室内犬の放し飼いのメリット

Close up of happy puppy of labrador sitting on the white leather sofa

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家の中の状態を把握している犬であれば放し飼いで室内を自由に行き来できる飼い方は犬のストレスを解放させるメリットがあります。

自由に行き来できるため自分のテリトリーを犬が自分で決めることもできることから自分だけの空間作りを行うことができるのもメリットでしょう。

眠る場所や遊ぶ場所、日中居る場所や夜に居る場所など犬の気持ちの良いスペースを決めることができます。

また犬は人間に忠実な生き物ですのでご主人のもとに居たいという本能も持っています。

もしゲージなどで移動範囲が狭められてしまうと主人の元に居ることができずストレスを抱える可能性もあります。

とくに家族が団らんしているときそこに行けないのは寂しいことでしょう。

それで室内でも遮断されることなく自由に家中を行き来できる飼い方にはメリットがあるといえます。

室内犬の放し飼いのデメリット

Close-up photo of a Large Mixed Breed Dog howling. Partial profile of the head is visible.

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室内での放飼いにはメリットはあるとはいえ家中どこでも行き来できる状況は権勢症候群による無駄吠えやストレスを高めることになります。

この権勢症候群とは、犬が人間よりも上だと勘違いしてしまって権力を振るうようになりわがままに行動するようになる症状の事です。

そのため、自分の都合の良くないことが生じると無駄に吠え始めたりします。

例えば散歩に行きたくなって飼い主にアピールし始めますが、飼い主が動こうとしないと過剰に吠え始めて自分の願い通りになるまで吠え続けるという症状です。

このような権勢症候群は家中どこでも行き来できるような放飼い状態の犬に生じることが多いようです。

また、室内を自由に放飼いしていたために怪我や誤飲の原因となる危険物との接触が生じることもあります。

とかく家族が多く住む中では部屋ごと、空間ごとに様々な物が置いてありますし、犬が口に入れやすい場所や物であふれているといえるでしょう。

危険物との接触は避けられないといえます。

つまり家中どこでも行き来できる状態の放し飼いは悪い点ばかりで注意点がたくさんあります。

室内犬を放し飼いにするなら“限定的な放し飼い”にしよう

Dog in cage. Isolated background. Happy labrador lies in an iron box

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室内犬を家の中でどこでも自由に行き来してもよい環境を作り出すと、そうでない犬よりも悪影響を与えることが多くなります。

これはつまり、犬に対してある程度の活動スペースを決めてあげないと何らかの悪影響を与えてしまうことがあるということです。

かといって自由を完全に奪ってしまって、室内犬として飼育しているのに一日中ケージに閉じ込めておくのも良くありません。

当然ながら自由度が狭すぎるためにストレスになりますし、トイレも近い場所に設置されてしまうので不衛生にもなりがちです。

こういった飼育環境ではかわいそうですよね。

それで、自由過ぎず活動スペースを作り出す限定的な放し飼いをするのが理想的といえます。

これは家の中で一定の範囲内を指定して犬が自由に移動できるようにすることが理想的な飼育方法だといえるということです。

このような限定的な放し飼いを行うメリットは、犬が好む仕方で活動スペースを使い分けられるという点にあります。

ゲージの中だけでの狭い生活スペースではなくもっと犬の活動スペースが増えるなら、犬は自分で考えて行動するようになります。

考えて一日を過ごすということは脳を刺激することになり、知的好奇心や運動神経が養われていくことになります。

室内に居ながらにしてある程度の必要な運動も行えるというのは、散歩が必要でありながらもその時間が取りづらい飼い主にとってメリットとなるのではないでしょうか。

それで単にゲージの中に入れておいて家を汚されずに済ませる飼い主のエゴを通すよりも、犬にとってストレスを抱えない生活を遅らせてあげることの方が長い目で見てもメリットが大きいといえます。

犬はケージに閉じ込めておくよりもある程度の自由を利かせた飼い方のほうがストレス解消になるといえるでしょう。

室内で飼育をするために備えておいた方が良いもの

Portrait of golden retriever puppy sitting on the floor

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室内での飼育に欠かせないのはゲージです。

室内で放飼いにしないためにもまずは居場所を備えてあげるようにしましょう。

また行動範囲をある程度与えるにしても自分の帰る場所を作ってあげたほうが犬も行動パターンを作りやすいのでお勧めです。

このゲージは犬の大きさに合わせてサイズを準備してあげましょう。

子犬で飼い始めた場合でも成犬になったときの大きさに合わせてゲージを準備します。

ゲージは家族が集まる場所の付近に置いてあげると犬も家族が居るところでゆっくりできるので安心します。

またゲージの中には水をいつでも飲めるようなボウル等を用意してあげます。

トイレに関してはゲージの中でもすぐそばでも構いません。

トイレを準備し、吸収シートを敷いてあげると良いでしょう。

寒冷地ではヒーターは欠かせません。

ゲージが置いてある空間に暖房施設が備わっていればそれで十分ですがそうでない場合はゲージの近くにヒーターや暖房器具を置いてあげると寒い日でも快適にすごせるでしょう。

室内犬の場合は床材に注意を払ってあげる必要があります。

滑りやすいフローリングなどですと犬は滑りやすく足腰に負担を掛けながら歩くことになってしまいます。

それでカーペットを敷くのが犬にとっては快適な環境といえるでしょう。

とはいえカーペットは水分等の吸収性が高いため犬のよだれや排せつ物などの汚れを吸収してしまいます。

そのためカーペットはこまめに洗えるものにするのが理想的です。

しかし現実にはそうもいきませんので最初から洗えるカーペットやコルク系の床材を選ぶのが無難といえそうです。

さらに室内どこへでも行き来できるようにするなら別ですが行動範囲を指定するなら柵が必要になります。

柵は人間が行き来するため固定するわけにいきませんのでドアのように動かせるタイプのものを選びます。

もちろん市販のものから選ぶこともできますが自分で好みの形や費用で制作することもできますので、TRYしてみるのも楽しいかもしれませんね。

そしてぜひ用意してあげたいものはベッドです。

寝る場所は居心地の良いところを準備してあげたいですね。

またブラッシングするためのブラシも用意しましょう。

室内で飼育する場合の問題点は犬の抜毛です。

こまめに毎日ブラッシングしてあげないと家中に毛が舞うことになりかねません。

犬の被毛に合わせたブラシを準備して毎日コミュニケーションを図りながら楽しくブラシをかけてあげましょう。

情報提供元:mofmo
記事名:「愛犬を室内で放し飼いをするなら知るべき4つの注意点。