いつものんびりと日向ぼっこをしている愛猫。猫と暮らしている人なら、絶対1度くらいは、

「猫っていいなあ。」

と思ったことがあるはず。猫はわがままで気まぐれ。食っちゃ寝食っちゃ寝の自宅警備員。それなのに、まるで

「ヒゲの生えた天使」

といわれるぐらい美しく、優美なスタイルの持ち主。うらやましいですよね~。

でも実際に猫になってみると、そうも言えないかもしれません。今回は、もしもあなたが猫だったら?こんなに違う猫と人間の世界の暮らしをご紹介します。

 

■飛んでいる虫が止まって見える?


野球の長島茂雄監督が、よく調子が良い時に

「野球のボールが止まって見える」

と言っていたそうですが、猫の世界ではそれは日常茶飯事かもしれません。猫と人間の違い。その最も大きなものに、動体視力があります。猫は動いているものに反応する能力がとても発達した動物。

人間が例えば飛んでいる虫を素手でぱっと捕まえることはかなり難しいはず。しかし猫の場合、動体視力が良いので本能的に体が動いていともたやすく捕まえてしまいます。猫は動きに関してはすごく精密な測定装置が内蔵されているようですね。
 

■赤い色がわからない


もともと猫の視力はよくありません。カラスの視力が10.0もあるのに比べると、猫は0.1から0.3程度。そして見える世界の中で「赤い色」がわからないと言われています。

人間の世界には「3原色」があります。光の3原色だと赤。緑・青。色の3原色なら青・赤・黄色です。この3つの色を組み合わせると、全ての色が作れますよね。

ところが猫の視力はこの「赤い色」が認識できないため、猫の世界は青と黄色を混ぜた色、セピア色に見えているはずです。

 

■甘いものが美味しく感じられない


猫と人間の違い。私が一番驚いたのは、「猫は甘みが感じられない」ということ。猫が感じる味覚は「酸味」「苦味」「旨味」です。(しょっぱいという味覚も鈍いのではという説もあります。)

もし私が猫になったら、甘いものをいっさい苦手になるのですごく痩せれそう!猫があんなにスリムなのは、きっと甘いものをいっさい食べないからなのね、と思っていましたが、それもちょっと違うようです。

猫が美味しいと感じるのは、たんぱく質の「旨味」です。猫は完全肉食動物。穀類を一切食べない体質です。これって、糖質制限ダイエットと全く一緒ですよね?

猫のしなやかな筋肉と類まれな運動能力の秘密は、食べ物にもあるのかも知れません。でも食べ過ぎれば猫だって太ります。もしもあなたが猫になっても、痩せられるとは限りませんよね。

 

■遅刻しなくなる


いつも寝ている猫。なんだかぐーたらに見えますが、実はとても几帳面な性格です。何と言っても驚くのは体内時計が完璧。毎朝のご飯タイムは必ず同じ時間を要求します。

猫は縄張りをチェックする時間も決めているという説も。仲間を作らず、孤高のハンター気質の猫は、自分にも厳しい性格。もし猫になったら遅刻しなくなるかも知れませんね。

しかし猫はきまぐれです。毎日の天気に心が動かさせる日もあるでしょう。夜遊びも大好きですから、「今日は眠いから仕事休むニャ」ということもたびたびあるかも知れません。

 

■結婚は全然考えていない


猫の恋愛はメス猫が主導権を握っています。猫は交尾をすると100%妊娠する動物。相手選びには慎重になるかも?

いやいや、そうではないかもしれません。実は猫は一度の妊娠で複数のオス猫の子供を同時に産むことができるのです。生まれたときから兄弟は全て異父兄弟姉妹は当たり前。

そんな猫は、子育てにオス猫の手は借りません。メス猫は基本子育てをするときは自分の娘か血縁関係にあるメス猫が協力しあって行います。猫の世界はシングルマザーが当たり前。そもそも結婚制度もありません。

今の日本の若者も結婚しない人が増えています。結婚しないで子供を出産する人も珍しくありません。人も猫と同じ「結婚は全然考えていない」という共通点がある人が増えているのかも知れませんね。

 

■最後に


いかがですか。あなたがもし猫だったら?人間よりも幸せだと感じられたでしょうか。私は猫と人間、どちらも大変かなあというのが本当の気持ち。でも何も持たなくても生きられる自立した精神力は猫の方が強い!と憧れます。人間は群れで暮らす動物ですから、どうしても依存する気持ちがありますよね。

賢くて美しく、強い猫。あら、なんだかニンゲンよりも猫のほうが素晴らしい生き物かも。。。?

情報提供元:猫壱
記事名:「もしもあなたが猫だったら?こんなに違う猫と人間の世界の暮らし