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犬も毛や鼻に日焼けするらしい。日焼けの対策方法についても解説!


■日焼けによる影響について

柴犬 鼻

pixabay.com

これだけ人間用のUVケア対策関連の商品が出回っているので、太陽光線に含まれる紫外線が肌に有害であることはみなさんご存じですね。
犬が紫外線を浴びることは避けられないのが現実ですが、特に注意すべきなのは、活性酸素です。体が酸素を取り込み、活性酸素が発生します。

生きてゆくのに不可欠なものですが、体の皮膚などの細胞が紫外線を浴びるときにも、活性酸素が発生します。体内ではなく紫外線を通して発生する活性酸素は余分のものとなり、生活習慣や老化などの原因になってしまいます。また紫外線そのものも目に充血や角膜炎、老犬に多い白内障など影響を及ぼします。

■犬が毛や鼻に日焼けするってどういうこと?

忘れてはならない点は犬も人間と同じ哺乳類です。当然のこととして日焼けにもなってしまいます。犬の肌にも紫外線は有害です。人間なら肌に日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたりサングラスや帽子で紫外線対策ができます。被毛で地肌が隠れているからとはいえ、犬も日焼けします。短毛の犬種は特に注意しなければなりません。


また犬の日焼けは何も肌だけに限りません。長毛でもやはり日焼けの心配があります。犬の被毛は人間の髪の毛と同じ構造になっています。どの犬も共通して日焼けしやすいのは、鼻の先端です。被毛の表面にはうろこ状のキューティクルという組織でコーティングされています。

また直射日光を浴びすぎると、キューティクルがダメージを受け、毛の表面からはがれ落ちることがあります。一度はがれ落ちた組織は再生できません。

ただし毛根付近のはがれていないキューティクルが残っていることが多いですし、新しい毛が伸びてくれば、表面はキューティクルで覆われるようになります。こうした点を踏まえて、できる限り被毛を保護してあげるように、気をつけてあげたいものです。でもどうしたらできますか?

■日焼けするとどんな症状になるか?

犬 息切れ 夕焼け

shutterstock.com

盲点となりやすいのは犬のお腹あたりや足の裏の肉球の日焼けなんです。アスファルトの照り返しが当たって体のそうした箇所が日焼けすることがあります。

皮膚が日焼けする場合、その程度に応じて処置する必要があります。軽度であれば皮膚の表皮部分の日焼けです。獣医師に処置してもらった後、患部を消毒します。

処方されるスルファジアジン銀などを塗って皮膚を保護します。真皮の日焼けなら入院が必要です。場合によっては皮膚移植手術が必要になることもあるくらいです。

点滴を受け、患部を消毒し、塗り薬や包帯で患部を保護するなどして処置します。重度になると皮膚全層の日焼けです。こうなると、緊急事態です。動物病院へ直行し、直ちに処置してもらう必要があります。その後の経過は回復次第ということになります。飼い主も犬の異変に気付くので、ここまでの段階になることはまずないでしょう。

■犬を日焼けから守りましょう。対策方法は?

日焼けしやすい鼻や被毛の保護として、犬用日焼け止めスプレーが市販されています。散歩に出かける前に犬の体全体に吹きかけて、被毛の日焼けを防ぐ対策をしたいものです。とにかく大事なのは、長時間日光に直射さらされないように注意してください。アウトドアで山や海や川へ出かける時には、日なたを避け、必ずテントや建物の陰に犬をつないでおくようにしましょう。


洋服を着せることができる犬には服を着せて、体を紫外線から守ることをお勧めします。一日のうち最も紫外線の量が多くなるのは、正午前後と言われます。なるべくその時間帯の散歩や外出は控えるようにしましょう。こうして対策するなら犬を保護することにつながります。鼻の日焼け対策にもなりますね。

犬も被毛や鼻にまた、皮膚にも日焼けする危険があります。日頃から日焼けしないような環境や状況を犬に用意しましょう。もしも日焼けしてしまったなら、迅速に処置することにより深刻な事態とならないように十分注意し対策を行いましょう。

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