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猫がトイレを失敗するのはなぜ?その原因やトイレトレーニングの上手なやり方を伝授!


猫がトイレを失敗するとき

トイレ失敗?

Plotnikova Tatiana/shutterstock.com

猫を飼っておられるのであれば、猫がいかに私たち人間にとって素晴らしい存在になるかを理解しておられることでしょう。自由な振る舞いや、飼い主の心を見計らったかのように見せる甘える姿は、世界中の数えきれないほどの人々の心を虜にしています。

子猫の可愛さは言葉で表せるものではなく、成長しても変わらない自由で気ままな生き方は見ているだけで人生の勉強になるとも思えるほどです。

そんな猫を飼うにあたって問題となりやすいのはトイレ事情かもしれません。臭いや処理が思いのほか気になることもあれば、簡単と聞いていたのにトイレをなかなか覚えてくれないこともあるかもしれません。

それでここでは、猫がトイレを失敗する理由や、どうすればトイレを覚えてくれるようになるかについて紹介していきたいと思います。

なぜトイレを失敗するのか

ちょっと狭すぎ

Albina Tiplyashina/shutterstock.com

猫が指定の場所でトイレしないというケースは決して珍しくありません。でもそれはなぜでしょうか?多くはトイレ環境に不満があることからくるようです。

猫用のトイレは通常、猫用の砂を敷き詰めたトレイなどを用意します。しかし砂の触り心地や臭いが気になる場合、トイレに入って済ませようと思わなくなります。

トイレが不快であるために他の場所で済ませようとするわけです。これはトイレ用の砂を変えたり、同じ製品を買い忘れたりする場合に起こり得ます。もう一度以前の環境を再現するか、違う製品を試すことで改善できないか調べてください。

あるいは、トイレ近くが臭いや音の刺激が強い環境になっていないでしょうか?猫の嗅覚はヒトの20万倍、聴覚は12倍とも言われるほど感覚器官が発達しているため、大きな音や強い臭いがトイレの周りで発生すると排せつに集中できなくなるようです。

道路沿いの窓際や粗相中の掃除、ドアや窓を強く閉めるような音はトイレに集中できない原因になります。また、香水や芳香剤、各種洗剤や柔軟剤などが漂う空間も同じです。

出来るだけ猫のトイレの近くには置かないようにし、道路側や騒音が入りやすい環境も避けましょう。玄関周りも騒音が多い場所に入りますが、家の前に道路や交通がなく、トイレのタイミングに重ならないようにすれば気にならないかもしれません。

他の理由は環境の変化です。引っ越しや他のペットを迎え入れること、来客やリフォーム、増築などが猫にとってストレスになることがあります。ストレスを感じると粗相を失敗する、もしくは他の場所でもよおしてそのまましてしまうことがあります。

最近何か猫に影響を及ぼすような変化がなかったか、今一度確認してみると良いでしょう。どうにもできないような理由もあるかもしれませんが、出来るだけ猫にとって快適な環境を作ることや、粗相の原因を知ることは問題の解決に役立ちます。

トイレを失敗する原因としてはさらに、飼い主に構ってほしいがゆえの問題行動である場合もあります。猫は犬ほどではありませんが、人間とのかかわりを楽しむ生き物です。完全に向こうの気分次第ではあるものの、時折撫でてもらったり一緒にいることを要求したりすることがあります。

猫は非常にケアフリーな生き物ではあるものの、やはり飼い主や同居する人間たちとの触れ合いをそれなりに必要とする時があります。しかし、飼い主が何かの事情で長時間構ってあげられない場合や一人で留守番する時間が続くと、飼い主の登場や声掛けを待つために外で粗相する場合があります。

それは粗相を見つけると、飼い主が声をかけたり寄って来てくれたりするからです。もちろん飼い主は怒っていたり困っていたりするわけですが、それでも猫は飼い主が来てくれたことを喜んでいるのかもしれません。怒りを表せば猫は感じ取りますが、その行為自体は純粋に飼い主とのスキンシップやコミュニケーションを求めるものということもあります。

最後に、病気や老化が原因となっていることもあります。認知症で忘れっぽくなっていることや、排せつの頻度が増えること、腎臓や肝臓に異常があり腹痛などに悩まされていることなど、トイレの習慣を変えてしまう原因は幾つもあります。

トイレを失敗する原因を改善する

上記のような理由で粗相が増えてしまった場合、トイレの環境を快適にすることや、動物病院を受診することで改善できるかもしれません。

愛猫が以前快適に使用していたトイレがあるならばそれを用意し、今のトイレが何らかの理由で気に入っていないようであれば思い切って変えてみましょう。

トイレの清潔感にも注意します。トイレを放置することは避け、出来れば毎日砂を掃除し塊を取り除きましょう。トイレトレーの丸洗いや砂の全交換も月に一回、出来ればもっと頻繁に行います。トイレを快適にすれば失敗することは減っていきます。

後述するように、猫は本来トイレに関してそれほどトレーニングを必要とするペットではありません。環境を見直すだけで再びトイレを指定の場所でしてくれるようになる確率は高くなります。

ストレスや病気の場合はどうでしょうか?まずはその原因を知るのが第一です。ストレスとなるようなものがトイレの近くにないか調べてみましょう。音や臭い、光の刺激です。それらが見つかるようであれば、トイレから出来るだけ遠ざけてください。

交通の騒音や家電製品の音、音楽や声が通りやすい場所にはトイレを置かないようにします。引っ越しや新たなペットによってストレスを感じているようであれば、普段からストレス発散になるような遊びや運動を増やすことなどが効果的です。

病気や老化の場合は、やはりそれぞれのライフステージに合わせた環境作りが求められます。トイレの数を増やしたり、催すような様子を確認してトイレに連れて行くことも必要でしょう。

トイレに失敗する場所が決まっているようであれば、そこにトイレを持っていくのも一つの方法です。

通常、食事の後や水を飲んだ後、あるいは寝起きのタイミングでトイレに行くことが多くなります。そのタイミングで様子を観察し、催しているようであればトイレへと誘導しましょう。そのうちに慣れや習慣でトイレを新しく覚えてくれるようになるかもしれません。

トイレに失敗した時

トイレに失敗することが続くと、その臭いが付いた場所でトイレをすることが習慣になってしまうこともあります。床やカーペットに失敗した時は出来るだけ早く片付け、臭いを完全に除きましょう。消臭スプレーや水拭きできれいにし、臭いを消します。

洗える素材の物に粗相されてしまった時も、出来るだけ早く洗って臭いをなくしましょう。

布団やカーペット、衣類は柔らかいため、粗相されてしまう可能性が高くなります。猫のおしっこは臭いが強く、染み込むと通常の洗濯では取れません。重曹を染み込ませ、熱湯とクエン酸で洗い流してから洗濯するとかなり臭いを除去できます。

臭いがあると単純に不快ですが、猫が失敗を繰り返してしまわないためにもいつも清潔さを保つことが重要です。







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