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日本の猫の約90%が持っている!猫の口から人にうつる病気とは



最初に書いておきますが、確かに「猫の口から人にうつる病気」はあります。しかし毎回必ずうつる訳ではありません!



猫と暮らす歴=年齢のワタクシ。猫に噛まれたり引っかかれたりした回数は100や200どころではありません。しかし、猫から病気をうつされたのはたったの1回です。



嫌がる猫に歯磨きをさせていたら思い切り親指を噛まれ、翌日までズキズキが消えず、熱も出てきたので病院へ相談、かかりつけの獣医の先生に、



「この菌は日本の猫の約90%が持っているからねー。」



と言われた病気が「パスツレラ症」でした。病原体となるパスツレラ菌は猫の口の中にいる常在菌。猫の口の中では無害ですが、人の傷から入ると病気の原因になるそうです。



すぐに内科で抗生物質をもらって完治しました。その後もかなり引っかかれたり噛まれましたが、発熱を伴う痛みは一度もありません。



猫から感染する病気は、必ずうつるという訳ではありません。しかし稀に重い症状が出る場合もあります。



今回は「パスツレラ症」の感染を予防するための3つの方法をご紹介します。



 

■猫にキスや口移しはしない






パスツレラ菌は猫の口の中にいるので、猫にキスや口移しでご飯を食べさせたり、口の周りを舐めさせることは控えた方が安心です。ごく稀な例ですが、猫とキスをした際に呼吸器に感染し、副鼻腔炎や気管支炎を起こすことがあるそうです。



そうは言っても猫とスキンシップを取りたいですよね。その場合は猫とのキスは口ではなくフランス式にほっぺとほっぺをくっつける方式がオススメです。



 

■引っかかれたらすぐに消毒




軽い引っかき傷なら問題はありませんが、出血するほど引っかかれた場合はすぐに傷口を流水で洗い流しましょう。



洗った後にさらに消毒液で消毒すれば、より安心です。



 

■猫の爪はこまめに切ろう




これは個人的な推測ですが、猫にキスしてパスツレラ菌に感染する確率よりも、噛まれて感染する確率の方が高い気がします。



猫がグルーミングすると爪にも猫の唾液が付着します。その爪で引っかかれたら傷口に菌が入る可能性はあるでしょう。しかし猫のおでこやほっぺに軽くキスする程度ならパスツレラ菌に感染する確率はそれほど高くないはず。



感染を予防するなら、まずは猫の爪をこまめに切る習慣をつけておくと良いのではないでしょうか。





どんな動物にも口の中には数種類の常在菌がいます。それは人間も例外ではありません。パスツレラ菌はほとんどの猫の口の中にいると言われていますが、噛まれたり引っかかれた人に100%うつる訳ではありません。



噛まれた傷の深さや出血の度合い、そのとき噛まれた人の健康状態や免疫力などによって感染するかしないかは違ってきます。



「パスツレラ症」は感染すると約30分から48時間のうちに痛みと発熱などの症状が現れます。抗生剤で治療できる病気なので、その場合はすぐに病院を受診してくださいね。
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