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猫に豆腐はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!


猫に豆腐を与えても問題ない?

カッティングボードの上に乗っている豆腐

Mikhailov Studio/shutterstock.com

豆腐は、大豆の搾り汁を凝固剤で固めて作った加工食品で、古くから中国や東南アジアで食されています。日本でも、様々な料理に豆腐が使われており、身近な食材の一つです。

豆腐には、たんぱく質や脂質など、健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれています。また、高たんぱく・低カロリーであることから、ダイエット食品としても人気の食材です。

基本的に、猫に豆腐を与えても問題ありません。ただし、猫に与えていいとされている豆腐は、「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」だけです。与え方や量に注意して猫に豆腐を与えるなら、猫の健康をサポートする上で、ある程度の効果を期待することができるでしょう。

猫に豆腐を与えてもいい量

ごはんを食べている猫

Okssi/shutterstock.com

猫に豆腐を与えてもいい量については、残念ながら明確な情報はありません。しかし、猫は本来肉食動物なので、植物性の栄養素の消化を苦手とします。そのため、猫に豆腐を大量に与えたり、継続的に与え続けるなら消化不良を起こす可能性があるので、与える「量」には注意する必要があります。

また、豆腐だけでは、猫に必要な栄養素全てを補うことはできません。ですから、猫に豆腐を与える場合は、あくまでメインのごはんの「トッピング程度」にとどめておくようにしましょう。

子猫の場合

生後12カ月未満、体重1kg未満の子猫の場合、消化器官機能が未発達なので特に注意が必要です。

子猫に離乳食を与えるときは、目安として、小さじ1杯程度の豆腐をメインのごはんに混ぜて与えることができます。それ以上与えると、消化不良を起こす可能性があるので注意が必要です。

成猫の場合

生後12カ月~7歳、体重3~5kgの成猫に豆腐を与える場合も、与え過ぎには気をつけてください。

目安として、大さじ1杯程度の豆腐をメインのごはんにトッピングしたり、手作りごはんに混ぜて与えることができるでしょう。

老猫の場合

シニア期に入ると、老化に伴い消化器官が弱ってくるので、子猫同様、注意が必要です。

豆腐はやわらかく、比較的消化しやすい食べ物ではありますが、消化器官に全く負担がかからないわけではありません。ゆえに、老猫に豆腐を与える場合も少量だけにとどめておきましょう。

猫に豆腐を与えることで期待できる効果

美味しそうな木綿豆腐

AN NGUYEN/shutterstock.com

豆腐の脂質に多く含まれている「リノール酸」は、血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす作用があります。そのため、高血圧の予防や動脈硬化の予防に効果が期待できます。

また、豆腐の原料でもある大豆には「サポニン」という抗酸化作用を持つ成分が含まれています。この成分は、活性酸素の働きを抑制するので、免疫力アップや老化防止に効果的です。

さらに、大豆には「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。大豆イソフラボンにも抗酸化作用があり、骨粗鬆症の予防やガン予防、老化防止に効果があるとされています。

猫に豆腐を与えるときの注意点

豆腐が冷たいままだと消化に悪く、お腹を壊してしまう可能性があります。ですから、猫に豆腐を与える場合は、常温に戻したものか茹でたものをペースト状にして与えるようにしましょう。

また、醤油や薬味などを加えて猫に与えるのは絶対にNGです。猫に豆腐を与えるときは、豆腐のみを与えるようにしてください。

さらに、豆腐には凝固剤である「にがり」が使用されています。この「にがり」の主な成分は、塩化マグネシウムです。塩化マグネシウムはミネラルの一つですが、過剰に摂取してしまうと、腎臓機能の低下や泌尿器系のトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、猫に豆腐を与える場合は、与える回数や与える量に気をつけなければいけません。

加えて、猫によっては、大豆アレルギーを持つ子もいるので注意が必要です。猫に初めて豆腐を食べさせるときは、ごく少量だけ与え、様子を見るようにしましょう。万が一、下痢や嘔吐など何らかのアレルギー症状が出た場合には、すぐに動物病院に連絡し獣医師に相談してください。

おからや豆乳は与えても問題ない?

ボウルに入っているおから

haru/shutterstock.com

豆腐を作る過程の中で使用される豆乳や、豆乳を搾った際に残るおからなどは、猫に与えても大丈夫なのでしょうか。

豆乳は大豆を原料としているので、少量であれば猫に与えても問題ありません。ただし、「調整豆乳」は、砂糖や塩、香料などが加えられているので、猫には与えないでください。猫に豆乳を与える場合は、必ず大豆のみで作られた「無調整豆乳」を選ぶようにしましょう。

おからも基本的には猫に与えて問題ありません。普段の食べているキャットフードにトッピングしたり、手作りおやつに混ぜて与えることができるでしょう。

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