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ノルウェージャンフォレストキャットはどんな猫?ブラッシング方法や抜け毛対策を解説


ノルウェージャンフォレストキャットはどんな猫種?

フサフサな毛をしたノルウェージャンフォレストキャット

Eric Isselee/shutterstock.com

ノルウェージャンフォレストキャット(Norwegian Forest Cat)は、”ノルウェーの森の猫”という意味を持つノルウェーを原産とする大型の猫種です。

人間の手によって品種開発された猫種ではなく、昔からノルウェーの森で自然と共に暮らしていた猫なので、北欧の自然環境が厳しい国ノルウェーに適合する身体的な特徴を備えているのが特徴的です。

大きさ

ノルウェージャンフォレストキャットのオスの平均体重は4.5~7.5㎏メスは3~3.5㎏程度と言われています。

一般的な成猫の平均体重は3~5㎏程度なので、大型の猫種であることが分かるでしょう。このようにオスもメスも大きく、骨太で筋肉質の脚をもち、がっちりした体型をしています。

被毛・毛質

ノルウェージャンフォレストキャットの一番の特徴と言えば、厳しい寒さを乗り越えられるよう厚手の二重のダブルコートの被毛を備えていることです。

ダブルコートは、内側の毛の密度が高くて柔らかい被毛をしており、外側の毛は硬めで長く、防水性のある被毛をしています。

被毛は耳の先から足の先、尻尾の先まで身体全体にびっしりはえているので、とてもボリューム感と長さのある見た目をしています。

さらに、被毛に触れるとまるでビロードのような弾力のある手触りをしているのも魅力となっています。

大きな身体にゴージャスな被毛を持つノルウェージャンフォレストキャットは、迫力満点で、人を惹きつける魅力のある猫種として注目を集めています。

ブラッシングが欠かせないノルウェージャンフォレストキャット

ブラシと大量に抜けた猫の毛

Anton Gvozdikov/shutterstock.com

一般的に猫はセルフグルーミングをする生き物です。それはノルウェージャンフォレストキャットにも通用することで、セルフグルーミングをします。

しかし、注意しなければいけないことがあります。それは「毛球症」という病気です。

毛球症の予防対策は、飼い主さんによるブラッシング欠かせません。では、毛球症とはどのような病気なのでしょうか?

猫の「毛球症」とは?

猫はセルフグルーミングをすると、その舌でたくさんの毛を飲み込んでいます。毛は胃の中で塊になりますが、定期的に口から吐き出したり、腸に流して便と一緒に体外へ排出しています。

ところが、猫の中には胃の中に入った毛がうまく排出されずに、消化器官の中で溜まってしまい、嘔吐や下痢、食欲不振などの症状を引き起こします。このような症状が「毛球症」と呼ばれています。

ノルウェージャンフォレストキャットは長毛種である上、たくさんの被毛があるため、セルフグルーミングをしている際、通常の猫よりも多くの毛量を飲み込んでいます。飲み込む毛の量が多ければ多いほど毛玉ができやすく、毛球症になりやすいので注意が必要です。

しかし、セルフグルーミングは猫が持つ習性のひとつなので、やめさせることはできません。

ですから、毛球症の予防対策として、飼い主さんが普段からこまめにブラッシングをして余分な被毛を取り除いてあげることで、愛猫が毛を飲み込む量を減らすことにつながります。

また、こまめにブラッシングをすることは、皮膚の血行促進につながるので健康維持にもなりますし、愛猫とのコミュニケーションやスキンシップを図る良い機会ともなるので、是非、積極的にブラッシングしていくようにしましょう。

猫用のブラシの種類と使い方

猫用のスリッカーブラシ

Levent Konuk/shutterstock.com

猫用のブラッシングアイテムには、「コーム」「スリッカーブラシ」「ラバーブラシ」「ファーミネーター」の4種類あります。

それぞれ異なった特徴があるので、愛猫の好みやブラッシングする部位によって使い分けることが大切です。

特に長毛種であるノルウェージャンフォレストキャットは、こまめにブラッシングをする必要があるので、愛猫の負担とならないアイテムを選んであげましょう。では、それぞれの特徴をみてみましょう。

コーム

コームとは、いわゆる櫛(くし)のことです。粗い目と細い目の両方が付いているアイテムもあり、用途によって使い分けることができるので重宝するでしょう。

主に粗い目の方でブラッシングを行えます。完全室内飼いをしていればノミなどの心配はほとんどないと思いますが、細かい目はノミ取りに役立ちます。

短毛種の猫の場合は、コームだけで充分抜け毛と取り除くことが可能ですが、ノルウェージャンフォレストキャットのような長毛種の猫の場合は、主に毛玉を取り除くときにコーム使うことができるでしょう。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシは、主に長毛種の猫に必要なブラッシングアイテムです。

長毛種の猫の場合、まずコームで毛玉を取り除いてから、スリッカーブラシを使ってブラッシングをすることができるでしょう。

毛玉になりにくい子であれば、コームは使わずに、スリッカーブラシだけのブラッシングでも特に問題ありません。

スリッカーブラシには刺激が強いものや弱いものなど、さまざまな種類が市販されていますので、愛猫の好みに合ったものを選ばれることをおすすめします。

ラバーブラシ

スリッカーブラシの代わりに、シリコン素材のラバーブラシを使ってブラッシングすることもできます。

ただし、ラバーブラシは摩擦が大きいというデメリットがあることを念頭に入れておきましょう。

ファーミネーター

ファーミネーターは、特殊な刃で毛を絡めて取り除いていくブラシです。

抜け落ちる不要な毛だけを絡めとるために使えるアイテムですが、皮膚の弱い子にはダメージを与える可能性もあるので注意しましょう。


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