猫の間抜けなしぐさのまとめ

猫の癒される顔

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猫を飼っていると、思わず「クスっ」と笑ってしまうような間抜けなしぐさや表情を見せることがあります。もちろんインターネットの動画でもたくさんの間抜けで面白い動画を見ることができますが、我が家の愛猫がそんな姿を見せてくれると飼い主としてはうれしくなりますよね。

今回は猫の間抜けなしぐさについてまとめました。

「こんな間抜けなしぐさ見たことある!」と思わず笑ってしまうようなものがあるかもしれませんね。間抜けで笑ってしまうようなしぐさには、いろいろな猫の気持ちが表れていることもあります。どうしてそんなしぐさをするのかについてもまとめますので参考にしてくださいね。

舌を出しっぱなしの猫

間抜けな猫の顔

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時々、愛猫が舌を出しっぱなしにしてボケっとしている時があります。「出した舌はちゃんとしまいなさい!」と突っ込みたくなるほど間抜けな表情をしていて、見ていると笑ってしまいます。本人は舌が出ていることをまるで忘れてしまっているかのように気にしていないんです。

猫はリラックスしている時に、舌の筋肉が緩んで口から出てしまうことがあるようです。猫はもともと警戒心が強い動物ですが、飼い主との生活に慣れて安心しきっているころにそうなることが多いようです。居心地がいい証拠ですし、飼い主に懐いていることの証拠でもあるので、間抜けな表情をしていても許してあげましょうね。

また、毛繕いで舌が疲れてしまって垂れているということもあります。猫は1日の3分の1は毛繕いをしていると言われており、舌を使って体の汚れを落としています。

犬のようにお風呂に入れることはほとんどありませんが、自ら舌を使って毛繕いしているので被毛はとてもきれいです。体をきれいにするために舌でペロペロしているので、たまに疲れてしまうのでしょう。

ヒマラヤンやペルシャのような顔が平たくてブサ可愛いと言われる猫種は、顎が小さいので舌が出やすいとされています。小さな顎に舌が収まりきらないことがあるのでしょう。力が抜けてリラックスすると舌がポロリと出てしまうようです。

いずれにしても病気ではないので、舌をしまい忘れた間抜けでかわいい表情に癒されてくださいね。

「臭いっ!」と言っているような表情の猫

臭い?

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飼い主の足の裏や靴下のにおいをクンクンと嗅いだ後に、口を開けたまま何とも言えないような表情をしていることがありませんか?

まるで「臭いっ!」とでも言っているような間抜けな表情で固まってしまいます。「失礼な奴だ」と思いながらも、その間抜けな表情を見て笑ってしまうことがありますよね。

実はこれ、猫だけではなく馬やトラなどの哺乳類にも見られる「フレーメン反応」という生理現象なんです。猫には前歯の裏側にヤコブソン器官という嗅覚器官があり、唇を引き上げることによってにおいを集めているんです。しかめっ面をしたような何とも言えない間抜けな表情ですが、臭いからというわけではありませんよ。

通常はこのフレーメン反応によって発情期のメス猫のフェロモンを感じ取ることができたり、マーキングのにおいを確認したりすることができると言われています。飼い主の足の裏や靴下のニオイを嗅いでフレーメン反応を示している場合は、それが大好きな飼い主のものかどうかを確認しているということになります。

飼い猫の場合は、家の中の自分のテリトリーにあるもののニオイを嗅いで、危険なものがないかどうかを確認していることもあります。ニオイを嗅いでは口を開けて固まった表情をしていることがあるかもしれませんね。

それにしても足のニオイを嗅ぐたびにこんな微妙な表情をされると、本当は臭いんじゃないかと心配してしまいます(笑)

狭いところに入り込む猫

出られない…

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猫って狭いところに入り込むのが好きですよね。「よくそんなところに入れたな」と思うような狭いところでじっと過ごしていることもあります。我が家の猫は冷蔵庫と壁の間の小さな隙間に入り込んで出てこなくなったことがありました。狭過ぎたためか、変な体勢のままじっとしていたのですが、その様子があまりにも間抜けに見えて笑ってしまいました。

猫が狭いところに入るのは、敵から身を守るための本能的な行動だと言われています。特に警戒心の強い猫は、狭いところに入って顔を外に向けて体勢を整えているのがわかります。ただし、狭すぎて方向転換ができないと大変なことになってしまいますね。そうなるとさらに間抜けな姿をさらすことになります。

猫は狭いところに入ると安心することがあります。安心できる場所にじっとしていることによって気持ちを落ち着かせることができますし、体力の回復もできます。もしかしたらストレスが溜まっていて、一人で落ち着ける場所を探していたのかもしれませんね。

猫が狭いところに入っている時は無理に外に出さないようにしましょう。遊んでいるならいいですが、ストレスを感じていて放っておいてほしいかもしれません。危険な場所でなければそっとしておいてあげましょう。

長時間入ったまま出てこない場合は、体調不良が原因かもしれないので様子を確認してください。場合によっては動物病院に連れて行く必要があるかもしれません。

高いところに登ったものの降りられなくなった猫

降りられない猫

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猫は高いところも大好きですよね。友人宅の猫たちは3匹揃って本棚の上にいることがあります。上から見下ろしてなかなか下には降りてきません。出窓が好きでそこから離れないという猫もいますね。出窓からだと外の様子も高いところから見下ろせるので気分がよさそうですね。

