猫は縄張りを持たない生き物。本来はハンター。

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まず大切なこととして、人間世界で生きるようになっても、猫はその元来の習性を色濃く残しているということです。

「猫はハンター」、つまり狩人です。

野生のトラや、ライオンの狩りを見ると、仲間と助け合い、協力する光景もありますが、基本は単独で狩りを行います。

これは、猫の仲間は自分の家族のために狩りを行うためで、群れで生きる犬の習性とは、根本的に異なるんですね。

猫のお散歩1:準備編

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まず、リードやハーネスなど、猫を拘束する、あるいはコントロールする道具を買う前に、猫と家の外の関係を、まずは慣れさせる必要があります。

猫の飼育が可能な賃貸物件ならベランダ、一軒家なら玄関の周囲など、そうした極めて狭い範囲に猫を若いころから連れ出す必要があります。

その際に、いくつか注意点があります。

注意点1:生後3か月までは外に出さない

portrait of domestic tabby cat on floor

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これは、もう鉄則のようなものです。

子猫の場合は、まず生後しばらくは親元をほとんど離れません。

従って、この時期は外へ連れ出すことを考えなくても構いません。

仮に出してあげるにしても、せいぜい玄関先周囲1メートル範囲以内、ベランダなら窓を開けて必ず、すぐ捕まえられるように観察をしていなければならないでしょう。

注意点2:怖がるようなら、無理はしない

すべての猫が必ず外出に慣れるわけではありません。

中には、不安になってずっと鳴き続ける子もいます。

ベランダや玄関にそっと置いて観察してみて、そばで見ていてうずくまって不安がるようなら、そこで諦めるのも肝心です。

決して無理強いはしないというのが、猫と飼い主さんの信頼関係を築くコツです。

猫のお散歩2:実践編

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猫の体格は、生後7か月目を過ぎたあたりに大体成長が止まるようです。

ここから、いよいよ猫のお散歩のための道具が必要になります。

まず安全なものは、猫の体にぴったりフィットする洋服タイプのハーネスです。

首輪に直接つけるタイプのリードよりは、猫の急な動きに対して安全です。

ハーネスの選び方を考えてみましょう。

注意点3:ハーネス選びは専門店で

首輪にしろ、リードにしろ同じことがいえるのですが、ペットキャリーを持って専門店で直接体に合わせながら、スタッフと相談してハーネスなどを選ぶのがベストです。

仮に合わないものを選んでは、散歩途中に抜けてしまったり、外れて非常に危険です。

注意点4:できるだけ派手なものを選ぶ

実は逃げだした猫というのは、体毛の影響でなかなか見つけるのが難しいというのがあります。

猫は迷彩服を着ているようなものなので、あまり地味なものを選ぶと、イザというとき発見しにくいものです。

また、首輪にリードを直接けるときも、リードはなるべく派手なものを選びます。

注意点5:家の中で装着してみよう

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突然ハーネスなどの拘束をされても、猫はおそらく嫌がるだけでしょう。

まずは家の中で逃げ出さないように、窓を閉め切って安全な室内でハーネスなどを装着して、しばらく観察し、リードもつけてしばらく観察するのが良いです。 一定時間で取り外して自由にさせましょう。

注意点6:遠出をしない

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Cute red kitten on a leash walking on a street paving

Oleksandr Berezko/shutterstock.com

とにかく猫は、縄張りといった具体的な行動範囲はなく、どちらかといえば野良猫でも行動範囲は狭く、いつも同じところをグルグル回っているだけです。

したがって散歩の範囲は、自宅周辺、家の周りでも充分です。

大きな音に怖がるだけですから、街へ出かけるとか、車が通れる道路へは絶対に連れて行かないようにしましょう。

散歩というよりは、外の空気に触れさせる程度で充分なのです。

猫は、安心できる場所を求めて、その場所からあまり移動しないのが普通です。

しかも日中は寝てばかりですよね?散歩の頻度はランダムでも構いませんし、気が見たらでもかまいません。

犬と違って、無理して連れ出すほうがストレスなので、そこは気をつけましょう。

情報提供元:mofmo
記事名:「猫の散歩は必要?運動不足が心配な飼い主のための6つの注意点