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野良猫はどこを寝床にしている?野良猫に段ボールを用意してあげよう


野良猫はどこで寝ているの?

野良猫たち

LedyX/shutterstock.com

野良猫を見る機会は昔よりもだいぶ減りましたが、今でも野良猫はいます。そんな野良猫たちが普段どんな場所を寝床にしているかご存知ですか?

野良猫は人目に付きにくい場所を見つけ、そこを寝床としています。そのため、あまり野良猫を目にする機会がないとしても、実は私たちの知らない身近な場所に野良猫がたくさんいるかもしれません。

この記事では、野良猫の寝床を中心に野良猫について解説していきます。では、さっそくみていきましょう。

野良猫は普段どんな生活をしている?

野良猫の母親と子供

Chizhevskaya Ekaterina/shutterstock.com

室内飼いされている飼い猫と、生活範囲が広い野良猫とでは、生活パターンは全く異なっています。また、野良猫の中でもオスとメスでは生活スタイルが違います。

では、野良猫は一体どのような生活をしているのか取り上げてみましょう。

オスの野良猫の場合

オスの野良猫はどんな生活をしているのでしょうか?

オスの野良猫は、基本的に単独で行動しています。冒険心がとても強く、広い行動範囲を自分のペースで動くことを好むようです。

オス猫はとてもワイルドな行動を好む傾向がありますが、生まれて間もない頃は母猫や一緒に生まれた兄弟と共に過ごします。その間に一人で生きる術を身に付けます。遅くても生後2年頃までには家族と自然に離れて、ひとりで生活するようになります。

オス猫が母猫と離れるようになるのは、同じ母猫から生まれたメス猫と恋愛になり、近親交配になるのを避けると言う本能的な行動のひとつと言われています。

オスの野良猫は基本的に闘争心が強いです。そのため、縄張り争いで喧嘩になることもよくあります。

また、繁殖期にはメス猫を巡っての喧嘩もあり、喧嘩に敗れたオス猫はほかの行動範囲を探さなければいけなくなります。オス猫は繁殖期になると、メス猫を求めてさまざまな場所に積極的に動くようになります。

さらにオス猫は、多くの遺伝子を残したいという本能的な気持ちから、多くのメス猫を交尾の対象とします。つまり、多くのメス猫に会うことを好むというわけです。

メスの野良猫の場合

では、メス野良猫はどのような生活を普段送っているのでしょうか?

オス野良猫と比較すると、メス野良猫は集団で生活することを好む傾向にあります。集団と言っても、血縁関係のある親子や兄弟などで構成されています。

しかし上記でもみたように、オス猫は成長すると母元を巣立っていくため、最終的にはメス猫だけでの集団生活となるようです。

野良猫の集団生活は、基本的に母猫が大黒柱のような存在となります。敵から襲われない安定した暮らしを求め、安全な場所を見つけて生活しています。

集団生活をするメス猫ですが、自分の時間は自由に単独行動をしています。

野良猫の寝床はどんな場所?

窓枠で寝る野良猫

Elena Nechiporenko/shutterstock.com

野良猫が起きている姿や散歩している姿は見かけることがありますが、ぐっすりと寝床で寝ている野良猫を目撃することはほとんどありません。

そもそも野良猫は飼い猫と違い、警戒心がとても強いという特徴があります。

飼い猫の場合は飼い主さんから守ってもらえるという安心感があるため、猫が寝ている姿を見かけることはよくありますが、野良猫にはだれも守ってくれる人がいません。

自分で食べ物を見つけ、縄張りを守り、寝ている間も油断することは禁物です。そのため、人前で堂々と寝ることはありません。

つまり野良猫は、人間を含め、ほかの動物にも気づかれにくい安全な場所を寝床としているようです。では、野良猫が寝床として利用している場所をみていきましょう。

家の軒下や天井裏

家の軒下や天井裏は人目に付きにくいため、野良猫の寝床には最適な場所です。子猫が天敵であるカラスに狙われる心配もないので、安心して子育てもすることも可能です。

もし軒下や天井裏から物音がする場合は、野良猫が寝床として使っているかもしれません。

人の出入りが少ない物置や倉庫

人の出入りが少ない物置や倉庫も、野良猫にとってとても心地よい寝床の場所です。家の軒下や天井裏のように、天敵に襲われるリスクも少ないですし、雨や雪などもしのぐことができます。

実際、家の外にある物置や倉庫を開けてみたら野良猫が寝ていたとか、生活していた跡が残っていたなどの話をよく見聞きするのではないでしょうか。

道路の側溝

道路の側溝も、野良猫が寝床として好む場所です。

雨や雪など天候の影響を受けやすい場所ですが、こじんまりとした空間なので、狭い場所を寝床として好む猫にとっては落ち着く場所のようです。

車のエンジンルーム

車のエンジンルームも、よく野良猫の寝床として使われています。特に冬場は、温かさを求めて駐車されている車に寄ってくる野良猫は少なくないようです。

エンジンルームは野良猫にとって安全な寝床になりますが、野良猫がいることを知らずに車のエンジンをかけてしまうと大きな事故につながってしまいます。

実際、エンジン部分に熱が生じて野良猫が火傷したとか、エンジン音でパニック状態になりタイヤに巻き込まれてしまった・・という事故が発生しているので、エンジンをかける前に野良猫がいないかどうかを確認することは大切です。

野良猫の寝床の寒さ対策とは?

段ボールの中で過ごす親子

Lyudmyla Nikolenko/shutterstock.com

日本は四季のある国で、地域によっては寒さがとても厳しい場所もあります。そのため寒い地域では、野良猫が冬の寒さに耐えることができるよう、温かい寝床を用意してあげる人もいるようです。

また、自分の家の軒下や天井裏、物置、倉庫などを野良猫が寝床にしている場合、“寒さ対策をしてあげたい”と考えている人も中にはいるかもしれません。

では、どのように野良猫の寝床の寒さ対策をしてあげることができるでしょうか?

段ボールで寝床を作ってあげる

一番簡単な寒さ対策は、段ボールで猫用のベッドを用意してあげることです。

ベッドといってもしっかりしたものを作るのではなく、野良猫の体が納まるくらいのちょうどよい大きさの箱を用意するだけです。

段ボールは保湿性が高いので、冬の厳しい寒さをしのぐ最適な素材と言えるでしょう。

毛布を用意してあげる

段ボールだけでは寒そう・・と感じるなら、その中に毛布を入れてあげることができるかもしれません。

毛布が加わることで、さらに保湿性の高い寝床になるでしょう。


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