しっぽの長さは猫の種類によって違う?
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猫のしっぽの長さは、猫の遺伝によって変わって違いがでてくるんです。
ですから両親がどんなしっぽの持ち主だったかで、しっぽが長かったり、短かったりします。
かなりの部分「遺伝子」に関係があるようです。
しっぽの長さが違う理由
例えば、しっぽが長い猫同士での交配だとするとほとんどは長いしっぽを持つ猫が生まれます。
しっぽが短い猫と長い猫が交配するとどうでしょうか?
多くの猫のしっぽのほとんどは短いしっぽを持つ猫が生まれるそうです。不思議ですね。なぜでしょうか?これもやはり遺伝子に関係しています。
「優性遺伝子」と「劣性遺伝子」があります。短いしっぽを持つ遺伝子は、「優性遺伝子」になります。
長い方のしっぽを持つ遺伝子は、「劣性遺伝子」です。
遺伝子は「優性遺伝子」の影響が大きいため、「優性遺伝子」を持つ猫つまり、しっぽが短い猫が生まれてくるわけです。日本ではこの短いしっぽを持つ猫が多いと言われています。
しっぽが短い猫の特徴
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しっぽが短い猫は、よく観察するとちゃんと違いがあり、意思表示をしているんですよ。
短いしっぽの猫は、長い猫と違い表現が分かりにくいかもしれませんが、ちゃんとしっぽが動いています。
しっぽが短い猫の特徴は、短いしっぽをグルグルするときがあります。これは興奮していたり、イライラしていることです。何か嫌なことがあったかもしれないですね。
お尻をあげてしっぽを立てているのは、嬉しい証拠です。これは長いしっぽを持つ猫も同じです。甘えているしぐさでもあります。遊んで欲しかったり、エサが欲しい時にしっぽをピンと立てます。
短いしっぽが寝ている時には、何か恐怖がある時です。短いしっぽが股の間にある状態です。
猫は短いしっぽを左右に動かしている時は、リラックスしています。抱っこしている時に、短いしっぽがピコピコ動くのはたまりませんね!
短いしっぽがボア!っと爆発したかのようになっている時は、威嚇しているかパニックになっていることがほとんどですね。
これは長いしっぽを持つ猫も同じです。
何かにビックリして、パニックになっている状態なので落ち着くまでそっとしてあげましょう。しっぽを大きく見せることで、強さをアピールしていることもあります。