犬の振り向きポーズはかわいい!
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「見返り美人」という言葉があるように、人が振り向いた際のポーズは対象をより美しく魅力的に見せるものです。
このことは犬たちにも当てはまります。犬を振り向きざまに撮影した写真は、通常の写真とは少し違った魅力と趣があります。
カラダは向こう側を向いているのに視線はカメラに向けられた構図になるので、何かいいたそうな雰囲気や、飼い主さんのことを待っているような印象になります。
飼い主さんたちの中には、かわいい見返りポーズの写真を撮りたいという一生懸命になっている方も少なくないでしょう。しかし相手は人間ではないので、なかなか意図通りの写真にならなかったり、そもそもカメラを構えているときにこちらを振り向いてくれなかったりするものです。
この記事では、犬たちの見返りポーズを誘発して上手に撮影するコツをご紹介します。コツを抑えるなら、きっと犬の見返り写真が撮れることでしょう。
犬に振り向きポーズをとってもらう方法
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犬の振り向き写真を撮るには、当然ですが犬たちにまず振り向いてもらう必要があります。
とはいえ、偶然犬が振り向くのを待つのは時間がかかります。そこで振り向くようにこちらから誘導する方法を学ぶと便利です。
まず大切なのは、撮影するための準備をしっかりしておくことです。カメラを用意するのはもちろんのこと、すぐにシャッターを押せるようにしていなければいけません。
声をかけて誘導
一番簡単な方法は、飼い主さんの声で振り向きを誘導する方法です。
犬が前方を向いている時、後ろから名前を呼んであげてください。大抵の犬は、「なーにー?」という顔でこちらを向いてくれることでしょう。
また、少しだけ大きな声を出すと犬たちもビックリしてこちらを向いてくれることがあります。こうすると驚いた表情が撮影できます。ただしこの方法は、やりすぎると犬たちにストレスを与えるので何度も行なうのはおすすめできません。
ですから基本的には、優しい声で呼びかけてください。
おやつを使って気を引く
おやつを使用する方法も効果的です。犬たちの中には、おやつの匂いや包装の音だけで敏感に反応してくれる子たちがいます。
そこで後ろからこっそりとおやつを出してみてください。見事に振り向いてくれる可能性が高いです。上手くいけば、とてもうれしそうな表情の振り向き写真が撮れるでしょう。
ただし、コツをつかまないと飼い主さんがおやつに触れた時点で感づかれてシャッターを切れない恐れもあるため、タイミングには要注意です。
おもちゃを使うのも手
おもちゃを上手に使うのも手です。音の出るおもちゃを使って後ろに注意を向けたり、逆に後ろを向かせるまでの間こちらから注意をそらすために使ったりできます。
後者の方法の場合、まず犬におもちゃを与えて遊んでもらい、その内に後方に移動します。そして注意がそれている間に、おやつで振り向くように誘導できます。
オシャレな振り向き写真を撮るコツ
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ここまで振り向き写真を撮る方法をご紹介しましたが、ここからはよりオシャレな写真を撮影するコツをご紹介します。
コツを押さえておくだけでかなり印象が変わりますので、要チェックです。
角度を意識する
まずカメラの角度が非常に大切です。飼い主さんの顔がどの位置にあるかで、犬が顔を向ける方向も異なってきます。
通常であれば見下ろすかたちの撮影になりますが、犬と同じ目線にしたり、逆に見上げるような写真が撮ると印象が変わります。
背景に気を遣う
背景を意識すると、より華やかで美しい写真が撮れます。もし背景にゴミや洗濯物などが写り込んでいると、どんなに犬のポーズがばっちりでも全体としての美しさは半減します。
逆に、背景が良い場所を選ぶだけで通常の2倍も3倍も良い写真が撮れるのです。
ピントは取る前から合わせる
振り向きポーズを逃さないためには、最初からカメラのピントを合わせておくのも大切です。
振り向いてからカメラを構えているようでは遅いですし、カメラを構えているものの、いざシャッターを押す時にピントが合っていないこともあります。
振り向き写真を撮るためには待つ必要がありますが、ピントを合わせたまま待つようにしましょう。
振り向きポーズを撮影するのは難しいですが、あきらめなければ必ず良い一枚が撮れるでしょう。是非、チャレンジしてみてください。