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犬の庭での放し飼いには要注意!気をつけたいことと法律の罰則について。


犬を庭で放し飼いにする場合に気を付ける法律と罰則について

bulldog in doghouse

halfmax.ru/shutterstock.com

犬を庭で放し飼いにするときには、国が定める動物の愛護及び管理に関する法律(通称:動物愛護法や動愛法)に定められた法律・基準や地方公共団体が定める動物の愛護及び管理に関する条例の内容に沿って注意する点がいくつかあり、怠った場合には罰則もありえます。

犬を庭で放し飼いにすることついて、この動物愛護法の中には「柵で囲われた自己の保有地以外の放し飼いは禁止」とあります。(ノーリードでの散歩もこれに含まれます!!)

中には広大な土地を持ち、その中で犬を自由に放し飼いにしている方もいるかと思いますが、原則として保有地内でも犬が保有地の外へ出てしまわないように柵や塀などで囲う責任があります。

他にも外で犬を飼育するにあたって様々な基準が設けられており、犬のしつけはもちろん、糞尿による悪臭や被毛の飛散防止に努めることや逸走(脱走)防止のための対策を万全にする、犬の鳴き声などで近隣に迷惑を掛けないようにするなどの責任があります。

今回の放し飼いに対する動物愛護法の基準には法律的な拘束力がないため違反に対する罰則はありませんが、地方公共団体の定める動物愛護条約には条約違反による罰則が定められています。

また、動物愛護法の法律の中にも「地方公共団体の措置(規制や罰則)」として罰則について定められています。

犬を庭で放し飼いにする場合の注意点

a cute dogs nose and tongue poking out of a hole in the fence licking and drooling

Annette Shaff/shutterstock.com

犬を庭で放し飼いにするということは、ここでは塀などで囲われた庭の中で鎖などに繋がず、犬が庭の中を自由に移動できる状態という定義とします。

庭を塀などで囲われていても、犬を放し飼いにするなら注意すべき点がたくさんあり、中でも特に迷惑なのが脱走と鳴き声(吠え)です。

この二つに関しても、愛玩動物に関する法律・条約には罰則が定められています。
条例に基づく罰則では、罰金や拘留、または過料といった罰則があります。

犬の脱走防止策を徹底しよう

Aggressive Rottweiler barking mad

Jan Mlkvy/shutterstock.com

いまだに、飼い犬による咬傷事故が日本各地で起きています。多くが自宅敷地内に塀を設け、放し飼いにされていた犬によるものです。
何の罪もない人が犬に襲われる不幸と、騒ぎを起こした犬の多くが警察官の発砲により命を落としている不幸を考え、飼い主は万全な注意をしなければなりません。

どの犬にも共通している部分がありますが、自宅敷地外にノーリードで出た犬は自由になった喜びよりは見知らぬ世界に戸惑って興奮してしまいます。

愛玩用の小型犬なら周囲の人の反応も異なるかもしれませんが、放し飼いにされている犬の多くは大型犬です。
女性や子供が甲高い声で騒いだり、警察や消防団が出動すると、犬は恐怖を感じ人を噛んでしまうことが多いのです。

一人噛めばさらに興奮が高まり次々に人を襲うことになりますが、犬が悪いのではありません。飼い主が犬を敷地外に出さないよう、十分に注意していれば防ぐことができるのです。

Purebred dog in a garden.

Ratikova/shutterstock.com

塀の種類にもよりますが、犬が地面に穴を掘って塀の外へ出てる・飛び越える・塀の破損・飼い主や来客の出入り口の閉め忘れなどが脱走の要因となります。

万全を期すには、庭の中でも犬の飼育スペースを限定し、二重柵を設けるなどの対策や放し飼いにせず長めの鎖などできちんとつないでおくと良いでしょう。
脱走防止策を怠れば、罰則を受けることもあります。

また、万が一の脱走に備えて首輪やマイクロチップを付けておきましょう。首輪には、狂犬病予防注射済票と鑑札を付けておくことが法律で義務づけられています。
保護されるとマイクロチップの有無や、済票と鑑札の登録番号から飼い主を探すことができるので必ず付けておきましょう。

なお、犬の登録と狂犬病に関しては”狂犬病予防法”という法律によって罰則も定められています。

犬の縄張り意識による攻撃性に注意

庭で放し飼いにしていると、犬は飼育スペースである庭と庭から見える範囲は自分の縄張りだと主張するようになります。

庭での放し飼いは飼い主の目が十分に届かず、犬は縄張りへ侵入しようとする来客や通行人に吠えるようになります。
通行人はただ通過するだけで吠えられたから立ち去るのではないのですが、犬にとっては自分が吠えることで通行人を追い払ったと勘違いします。

この繰り返しが犬にとっての自己報酬となり、通行人への吠えはどんどん悪化していき近所迷惑となります。攻撃性が増せば、来客や脱走時に人を噛むかもしれません。
対策を怠れば罰則を受けることもあります。

動物愛護の法律と条令

background of a person and a dog making a heart shape with the hand and paw toned with a retro vintage instagram filter effect app or action

Annette Shaff/shutterstock.com

動物愛護の法律と条令は人の生活を守るためであり、犬の生活を守るためでもあります。

法律や条令で基準や罰則が定められていますが、犬を飼う上で他人に迷惑を掛ける飼い方をしないのは当たり前です。

リードを付けずに散歩をしているのも他の人に迷惑ですし、法律・条令違反です!
「少しくらいなら大丈夫」とか「誰もいないから」という身勝手な理由で常識のない飼い方をすると、飼い主が罰則を受けるだけでなく、最悪何の罪もない犬が飼い主のしりぬぐいを負わされることもあります。

今一度、飼育方法や散歩中の振る舞いを見直しましょう。
飼い主のモラルが低下すれば飼育されている犬は、とばっちりを受けるだけで幸せにはなれないのです。

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