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これって虐待じゃないの!?虐待されてるかもしれない猫を発見したらどうすればいい?


動物虐待とは

暴力を受けそうになる猫

Ukki Studio/shutterstock.com

動物虐待とは愛護動物をひどく扱って痛みや苦しみを与えることです。また必要な世話を与えないことも含まれます。環境省の定義は以下の通りです。

動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。なお、食用にしたり、治る見込みのない病気やけがで動物がひどく苦しんでいるときなど、正当な理由で動物を殺すことは虐待ではありませんが、その場合でもできる限り苦痛を与えない方法をとらなければなりません。
出典:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/aigo.html

動物の虐待が深刻化している

ケージに閉じ込められる猫

Resmitatil/shutterstock.com

動物を虐待したことが事件としてニュースになることがあります。こういった事件を聞くと、動物好きの人としては非常に痛ましい気持ちがします。警察が検挙した動物虐待事件は2017年に過去最悪を更新したようです。警察庁によると、2017年中に動物を虐待したとして検挙した数は68件に上りました。これは過去5年間における最悪の数であり、8年前と比べて倍以上になっているようです。検挙した数が68件ということで、実際にはこれよりもっと虐待されている可能性はあります。ちなみに動物の中で一番多いのは猫の被害でした。68件中46件の検挙と最も多く、ほとんどは野良猫だったようです。また検挙されたのはほとんどが男性で、中には虐待映像をネット公開する人物もいました。動物愛護団体のNPO法人『アニマルグリーンアップル』副理事佐藤徳寿さんによると、「動物虐待は発覚している数の10倍はある」可能性があるようです。人間と違って警察に相談する例は多くありません。仮に通報されたとしても逮捕に至るケースはほとんどないでしょう。児童虐待ですら警察や児童相談所のずさんな動きが取りざたされています。そうであれば動物に関してはなおのことそうでしょう。

猫は虐待されやすい?

子供にいじめられる猫

Natalia Lebedinskaia/shutterstock.com

猫が虐待件数のうち最も多いということでしたが、猫が狙われやすいのにはいくつか理由が考えられます。例えば以下のような理由があるでしょう。

1.数が多い

まず野良猫の数が多いのが理由としてあげられます。被害にあった猫の多くは野良猫でしたが、野良猫は港や公園などあらゆる場所にいます。一方野良犬はそれほど見かけません。他の動物もあまり見られません。野良猫だけが圧倒的に見かけます。もちろん山中などには多くの動物がいますが、野良猫ほど街で見かける動物はいないでしょう。

2.捕まえやすい

野良猫を捕まえるのは簡単ではありません。しかし中には人懐こいというか、エサを与えられてなついている猫もいます。このような場合は比較的捕まえやすくなります。警戒心が薄らいでいるのでしょう。少しのエサでつれば簡単に虐待の対象になりえてしまいます。

3.反撃に遭うリスクが低い

猫は本来攻撃力が高い動物です。しかし犬と比べるとあまり脅威に感じないかもしれません。特に餌付けされたような猫は、油断させておいて首根っこをつかまえれば簡単に身動きが取れなくなってしまいます。一方野良犬は中型犬などが多いイメージがありますが、これくらいの大きさになると自分も身の危険を感じてしまいます。このような理由で猫が対象になりやすいとも言えるでしょう。

4.ばれにくい

猫を家に連れ帰っても、ほかの動物ほどは不審ではありません。仮に狸やいのししを連れ帰っているのが見られたらかなり不振です。また犬はきゃんきゃんと吠えるのに対して猫はそれほど目立つ声をあげません。このように虐待に通じる場面が想定されにくいことや、虐待中もばれにくいという点が猫の虐待を増やしている要因とも言えます。







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