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柴犬はしつけが難しく飼いづらいって本当?初心者が柴犬を選ぶ時のポイントとしつけ方のコツとは?


柴犬の性格と特徴

柴犬

pixabay.com

柴犬は日本を代表する古代犬種で、縄文時代早期には、小動物を捕まえる狩猟犬として人間の側で生活していました。自然交配で繁殖してきた犬種で、現在でも日本オオカミのDNAが色濃く残っています。

日本原産、狩猟犬、オオカミのDNAと聞くと、いかにも難しそうな犬と思われたでしょうか?確かにそうです。柴犬の性格は、誰でも簡単にしつけられるものではありません。しかし、気難しい訳でも飼いづらい訳でもありません。

一筋縄ではいきませんが、魅力的な柴犬の代表的な性格を3つ紹介します。

飼い主に忠実

柴犬は、自分がリーダーと認めた飼い主にはとても忠実です。その人の指示は絶対に守り、誠実な態度で服従します。

情にもあつく、信頼した相手には心を開いて、たっぷりの愛情を表してくれます。尻尾を振って気持ちを伝えてきたり、身体を寄せて甘えてきたり、一心に見つめて無垢な愛を注いでくれます。

柴犬に認められた飼い主さんは、飼い主冥利につきるほど、忠実で愛情たっぷりに自分を慕ってくれる家族を持つことができるのです。だからこそ、柴犬には世界中に烈々なファンがいるのです。

警戒心が強く勇敢

野生色が強い柴犬は警戒心がとても強く、知らない人や物に対して鋭く反応し、必要と判断すれば容赦無く攻撃します。自分より大きな相手でも、一歩もひるむことなく向かっていく勇敢さも持ち合わせています。

この性格は番犬としては非常に頼もしい特質なのですが、ペットとしては問題になってしまうこともあります。突拍子もないことをする子供や、動きの読めない他の動物を怪しいと判断して攻撃したり、散歩ですれ違う犬や人に警戒心むき出しにしたり、家に来る人に吠えたりしてしまうことがあるからです。

独立心が強い

柴犬は、自分の意思やテリトリーをしっかり持っています。ですから、自分がリーダーと認めていない人の指示には従いませんし、明確な主従関係が築けていなければ、飼い主の指示でもあえて無視することさえあります。

「とりあえず指示を聞いておこう」という感覚は柴犬にはありません。「自分はこうしたいけど、リーダーがそれを望むなら従います」という思考なので、柴犬をコントロールするには、飼い主の強いリーダーシップと、柴犬に認められる深い信頼関係が必要になります。

他の動物や人との距離感も必要で、大好きな飼い主さんであっても、時には少し離れて一人の時間を大切にしたい犬種です。ベタベタ触られるのも苦手で、抱っこしたりナデナデしたり、スキンシップを常にとっていたい人にはむきません。そのかわり留守番は得意で、単身家庭や共働き家庭でも寂しい思いをさせないですみます。

さらに、柴犬は自分のテリトリーを大事にするので、おもちゃなどを他の犬と共有するのも嫌いますし、自分だけの居住スペースが確保されないと攻撃的になってしまうこともあります。ですから、多頭飼いや狭小スペースでの飼育はむきません。

初心者が柴犬を選ぶ際のポイント

子犬

pixabay.com

上記で解説した柴犬の性格からお分かりのように、柴犬はしつけにくく、初めて犬を飼う方だと苦労する面があります。

しかし、柴犬は非常に賢く忠実なので、飼い主であることをきちんと認めさえすれば指示もすぐ覚えますし、きちんと従う飼育しやすい犬種でもあります。

そこで、「犬を飼うのは初めてだけど、柴犬が飼いたい」と思っている方にお伝えしたいのは、初心者でも柴犬を飼育することは可能なことと、飼いやすいタイプの柴犬を選ぶことです。

どの犬種にもいえることですが、犬種ごとの特徴や代表的な性格があっても個体ごとに性格は異なります。ですから、警戒心や独立心が強くない、穏やかな性格の柴犬を選んでください。しかも、しつけやすい子犬の中から選ぶことをお勧めします。

子犬であっても、個性は随所に見られます。他の犬たちと仲良く遊べているか、ビクビクしていないか、攻撃的では無いかなどをよく観察したり、ブリーダーさんやお世話をしている人に聞いたりして、持って生まれた性格をできる限り見極めて、初心者でも飼いやすい性格の柴犬を選ぶようにしましょう。

顔やスタイル、血統も大事ですが、一緒に暮らすには性格の良さが一番です。


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