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犬用シャンプーと猫用シャンプーに違いはある?専用のものを使った方がいい理由を解説


はじめに

犬用シャンプーを猫に、または猫用シャンプーを犬に使ってはいけないのでしょうか?犬と猫の両方を飼っている人は、どちらにも同じシャンプーを使うことができれば面倒でなくていいなと思うかもしれませんね。

今回は犬用シャンプーと猫用シャンプーの違いについて調べてみましょう。専用シャンプーとあるだけに何か違いがあるのでしょうか?さらに人気の犬用シャンプー、猫用シャンプーを紹介するのでシャンプー選びの参考にしてください。

ペットとシャンプー

シャンプーしてもらっている犬

andriano.cz/shutterstock.com

人間に飼育されることのなかった時代に犬猫はシャンプーをすることはありませんでした。人間に飼育されるようになった今、犬猫にシャンプーをすることは必要なのでしょうか?

犬にシャンプーは必要なのか

犬の飼育についての情報を見ると、月に何回シャンプーをしたほうがいいかについて述べられていることが多々あります。犬は全身を被毛に覆われているので、被毛が汚れるとだんだんとニオイが強くなってきます。猫とは違って毎日散歩で外に出るので被毛を清潔に保つためにシャンプーをする必要があります。

被毛の汚れを放っておくと皮膚病にかかってしまうこともあるので、月に1回から2回の頻度でシャンプーをすることがすすめられています。犬種によってもちがいますが、被毛が長いと汚れやすくなるので短毛種に比べるとシャンプーの回数が多くなるでしょう。短毛種の場合は濡れたタオルを絞って優しく拭く程度でいいかもしれません。

外に出ると被毛が汚れるだけではありません。ノミやダニを付着させて帰ってくることもあります。そのため、ノミやダニを除去するための薬用シャンプーを使う必要もあるでしょう。

犬の被毛を清潔に保って皮膚病を予防するためにも定期的なシャンプーが必要だということが分ります。

猫にシャンプーは必要なのか

猫にシャンプーをすることは基本的に必要ありません。猫は自分でグルーミングをして被毛をきれいにするからです。猫の舌にある突起は被毛の汚れをしっかりと取り、もつれをほぐす効果があります。

きれい好きな猫は1日の半分近くをグルーミングに費やしているとも言われています。そのためわざわざシャンプーをする必要はないと言えます。

ではなぜ猫用のシャンプーがあるのでしょうか?長毛種の中にはグルーミングが十分にできないため、シャンプーをして被毛を清潔にしてあげる必要がある子がいます。また、体調不良や高齢のために自分でグルーミングができなくなることがあります。さらに皮膚病になったときに薬用シャンプーを使うと効果的でしょう。

しかし、基本的に猫は水に濡れることを嫌う動物です。水に濡らそうとすると極端に嫌がって暴れる子もいます。シャンプーすることが猫のストレスになってしまうこともあるので、必要がないのにシャンプーをするのはやめたほうがいいと言えるでしょう。

さらに、猫は被毛を乾かす時に使うドライヤーの音を嫌がることが多いです。もともと大きな音を苦手としているので、ドライヤーの音にビックリして怖がるということがあります。その場合せっかくシャンプーがうまくいっても、乾かすのが大変になってしまうでしょう。

犬用シャンプーと猫用シャンプーの違いについて

犬にシャンプーを渡している猫

Iryna Kuznetsova/shutterstock.com

犬用シャンプーと猫用シャンプーには違いがあるのでしょうか?よく調べてみると多少の違いがあることが分りますよ。

猫は弱酸性、犬はアルカリ性

猫は弱酸性ですが、犬はアルカリ性です。猫と犬では皮膚のPHが違うので、このことを考慮してシャンプーの成分が決まることがあります。人間の皮膚も弱酸性なのでどちらかと言うと猫の皮膚に近いということが分りますね。

犬のシャンプーを猫に使うと刺激が強すぎるようです。犬のシャンプーが余ったからと言って猫に使うのはやめましょう。猫用シャンプーは犬用シャンプーに比べて低刺激なので、犬に使ってはいけないというわけではありませんが、あまり効果を期待することができないという見方もあります。

