猫が好きな食べ物と好物は魚だけじゃない？
好物はドライ派？ウェット派？
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「猫にかつお節」という猫が好きな食べ物の代表はかつお節。猫の好物だと言われています。
キャットフードにもとても使われている猫の好物ですが、好きな食べ方も猫それぞれです。
キャットフードもドライフード派・ウェット派と猫によっては好きな食べ物の好物がわかれます。そのキャットフードも、魚がメインではなくチキン、ラムなどフレッシュな肉を使っているものも多くあります。
肉だって大好き
もともと野生の猫は、ネズミや小鳥が好物で食料として狩っていました。
猫は魚が好物と言われていますが、じつは猫が好きな食べ物は肉かもしれません。
キトン（幼児期～１２ヶ月の子猫）用フードもチキンやターキが主な原料となっているものが非常に多いです。
意外なことに、海苔も大好き
もちろんすべての猫ではありませんが、多数の猫が喜んで食べるのが海苔。
一度味を覚えさせると、それ以来においをかぐだけで喜んで飼い主のもとへ駆け寄り、催促……なんていうことも珍しくありません。
ただし、海苔にはミネラル分が多く含まれているのであげすぎには注意。尿結石のリスクが高まってしまいます。
また、あげるのなら焼きのりをあげてくださいね。味付け海苔は、猫にはよくありません。
実は、チーズだって大好きなんです
猫にはミルク……漠然と、そんなイメージをもっている人も多いかもしれませんね。
実は、乳製品の一つであるチーズも、猫の好物なんです。
その証拠に、猫用のフードには魚、肉と並んで、チーズをメインにして作られているものもあるほど。
一説には、昔飲んでいた、母親のミルクの味やにおいを思い出しているのではないかと言われていますが、今のところはっきりとはわかっていません。
ただし、猫用のフードとして売られているものは問題ありませんが、スーパーで普通に買えるチーズをあげる場合は量に気を付けてください。
チーズには塩分が入っているので、食べさせすぎると塩分過多になってしまいます。
猫に必要な高たんぱく質
猫が健康でいるために必要な栄養は、高カロリー高たんぱく質です。ネズミや小鳥は動物性たんぱく質に優れ猫に必要な栄養を満たしていたと思われます。
ネコ科の代表と言われるライオンは、野生では間違えなく肉が大好物ですよね。猫も犬と違い本来は食物繊維を必要とせず、肉と水のみで生きられるのです。
小さな頃に食べた物
「魚=猫が好きな食べ物」と結びついたのは、日本のように海に囲まれた島国であること。
近くにある港に行けば狩りをしなくても魚が貰えると猫が多く集まるようになったことや、人に飼われるようになり、好きな食べ物が魚の飼い主が猫に与えて食べるようになったことなど、諸説あります。
また子猫の味覚が発達する際に食べた物が、好きな食べ物になっているという猫は意外と多いのです。
国によって変わる猫の好み
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日本では、魚が原料のキャットフードが多くみられます。
これはもちろん、日本人が好んで魚を食べるから。
そして面白いことに、ニュージーランドではマトンのキャットフードが作られていますし、インドではカレーを好んで食べる猫も珍しくありません。
どちらも、もちろん、人間の食生活が影響していますよね。人の食べるものが猫の食べるものになり、それが猫にとっての好物として定着しているのです。
この傾向は世界中で見られ、たとえばギリシャやイタリアの猫はパスタを食べるし、アメリカの猫はピザや生クリームを好んで食べます。
地域性変わる猫の好み
日本やアメリカでは、猫用の魚の缶詰やキャットフードが多くつくられています。それは、日本人やアメリカ人は魚が好物だからだと言えるでしょう。
面白いことに、ニュージーランドではマトンの肉を材料にキャットフードが作られています。マトンは生後１２か月をすぎた羊のことです。
子羊であるラム肉は食用とされますが、マトンになると肉が硬くなり食料として食べないのでキャットフードの原料になるようです。
スイーツ系？健康志向な意外な好物
猫は、生クリームやチーズなどの乳製品も好きな食べ物です。
ただ、乳糖を分解する酵素をカラダの中に持っていないので、好物だからと人が食べる乳製品を与えるのはNGです。
塩分を摂りすぎて腎臓を悪くするほか、体内で分解できないので下痢をします。
欲しがる猫には猫専用の乳製品をあげましょう。他にも、納豆や茹でたブロッコリー、かぼちゃなど健康志向な好物を好きな食べ物の猫も多いようですね。
猫が好きな食べ物は、諸外国で変化するようですね。パスタが好きな食べ物の猫がいる国もあるようです。
好きな食べ物は飼い主さん似なのかもしれませんね。
