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猫に桃をあげても良い?猫が桃を食べるメリットや与えるときの注意点を解説!


猫に桃をあげてもよい?

桃を抱える猫

Iryna Kuznetsova/shutterstock.com

フルーツがお好きな方も多いと思いますが、フルーツの中でも桃はとくに人気の高い果物の一つかもしれません。スーパーなどで桃が並んでいると、ついつい買いたくなってしまいます。

美味しい桃ですから、猫にも食べさせてあげたくなることもあるでしょうか。人間にとっては美味しくいただける桃ですが、猫が食べても大丈夫なのでしょうか?猫が桃を食べるとどんな効果があるのでしょうか?おすすめの食べ方や、食べさせる時の注意点などについてまとめてみました。

猫の健康管理のために参考にしてみてくださいね。

桃の効果

美味しい桃ですが、猫が食べても大丈夫なようです。果物の中には、猫が食べてはいけないもの、アレルギーを引き起こすものもありますが、桃は食べてもよい果物です。猫に桃を食べさせると、どんな効果が期待できるでしょうか?

便秘解消効果がある

桃には食物繊維が含まれていますので、整腸効果に期待できます。桃に含まれている食物繊維は水溶性です。便秘がちな猫に少量食べさせると、腸内環境の改善に役立つかもしれませんね。

食物繊維には腸内環境を改善する働きがありますが、これってけっこう大事なことなんだそうです。腸内環境が整っていると、便秘改善だけでなく、免疫力がアップしたり、風邪をひきにくくなったり、アレルギーが緩和したりなどいろいろと嬉しい効果があるんです。

さらに猫の皮膚を丈夫にする効果もあります。健康増進・免疫力アップをしたい場合、腸内環境を整えるのが効果的です。

疲労回復に役立つ

桃には糖分が含まれています。すぐにエネルギーに変わるため、疲労回復に効果的です。フルクトースという果糖が含まれていますが、これは砂糖よりも甘みを感じやすい成分です。

私たちは甘い桃を食べるとおいしく感じますが、猫は甘みを感じることがあまりないようです。ですから、猫が桃を食べて「甘い!」「おいしい!」と感じることはないかもしれません。ですが、甘みを感じなくても、果糖がそのままエネルギーに変わり疲労回復効果が感じられるため、好んで食べる猫もいるようです。

もちろん、糖分の摂り過ぎは肥満や病気につながりますので、運動量が多かった日などに少量プラスするのがいいかもしれませんね。

塩分排出ができる

塩分の過剰摂取は良くないとされていますね。その点、桃に含まれているカリウムという成分は塩分の排出を助ける働きがあります。カリウムが体内の余分な塩分を排出してくれるのです。

他にも心臓や筋肉の機能をサポートする働きもあります。カリウムが不足すると、体内の余分な塩分が排出されづらくなったり、心機能の低下や筋力の低下につながったりすることもあるようです。健康を維持するために欠かせない栄養素です。

そんなカリウムですが、大量に摂取する必要はありません。カリウムは桃だけでなく他の食材にも含まれていますし、通常通り食事をしていれば自然と摂取することができます。食べ過ぎると糖分や水分の摂りすぎになってしまいますので、食べるのは少量で十分です。

桃を食べる時の注意点

桃

Maks Narodenko/shutterstock.com

栄養価の高い桃ですが、猫に食べさせる場合の注意点がいくつかあります。桃を猫に食べさせる際に気をつけるポイントをあげていきますね。

食べ過ぎはNG

好んで食べる猫も多い桃ですが、与え過ぎには注意しましょう。確かに、桃には猫の体に必要な栄養素が含まれています。体に良い桃ですが、過剰摂取すると肥満や病気につながってしまいます。

桃は糖分が多めの食材ですので、糖分の摂り過ぎに注意しましょう。糖分の摂り過ぎは肥満の原因になります。また、糖尿病を引き起こしたり、泌尿器系の病気のリスクも高くなったります。桃は少量であれば食べても問題ありませんが、一日の糖分量を超えてしまわないよう、食べ過ぎには注意しましょう。

食べ過ぎは肥満になったり病気を引き起こしたりするだけでなく、消化器官に負担をかけ下痢をしてしまうこともあります。特に、桃には食物繊維も豊富に含まれていますから、食べ過ぎると腸内のバランスを崩してしまうこともあります。胃腸に負担をかけたり、下痢をさせないようにしたりするためにも適量をあげるようにしましょう。

適量の判断の仕方

適量といっても、猫の年齢や体格、個体差もありますから、どれくらい食べさせて良いか判断が難しいところです。適量を知るため、桃を初めて食べさせる場合はほんの少しだけ与えてみましょう。

桃を細かく刻んだものやペースト状にしたものを、スプーン1杯程度あげてみます。問題なさそうならだんだん増やしていきましょう。問題なく消化できるようであっても、桃は糖度が高めの果物ですので、スプーン2.3杯までにしておきましょう。

また、桃を食べた後に食べ過ぎで具合が悪くなっていないかをチェックしましょう。猫が体調不良を起こしていないかどうかというのも、適量だったかどうか判断する材料になります。猫のトイレもチェックし、ウンチの形がいつもと違っていないか、消化されないまま出てきていないかなども見ておきましょう。

種・皮は取り除く

桃の皮や種は取り除いてから与えるようにしましょう。皮の部分とタネには毒性があるとされています。食べると下痢をしたり中毒症状が出たりする可能性があります。

わたしたちが食べる際は、皮をむいて種を取り除きますよね。同じように猫にも皮と種を除いてカッティングしたものをあげましょう。皮ごと食べても良い桃もありますが、猫に食べさせる場合はむいてからあげたほうが、お腹に負担がかからずおすすめです。

缶詰めの桃は与えない

桃の缶詰は皮をむいたり切ったりする手間がかかりませんので便利ですが、猫には与えないようにしましょう。桃の缶詰には甘味料や保存料など食品添加物が加えられています。猫の体にはあまりよくありませんので、添加物の入っていないフレッシュな桃をあげるようにしましょう。

缶詰以外にも、ジャムなど桃を加工した製品があります。それらも甘味がプラスされたり添加物が含まれていたりする可能性があります。加工されていない桃を買ってきてあげるのが安心です。

おすすめの食べさせ方

カットして桃を与える

LumineImages/shutterstock.com

猫に桃を食べさせる場合、丸ごとではなくちょっと手を加えてからあげましょう。桃のおすすめの食べさせ方をご紹介しますね。

細かく刻む

細かく刻むと食べやすくなります。5分の1ほどにカットしたものをあげても良いですが、子猫や高齢の猫には食べやすく刻んであげるといいかもしれませんね。

細かく刻むと量を調整しやすくなります。食べ過ぎにならないよう、飼い主さんが量をコントロールして与えましょう。

ペースト状にする

桃を切ったあと、さらにペースト状にするのもおすすめです。ペースト状にしておくと消化や吸収がしやすくなりますので、体への負担がかかりません。消化器官の未熟な子猫や、胃腸の弱い子、咀嚼が難しくなってきた高齢の猫にもおすすめです。

皮をむいて、刻んでペースト状にするというのはちょっと手間がかかりますが、猫への負担が軽くなるのでおすすめの調理法です。スプーン2.3杯ほど食べさせてあげてください。よく熟れた柔らかい桃はスプーンで簡単にペースト状にできますので、ひと手間加えてあげてくださいね。







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