やはり、犬猫それぞれの皮膚の質に合わせて成分の調整がされているので、専用のものを使ったほうがいいと言えるでしょう。

犬用シャンプーは猫が不快に感じることがある

犬用シャンプーを猫に使うのは、皮膚のPHが違うだけでなく、犬用シャンプーには猫が不快に感じるような成分が入っていることが多いと言われています。

例えば犬用シャンプーには香料が入っています。我が家の犬用シャンプーはココナッツの香りがします。この香料ですが、猫はあまり得意としていません。

単独で狩りをする習性があった猫は、自分のニオイを消すことによって獲物に自分の存在を気付かれないようにします。猫はきれい好きだと言われていますが、暇さえあればグルーミングをして毛並みを揃えていますよね。実はグルーミングをしながら自分のニオイも消しているんです。

それに比べて犬には強い体臭があります。その体臭を消すために香料が含まれているシャンプーが多いようです。これを猫に使うと、シャンプーのニオイが気になって不快に感じてしまいます。そのため、早くこのニオイを消そうとして体を舐める頻度が上がってしまいます。

また過度のグルーミングによって被毛にハゲができたり、毛をたくさん飲み過ぎてしまったりする可能性もあります。

犬用シャンプーには香料の他にもハーブや精油など猫が不快に感じる成分が含まれていることが多いので、猫に犬用のシャンプーを使うのはやめましょう。せっかくきれいにしてあげようと思っているのに、猫は不快に感じてストレスになってしまいます。

犬猫兼用のシャンプーなら大丈夫

どうしても同じシャンプーを使いたいという場合は、犬猫兼用のシャンプーを探すようにしましょう。兼用であれば気にせずに大胆にシャンプーを使うことができます。

しかし、猫のために刺激が少ない成分が使われているので、ニオイが気になる犬の場合は少し物足りないかもしれません。

犬猫兼用のシャンプーはどちらかというと毛並みを整える効果を重視しているようです。猫は汚れをゴシゴシ落とす必要がありませんから当然ですよね。低刺激なものが多いので安心して使うことができるでしょう。犬の場合は兼用のシャンプーに加えて犬用のゴシゴシ洗えるシャンプーを別に用意しておくといいかもしれませんね。

皮膚病に効果がある薬用シャンプーにも犬猫兼用のものがあります。兼用なのでどちらにも使えて便利ですね。シャンプーを犬猫で使い分けるのが面倒だという人にはありがたい商品です。

人気のある犬用シャンプー4選

犬の目の前に置かれた犬用シャンプー

Africa Studio/shutterstock.com

では、人気のある犬用のシャンプーをご紹介したいと思います。

1.薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー(フジタ製薬)

薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーは、動物病院やトリミングサロンでもおすすめされる薬用シャンプーです。愛犬の被毛と皮膚をきれいにすることに加えて、殺菌や消臭効果も期待することができます。

低刺激なので敏感肌の愛犬にも安心して使用することができ、フケや痒みを予防・改善することもできます。

薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー/Amazon

2.ティーツリーシャンプー(A.P.D.C)

ティーツリーシャンプーは、日常的に使うものなので、より安心で安全なシャンプーを作ろうということで開発されたシャンプーです。

オーストラリア産の無農薬植物オイル「ティーツリー」は高い殺菌力を持っていて愛犬の被毛と皮膚をしっかりとケアします。ユーカリやシトロネラなどの天然オイルも使用しており、消炎、消毒、消臭、防虫などの効果も期待することができる愛犬にやさしいシャンプーです。

ティーツリーシャンプー/Amazon

3.ノルバサンシャンプー(キリカン洋行)

ノルバサンシャンプーは、動物病院でのみ取り扱われていたシャンプーですが、最近ではネットショップで購入することができるようになりました。

低刺激で愛犬に優しいシャンプーですが、殺菌力や消臭効果は非常に高いのが特徴です。湿気の多い時期に繁殖しやすい細菌やカビから愛犬の被毛や皮膚を守ることができます。被毛を美しく保ち、ふわふわとした仕上がりになりますよ。

ノルバサンシャンプー/Amazon

4.薬用スキンケアリンスインシャンプー(ジョイペット)

薬用スキンケアリンスインシャンプーは、バクテリアを殺菌し愛犬の皮膚と被毛を守る薬用シャンプーです。

リンスインシャンプーなので仕上がりもサラサラ、愛犬の美しい被毛を保ちます。刺激の強い成分を使っていないので、敏感肌の犬でも安心して使用することができます。

ほのかなフローラルの香りがしますが、控えめなので愛犬が嫌がることはないでしょう。値段もそれほど高くないのでお財布にもやさしいですよ。

薬用スキンケアリンスインシャンプー/Amazon

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