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最近話題の犬の預かりボランティアとは?活動内容とボランティアの魅力を紹介!


「犬の預かりボランティア」というシステムが最近話題になっています。しかし、里親との違いや活動できる人の条件・かかる費用など、預かりボランティアの詳細についてはあまり知られていません。

この記事では、一人でも多くの方に預かりボランティアの内容と魅力について知っていただくために役立つ情報をお伝えします。

犬の預かりボランティアとは

女性に抱っこされる犬

pixabay.com

犬の預かりボランティアとは、「保護犬を自宅で一定期間預かるボランティア」です。個人で動物保護センターや保健所などにいる保護犬を引き取って世話するのではなく、行政施設に登録するか、どこかの団体に属して犬を預かるのが活動内容です。

里親と間違えやすいかもしれませんが、明確な違いがあります。「犬の所有権は預かるボランティアにではなく、所属している団体にある」という点です。

預りボランティアは、引き取り先(里親)が見つかるまで団体から一時的に犬を預かってお世話をします。では具体的にどんな仕事や条件が関係するのか、ここから詳細に説明します。

ただ注意点として、これからご紹介するのは一般的な内容となります。団体や組織によって詳細が異なるため、登録を検討される際には必ず各団体に詳細をご確認ください。

条件

命を預かるわけですから、「犬への愛情があること」は絶対条件です。しかし、後のトラブルを防ぐためにも適切な飼育環境の条件を満たすことも求められます。

例えば、当たり前のことですがペット飼育可能の住宅に住んでいなければいけません。さらに、「室内飼育ができること」「脱走防止柵の徹底をすること」など、ただ住めるだけでなく安全な環境の提供も必要になります。

「同居している人全員が預かりボランティアに賛同していること」も必須条件です。家族の1人にどんなに預かりたい気持ちがあっても、家族や同居人の理解や協力がなければ、犬にとって快適な環境とはなりません。

預けられる犬は心身ともに傷を負っているケースが多いため、暖かく歓迎され、安心できる環境で迎えてあげることが大切なのです。

他にも、「犬の飼育経験があること」「面談や自宅の環境調査に応じられること」「預かった犬の様子をこまめに報告すること」なども条件として挙げられています。

費用

一般的に犬の飼育には初期費用で約50,000円、食費・医療費・美容費・雑費などで月々12,000円ほどかかるといわれています。そのため、経済的な不安から犬を迎えることを躊躇する方もいます。

確かに、預かりボランティアを始めるにあたり、経済的負担についてもしっかりと検討しておく必要がありますが、所属する団体と経費を分担できるため、個人で犬を飼育するよりはかなり負担が少ないです。

大抵、各種ワクチンの接種・去勢や不妊手術・病気や怪我による医療費などは団体負担となっています。受診前の相談や報告・提携病院での診療・立て替え後の請求などいくつかの縛りはありますが、高額になりがちな医療費を負担してもらえるのはありがたいです。

ボランティアの方が負担するのは、主に食費や雑費です。ゲージやクレート・リード・フードボールなど基本的な飼育グッズは、サイズが合うならお持ちの物を使用できますが、必要なら自腹での購入となります。まれに、団体所有のものを貸し出してもらえることもあります。

ペットシートやシャンプーなどの消耗品は、ボランティアさんがその都度用意する必要があります。

ドックフードは、犬の健康維持のためにも、団体が指定する銘柄の商品を購入することが求められます。他に、団体の会費として月々500円~1,000円ほどの経費もかかるので予算に入れておいてください。

期間

預かる期間は、基本的に里親が見つかるまでとなります。里親希望者のもとへ行ったものの馴染めずに帰ってくる場合もありますし、なかなか里親が見つからない場合もあります。そのため、長期戦になることも覚えておくべきです。

長く面倒をみればそれだけ愛情も湧きます。預かった犬が幸せな第二の人生を歩むのを見届けるのは、預かりボランティアにとって無情の喜びとなります。その一方で寂しさも大きくなるといえます。

ボランティア希望者の中には「長期は無理」「いつまで続くのか分からないのは嫌なので明確な期間を設定してほしい」という方もいらっしゃるでしょう。そのような方のために、数泊~1ヶ月という短期の預かりサービスを提供している団体もあります。いずれにしても、自分の希望や預かり可能期間を最初からしっかりと伝えることが大切です。

預かりボランティアの魅力

犬を抱っこする女の子

pixabay.com

犬の預りボランティアの魅力は、やはり犬との暮らしを楽しめることです。「年齢的に今から犬を飼うのは難しい」という方や「ペットロスで新しい子を迎える気になれない」という方など「犬を飼育するのは無理なものの犬がいない暮らしは寂しい」という場合に便利です。

一定期間だけでも犬が側にいて思いっきり愛情を注げることは、心の穴を埋めてくれる体験となります。また、散歩をすることによって暮らしにハリがでたり、犬のために役に立っているという自尊心が満たされることも大きな魅力です。

何より、心を閉ざした犬が人をもう一度信頼するようになったり愛情に応えるようになったりする姿を見る喜びは、大きな幸福感をもたらしてくれます。

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