなかったことが一番の後悔だという飼い主さんは少なくありませんが、安楽死は苦しむことなく愛しい猫が旅立つ瞬間にそばにいてあげることができるのです。

お別れを告げる時間もあるため、旅立ちの際の後悔は少ないかもしれません。

 



デメリットは『猫の死を背負う』ことになるということでしょうか。

『もしかしたら助かったかもしれない』『安楽死は必要なかったかもしれない』とずっと考えてしまう飼い主さんも多いと言います。

『安楽死』は飼い主さんが『死』を選択する、かなり重い決断です。

生き物の『生の期限』を決めることは、軽い気持ちで容易にしていいことではありません。

その責任も重く、飼い主さんも苦しむことも普通なのでしょう。



とはいえ、苦しみもがきながら無理に延命治療で生きる猫ははたして幸せなのでしょうか。

苦しみを忘れ、死を選ぶことが猫の幸せでしょうか。



もし病気で猫が助からないとしたら、あなたは苦しむ猫を延命し、自然に任せますか?それとも苦しまないようにお空に返しますか?

あなたならどうしますか?



 

◆治療の有無の選択


若い猫飼いさんには『なんの選択?』と思われるかもしれません。

猫がなにか病気になったら『治療するのが当たり前だろう』と。私もそう思っていました。

しかし、シニア猫を飼っていると『治療』の有無の選択はよくある『選択』なんです。



実は我が家も『治療の有無』の選択をしました。

我が家の猫は現在16歳を過ぎたシニア猫。3歳くらいに痔になり完治してから、アレルギーがあるくらいで病気知らずの元気猫でした。

そんな猫に『しこり』を見つけたのです。

とりあえず病院に連れていったところ、恐らく『皮下型脂肪腫だろう』となりましたが、良性が多い腫瘍ですが、腫瘍はとらなくては正確なことはわかりません。

良性が多い脂肪腫だったとしても、転移のリスクもあるため切除が普通です。



シニアになると切除手術に使う麻酔のリスクが高くなります。また、手術・入院に伴うストレスが病気の悪化に繋がる可能性も否めません。

そもそも1日の大半を眠るようになってきたシニア猫の体力的に手術に耐えられるのかすらわかりません。

獣医さん自体も『手術は難しい』という年齢です。

 我が家は猫の『手術』と『治療』はやらない選択をしました。

猫の命を諦めた訳ではなく、体力的にもストレス的にも治療をしない方が猫の寿命は伸びると考えた末の選択です。

現在、腫瘍は大きくなることも小さくなることもなく、猫は普段通りの生活をしています。

もし猫の容態が急に悪くなったとしても、その時までは猫の介護をしながら自然に任せる方針に我が家では決めました。



年齢を重ねると猫は病気になりやすくなります。

そして年齢的に、体力的に、ストレス的に、『治療をできるかどうか』を選択する機会は増えていきます。

猫が年を取り、病気になったら…貴方はどうしたいか、今のうちに少しだけ方針を家族と話し合っておきましょう。

それだけで心に余裕はできるはずです。



いかがでしたか?

この選択に答えや結論を他人が決めるのは間違っています。

この選択には、家族である飼い主さんが向き合って答えを出さなくてはいけません。

貴方ならどうするか、よく考えてみましょう。
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