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犬が飼い主にぶつかってくる理由とは?どんなことを思っているの?


犬が飼い主にぶつかってくる理由

Happy young man holding dog Labrador in hands at sunset outdoors

Maksym Azovtsev/shutterstock.com

ぶつかるといっても、走って突進してくる激しいものもあれば、ゆっくりと体をこすりつけたり、ピタッとくっつくような柔らかい場合もありますよね。

ぶつかられる強弱やシチュエーションは様々でも、犬を飼っている方なら、一度は愛犬にぶつかられたことがあるでしょう。そんな時、皆さんはどのように感じられましたか?

”甘えているのかな?””何かを催促しているのかな?”と感じられた方も多いのではないでしょうか。もしくは「何?何をしてほしいの?」と趣旨がわからず、犬に聞いてみたけど、結局よくわからずにそのまま流してしまった方もいるかもしれませんね。

また、同じぶつかるという行動でも、ぶつかる場所、お尻や背中など、犬がぶつけてくる体のパーツや、飼い主さんのどこをめがけてぶつけているかなど、細かく観察して見るとバリエーションが多く、この差は何だろうと不思議に思われたかもしれません。

それぞれの行為に、言葉では表せない犬の気持ちが隠されているので、しっかりとそのサインを汲み取れるようにこれから、犬が飼い主にぶつかる理由をご紹介していきたいと思います。

愛情表現

飼い主に”大好き”という気持ちを伝えたい時に、自分の体を飼い主に押し付けてきます。つまり、体全体を使って愛情表現をしているのです。

飼い主がリラックスしてソファに座っていたり、お散歩中に芝生で休憩している時などに、犬が自分の体重をかけるようにジワリと体をぶつけてくるなら、飼い主に心を許しているというサインで、大好きだよと体全部で表しているのです。

野生動物として生活していた犬は、厳しい自然界を生き抜くために群れを作り、信頼できる仲間と助け合っていました。そんな心を許せいる仲間だけに、安心して体をゆだねるようなふれ合い方をしていたのです。

ですから今でも、自分が仲間とみなし、大好きな存在である飼い主には、もたれかかるように体をぶつけて、自分の気持ちを表現するのです。

甘えている

大好きな飼い主さんに甘えたい時にも、スリスリと体を擦りつけたり、押し当てたりします。

甘えたいという理由は、多くの飼い主さんにとってわかりやすい理由ではないでしょうか。尻尾を振りながら、顔や首をスリスリ自分に押し当ててくると、”かわいいな?”という気持ちが自然と湧き上がり、撫でてあげたくなるものです。

まさに、飼い主の心をくすぐるチャーミングな仕草と言えるでしょう。そんな時になでなでしてあげると、何とも幸せそうな表情をしてくれるので、ますます胸がキュンとなりますよね。

不思議と、人間も犬も他の動物も、甘えたい時には、相手が可愛く感じるような仕草になるものですね。

甘えたくて体をぶつけてきたかどうかを確かめる方法は、3秒ほど撫でて可愛がった後に、一回手を離すことです。本当に甘えたい時は、撫でていた手を離したら、さらに体をする寄せてきたり、足で突くなどして”もっと撫でて?”と催促してきます。

一方、それ以外の理由、特に警戒していたり怒っているゆえに体をぶつけてきた場合は、撫でようとしたらスッと離れて行ったり、硬直したりするので、手を離した時の反応を見て犬の気持ちを判断することができるでしょう。

一度手を離してみて、犬のリアクションをよく観察すると、甘えてきている時には、よりかわいい顔を見せてくて、甘えん坊度マックスの状態になります。

そして再び可愛がってあげると、本当に嬉しそうな顔をしていくれるので、その表情の変化や嬉しそうな仕草から、飼い主さんもたまらなく幸せな気持ちになれることでしょう。

この3秒ナデナデルールは、愛犬だけでなく、一般的に犬がどう思っているかを知るためにとても良い方法ですので、ぜひ友達の犬や近所の顔見知りの犬などでも試してみてください。

そうすることによって、自分の気持ちを押し付けたり、思い込みで犬に不快な思いをさせることなく、犬側の気持ちを読み取ることができるので、よそのワンちゃんからも好意の持たれる人になれるでしょう。

遊んでほしい

甘えていることと少し似ていますが、かまって欲しい時にも、体をぶつけて飼い主さんの意識を引こうとします。

来客が来ていたり、他の家族と飼い主さんが盛り上がっていると、間に入るかのようにすり寄って来たり、後ろからツンツンとぶつかって来て、”僕のこと忘れてない?””私とも遊んでよ?”と自分の存在をアピールするのです。

遊んで欲しい時に、吠えて気を引こうとする子もいますが、吠えないようにしつけられていると、吠える代わりに体をぶつけて遊んで欲しい気持ちを訴えてきます。

その時に注意したいのは、”遊んで”というかわいいものではありますが、犬が要求していることには代わりないので、こうすれば自分の要求が通ると思わせないようにしなければなりません。

あくまでも、いつ遊ぶかも飼い主さんがリーダーシップをとるべきで、飼い主さんからの合図で遊びがスタートするようでなければいけないのです。

かわいいからと、要求に応えていると、犬がどんどんわがままになったり、”体をぶつければかまってくれる”とインプットしてしまい、要求が激しくなる可能性があるので注意しましょう。

いつでも望む時に遊べるわけではないこと、犬中心で世の中が回っているわけではないことを、愛犬がしっかり理解できるように子犬の時から教えてあげましょう。

遊んで欲しくて体をぶつけて来た時は、すぐに相手をするのではなく、一旦無視して、後でタイミングを見計らって、飼い主さんから遊ぶよと指示を出してから、犬が喜ぶ遊びを思いっきり楽しませてあげてください。

犬は飼い主さんと遊ぶのが大好きです。必要な運動量を満たし、感情的にも満たされるためにも必要なことでもありますので、毎日必ず遊ぶための時間を取り分けて、愛犬との関係を深めてください。


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