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犬がごぼうを食べても大丈夫?効果や適正な量、与え方を解説していきます!


犬にごぼうを与えても大丈夫?

ごぼうの葉っぱを頭に乗せる犬

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

日本食に欠かすことができないといっても過言ではない野菜の一つが「ごぼう」です。中国では漢方として使用され、西洋ではハーブとして使用されています。こうして聞くと健康にとても良い野菜に思えますね。

しかし日本ほどごぼうが食べられている国はほかにそう多くはありません。食物繊維も豊富なごぼうは便秘解消の野菜としても有名です。

では私たちの食卓に欠かせないといってもよいごぼうは、犬も食べることができるのでしょうか?またごぼうを与える際には何か注意点があるのでしょか?

今回は犬とごぼうの関係について見てみたいと思います。まず、そもそもごぼうはどんな野菜なのでしょうか?その点から取り上げていきましょう。

ごぼうはどんな野菜?

ごぼう

honobono/shutterstock.com

ごぼうは寒い時期の野菜で、秋から冬にかけてが旬となります。

ごぼうは食物繊維が豊富で、野菜の中でも一番食物繊維が豊富と言われる野菜です。ただ単に食物繊維が多いだけではありません。食物繊維には「水溶性」「不溶性」の2種類があり、ごぼうはこの二つのバランスが良く含まれているのです。ですから便秘解消に効果的と言われています。

ごぼうの栄養素・効能・効用とは?

ではごぼうの栄養素や効能について詳しく見てみましょう。

■食物繊維
ごぼうの一番の特徴は上記でも述べたように豊富な食物繊維です。なんと100gあたり5.7gもの食物繊維が含まれています。

■リグニン
ごぼうには2種類の食物繊維がバランスよく配合されていますが、その一つ不溶性食物繊維が「リグニン」です。

不溶性食物繊維は便のカサを増やして、腸を刺激します。こうすることで腸の動きをさらに促して便通を促すのです。そしてリグニンは腸内の発がん性物質の吸着するため、大腸がんの予防効果があるといわれています。

またコレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の予防も期待できます。

■イヌリン
もう一つの食物繊維が水溶性食物繊維の「イヌリン」です。

水溶性食物繊維は名前の通り、水に溶ける食物繊維で保水力を持ちます。これによって便の粘性を増し、腸内環境の改善に役立ちます。

さらにイヌリンは血糖値を下げる効果もあるといわれており、またビフィズス菌の成長を促すので大腸の運動を活発にし、便秘解消をしてくれます。

こうした整腸効果によって免疫力を高めることもできます。なぜなら免疫機能の70%が腸内にあるといわれています。ですから腸内環境が整うことで免疫機能も高まるといえるのです。

■カリウム
ごぼうにはカリウムが豊富に含まれています。なんと100gあたり320mgという量です。

カリウムには利尿作用があるため、むくみ解消に役立ちます。また体内の塩分を排出する働きもあるため血圧の維持にも役立つことでしょう。

■アルギニン
アルギニンは必須アミノ酸のひとつで、運動時に血中に分泌されるアンモニアの増加を抑える働きがあるといわれています。

そのためアルギニンは疲労回復効果があるとされています。

■カルシウム
ごぼうにはカルシウムも豊富に含まれています。カルシウムは言わずと知れた成分ですね。歯や骨を作るのに欠かせない栄養素です。

他にもマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

犬にごぼうを与えても良い!

それってごぼう?

Lopolo/shutterstock.com

ごぼうには体に良い成分が豊富に含まれているので、とても重宝されている野菜の一つですね。

こんなに栄養豊かなごぼうは犬が食べても大丈夫でしょうか?

はい。犬もごぼうを食べても健康上全く問題がないことがわかっています。むしろ積極的に与えたいくらいの食材です。

犬にごぼうを与えるメリットは?

ではごぼうは犬にどんな効能があるのでしょうか?いくつかのメリットを紹介しましょう。

便秘改善

一つ目は便秘改善、腸内環境の改善です。

ごぼうに含まれた2種類の食物繊維である水溶性食物繊維である「イヌリン」と、不溶性食物繊維である「リグニン」の働きによって腸の働きを活発にしたり、余計な毒素を体外に排出させたりします。

利尿促進

二つ目は利尿作用があることです。

食物繊維のひとつであるイヌリンには腎機能を高める利尿作用があり、カリウムも豊富に含まれているため利尿作用があります。

イヌリンは有害物質を体外に排出する助けをしますし、カリウムは塩分を体外に排出する働きがあります。

糖尿病対策

水溶性食物繊維であるイヌリンには血糖値の上昇を抑えてコレステロール値を下げる働きがあります。ですからイヌリンは糖尿病にも効果的といえるのです。

がん予防

ごぼうにはミネラルのひとつ「セレン」が含まれています。セレンには抗酸化作用があります。

また酵素のひとつである「ペルオキシダーゼ」は活性酸素を除去する働きがあります。

老化やガンになる原因は、活性酸素の働きによって細胞が傷つけられるためです。しかし抗酸化作用のあるセレンやペルオキシダーゼの働きで活性酸素の働きを抑えることによって、がんを予防することが期待できるのです。

こんな犬にごぼうがおすすめ

もっと力を付けたい…

Javier Brosch/shutterstock.com

ここまでごぼうのメリットについて見てきました。では特にどんな犬にごぼうはおすすめでしょうか?

免疫力をつけたい犬

まずは免疫力を付けたい犬におすすめです。

なぜなら上記でも見たように免疫機能の70%は腸内にあるといわれています。ですからごぼうを食べることによって、腸内環境が改善し、免疫力も向上することができるのです。

便秘気味の犬

食物繊維が豊富なごぼうは、便秘が気になる犬におすすめです。便秘で苦しんでいる愛犬を見るのはつらいですね。ごぼうには2種類の食物繊維が含まれているため便通を促し便秘解消を助けてくれるはずです。

尿が濃い、少ない、腎機能が気になる犬

あまり尿をしない犬は尿が濃くなる傾向にあります。そういう犬は大抵腎臓があまり良くないかも知れません。

そんな犬にもごぼうはお勧めです。なぜならごぼうはカリウムが豊富で、食物繊維であるイヌリンにも利尿作用があります。これによって腎機能も高めることができるでしょう。







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