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中国ではどんな犬種が人気?中国で人気の犬種ベスト10を紹介!


海外で人気の犬種とは?

色々な種類の犬

Erik Lam/shutterstock.com

近年、猫ブームにより猫の人気が断然高いですが、日本での犬の人気度は変わらず安定しています。

ここ日本ではトイプードルやチワワなどの小型犬が相変わらず人気ですが、海外ではどのような犬種が人気なのでしょうか?

今回はお隣の中国での人気の犬種についてみていきましょう。

中国では小型犬が人気

中国はとても長い歴史があることで知られています。それに伴い、犬の飼育履歴も長い歴史があります。中国ではもともと、愛玩動物として宮廷内で小型犬が飼育されていました。

その後、庶民の間で狩猟するために犬を同行させたり、野生の害虫を駆除するなどの目的のために、犬を飼育することが広まっていくようになります。

しかし、第二次世界大戦終了後に犬を飼育するという風習に大きな変化が生じます。その当時、野犬もたくさんいたため、多くの感染病が蔓延していました。そのため、衛生環境を改善するため、また、戦後で食料が少なかったため食糧不足改善のために、犬の捕獲が大々的に始まりました。その後、中国では犬を食べる習慣が文化として根付くようになりました。

しかし、最近では経済の発展とともに、他の国と同じように犬をペットとして飼育する習慣が戻ってきました。現在の中国では、2,800万頭以上の犬が飼育されていると言われています。この飼育数は、世界でも3本指に入るほどの数です。

特に小型犬の方が人気が高く、小型犬と大型犬の飼育数の割合は、小型犬が7割で大型犬が3割と言われています。

中国人が好む犬の傾向

上記でも触れたように、中国では近年、小型犬を愛玩犬として好む傾向があります。ただし、富裕層の間では、大型犬を好む傾向が強いようです。

少し前は中国チベット高原を原産地とする超大型犬「チベタン・マスティフ」が大ブームとなり、多くの富裕層の方がステータスシンボルとして飼育を始めました。その結果価格は上昇し続け、ピーク最高時は日本円で1頭当たり、数千万をくだらないほどの高値がついたこともありました。

しかし、チベタン・マスティフの飼育を続けるためには、高額な餌代だけでなく、頑丈なケージ、しつけ、お手入れなどが必要となるため、その人気は少しづつ低下していきました。現在では数万円で販売されており、飼育破棄する人も増えて大きな社会問題として扱われていました。

一方中級階級の人たちの間でも、入手が難しいと言われている高級犬種を好む傾向が強くなっていますが、これは社会的地位の高さをアピールしたいという願いが背景にあるようです。同じ犬種だとしても、血統がよいものをわざわざ海外から入手したり、高級犬種を飼育することが成功者のアピールアイテムという考え方をしているようです。

現在の中国では経済発展に伴ってペットブームも浸透しており、それは青空市場にまでその光景が見られます。野菜や果物などと一緒に、市場にはケージに入った犬が売られており、特に中流階級以下の人たちを中心に売買がなされているようです。

正しい飼育方法やマナーを知らないため、狂犬病の問題はさらに深刻化し、今後もまだまだ続くことが予想されています。

室内飼いと屋外飼いではどちらが人気?

中国では、農村地域以外では、ほとんどの犬が室内で飼育されています。富裕層の場合は、犬専用の建物を建築し、空調設備の整った環境で犬を飼育している方も少なくありません。

日本と違い中国では、犬は家族というよりもアイテムやモノという感覚が強いため、屋外で飼育することはほとんどないようです。

それは中流階級でも同じで、日中は番犬変わりに庭で飼育していても、夜間は屋内やガレージ内などに作った犬専用のケージの中で過ごさせることが一般的となっています。また、集合住宅に住んでいる家庭でも、屋内で犬を飼育することが一般的となっています。







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