猫が高いところを好むのは、やはり安全な場所だからだといわれています。他の動物が登ってこれないので、安心して過ごすことができるパーソナルスペースになるのでしょう。敵に襲われないように本能的に高いところに登ります。高いところをものともせずにジャンプして上る姿は運動神経が良くてかっこいいですよね。

しかし、中には高いところに登ったものの降りることができなくなる猫もいます。家の中でそうなることは少ないかもしれませんが、屋外では高い木の上に登って降りられなくなったというケースがあります。

降りることができずに困っている様子は間抜けに見えてしまいますね。どうしていいかわからずに固まってしまう猫や、パニックになる猫もいます。

家の中だと、本棚に登って降りられなくなるということがあります。我が家の猫は本棚から降りるときにカーテンにしがみついて爪痕を残してくれたということがありました。腰が引けた格好でおそるおそる降りてきた様子は間抜けでしたよ。もちろんその後は段差を作って本棚に登りやすいようにしました。

猫が高いところから降りることができなくなった場合は助けてあげましょうね。もしかしたら犬に追いかけられて逃げるために登ったのかもしれません。その場合は犬を追いやって猫が安心できるようにしましょう。急に触るとビックリして引っ掻いてくる可能性があるので、ゆっくりと声をかけながら救助するようにしましょう。

野良猫が屋根の上や高い木に登って降りられなくなるということもあります。実に間抜けな話ですが、野良猫の場合は自力で助けるのが難しいですね。手をのばしても逃げたりパニックになったりで助けるのが難しいです。この場合は地元のボランティア団体、または消防署に助けを求めましょう。

香箱座りで目がトロンとしている猫

手足を隠して寝る猫

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前足と後ろ足を折りたたんで体の下にしまって座っている様子を見たことがあるでしょうか?この座り方を香箱座りといいます。手足をきれいに隠して、まるで香箱のように見えるのでそう名付けられました。この座り方は野良猫には見ることができない、飼い猫特有のものです。

手足を隠して座っているので、とっさに行動することができない座り方ですが、これは猫が完全に安心してリラックスしている時の座り方なんです。猫はリラックスしていると眠気を感じるのでしょうか、目がトロンとしている時があります。油断して隙だらけの愛猫が目をトロンとさせている時の姿は、可愛らしくも実に間抜けに見えるものです。

香箱座りをしながら目をトロンとさせ、ウトウトとしてしまう猫もいます。頭をコクンコクンととさせて舟をこいでいる様子は実に間抜けですよ。「まったくのんきな奴だな~」と思いながらもうらやましくなることがあります。

香箱座りをしている猫を驚かせることはしないでくださいね。安心しているからできる座り方です。猫との信頼関係が上手に築けていることの証拠なので、静かにじっと見守ってあげてください。ちょっかいを出してくれぐれも信頼関係を壊してしまわないように注意しましょう。

香箱座りをしてじっとしている時間があまりにも長い時は、猫の体調がよくない可能性もあります。いつもより元気がないと感じたら猫の様子を観察するようにしましょう。食欲がなくて運動もしたがらないという場合は動物病院に連れて行って診察を受けるようにしましょう。

着地に失敗した猫

ジャンプに成功するかな?

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自慢のジャンプ力で高いところに登り、降りるときも着地をばっちりと決める猫には100点満点をあげたいですよね。でも、時々着地に失敗して恥ずかしい思いをする猫もいます。そんな時はたいてい毛繕いをするのですが、それがなんだか誤魔化しているかのようで、とっても間抜けなしぐさだなと笑ってしまいます。

着地に失敗して人の目を気にしているかのような間抜けな猫ですが、毛繕いをするのは誤魔化しているからではありません。これは転位行動とも呼ばれていて、失敗した後の緊張やストレスを抑えるための行動だそうです。猫も緊張するんですね。そして毛繕いをして気持ちを落ち着かせているんですね。思わずクスっと笑ってしまいます。

高いところから落ちた時は、ケガに注意しましょうね。猫は体がやわらかくて軽い身のこなしで着地することがありますが、失敗したときはそれなりの衝撃を受けているかもしれません。捻挫や脱臼をしてしまうことがありますし、下手をすると骨折ということもあります。着地失敗の後は歩き方などをチェックしてケガをしていないかどうか確かめてください。

猫は高いところに登るのが得意ですが、飛び降りる際の着地にはリスクが伴います。あまりにも高いところから飛び降りるとケガをする可能性があるので、家の中であれば段差をつけてあげて無理なく降りることができるようにしてあげましょうね。あまりにも高いところからの着地失敗は、間抜けだと笑っているどころか大惨事につながってしまいますよ。

あくびをしているときの顔

あくびをする猫

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飼い主の目の前で思いっきりあくびをする猫もいますよね。実にのんきで間抜けな顔だと思って笑ってしまいます。リラックスしていたら眠たくなったのかもしれませんね。そういう時のあくびはほほえましいですが、猫があくびをするにはほかにもいろいろな理由があるんですよ。

猫はストレスをやり過ごすためにあくびをすることがあります。いたずらをしたので飼い主が怒っていたら、いきなりあくびをしたなんていうことはありませんか?飼い主に怒られる時間は猫にとってはまさにストレスの瞬間です。反省しているように見えないかもしれませんが、それ以上ストレスにならないように怒るのをやめてくださいね。

情報提供元:mofmo
記事名:「猫の可愛らしいしぐさに癒される!猫の間抜けなしぐさや表情から分かる猫の気持ちとは?