ふと部屋のすみを見るとモアモアした物体が……。猫の抜け毛、ほっておくと部屋中にちらばり、空気中に漂うこともありますよね。

どんなに念入りに掃除しても、毎日猫と暮らしていれば抜け毛は必ず落ちるもの。イライラしても仕方ありません。猫との暮らし=抜け毛との戦い、といっても過言ではないのです。

猫の抜け毛をなんとかしたいと思ったら、まずは部屋のレイアウトを見直すのも手です。今回は、飼い主さんのひと工夫が猫の抜け毛の悩みを簡単に解消する技をご紹介します。

 

■まずは猫の抜け毛について知っておこう


1年中、365日抜け続ける猫の毛。しかし、春と秋が一番多く抜けることを知っていましたか?

猫の被毛の成長に一番影響を与えるのは「気温」と「日光の量」だと言われています。日照時間の長くなる春は毛の生え変わりが活発になり、暑い夏に備えて大量のアンダーコート(短く柔らかい猫の下毛)が抜け落ちます。

この生え変わる時期を「換毛期」と言って猫は年に2回、春と秋にこの換毛期が訪れるのです。

(しかし完全室内飼いの猫の場合、部屋の室温が1年中変わらない環境で生活している猫は、1年中平均して被毛が入れ替わっている猫もいるそうです。)

春と秋は猫の抜け毛対策をバッチリ行いましょう!

 

■部屋のインテリアを工夫しよう


猫の抜け毛対策。何と言ってもそれは「掃除しやすい部屋作り」にあります。まずは部屋の家具の位置を考えましょう。家具と壁の間に入り込んだ抜け毛ほどやっかいなものはありませんよね。

家具を置くときは、壁にぴったりとつけて、「隙間」を作らないことがポイントです。そして家具の「素材」も大切。皮のソファーは抜け毛が掃除しやすくておすすめですが、猫が爪とぎにしやすいというデメリットもあるので注意が必要です。

ファブリックは抜け毛がからみにくい素材を重視して選ぶと良いでしょう。また、家具にキャスターが付いていると、移動ができるので掃除も楽々。

その場合、床は掃除しやすく、家具の移動もしやすいフローリングがベストです。猫の騒音対策にカーペットを敷く場合は、パネルカーペットにすると汚れたところは外して洗えるので衛生的です。

猫はよく吐く動物なので、カーペットは毛足の長い素材よりも、汚れが掃除しやすいものを選ぶのもマストです。

 

■換気扇、空気清浄機は鉄板


部屋中に舞い上がる抜け毛の除去には換気扇が威力を発揮します。壁を工事しなくても窓に取り付けられるものもありますから、ぜひ検討してみると良いでしょう。

取り付けるときは、換気扇に猫がイタズラして怪我をしないよう、取り付ける位置には注意してくださいね。

また、部屋の換気がしにくい場合は空気清浄機は鉄板です。猫の抜け毛、ハウスダスト、アレルギー物質も除去してくれるハイパワーの空気清浄機は猫飼いさんなら1台は持っていたい商品ですよね。
 

■パソコン、精密機械はカバーをかけよう


パソコンなどの精密機械は、内部の熱を逃がすために小さな穴が開いています。猫にとってはなんとも言えない暖かさで、パソコンで昼寝する猫は定番ですが、その穴に抜け毛が入り込んだり、静電気を発しているので抜け毛がくっつきやすくなっています。

パソコンの静電気を防止するための帯電防止剤を吹き付けて、使わないときはカバーをかけるようにするだけで、かなり抜け毛の侵入を防げます。

猫がどっしりと座るのが大好きなキーボード部分には、ビニール製でキーボードをすっぽり覆うことができる防塵カバーをかけておくと良いでしょう。このカバーはかけた上から作業ができますからとても便利。

 

■コンセントも要チェック


ついつい掃除を忘れてしまうのがコンセントのまわり。使わないときのコンセントの穴には、猫の抜け毛やほこりがいっぱい、ということもしばしばです。

掃除していないコンセントが漏電して発火、家事を起こすことは決して少なくありません。使っていないコンセント部分には、プラグキャップやコンセントカバーをつけておくと猫の感電も予防できて一石二鳥です。

 

■最後に


猫の抜け毛対策。9月あたりからそろそろ秋の気配を感じますよね。こまめな換気と掃除、そして猫のブラッシングも忘れないで下さいね。

情報提供元:猫壱
記事名:「猫の抜け毛対策!このひと工夫が猫の抜け毛の悩みを簡単に解消します