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あなたはマナーを守れている?残念な飼い主にならないように気を付けましょう


残念な犬の飼い主になっているかも?

happy guy sitting on a sofa and looking at dog

Olena Yakobchuk/shutterstock.com

残念な犬の飼い主などなりたいとは思いません。皆さんがそう思われることでしょう。でも、気づかないうちに残念な犬の飼い主になってしまっている場合があります。自分ではそう思っていないのですが、まわりからみると残念な犬の飼い主になっているということもあります。

残念な犬の飼い主の特徴は?

Woman gathering dog poo in park

Africa Studio/shutterstock.com

これから、残念な犬の飼い主の特徴について考えてみましょう。

残念な犬の飼い主の特徴その1-散歩の際のマナーが悪い

Senior woman with dog on a walk in an autumn forest.

Halfpoint/shutterstock.com

気を付けていないと誰もがはまりかねない落とし穴です。お散歩のマナーを守ることはとても大切です。この点は度が過ぎると、単に残念な犬の飼い主では終わらず、場合によっては地域の問題に発展しかねません。犬と飼い主との間の問題にとどまらず、人間と人間の問題に発展してしまうおそれがあるのです。

お散歩マナーの責任は全て飼い主さんに生じてしまいます。それで、例えば次のような行為は避けるようにしましょう。

リードを使わないで散歩する

愛犬をリードなしで散歩に連れて行くと大変です。他の人や動物に危害を加えてしまったり、愛犬が道路に飛び出して交通事故に巻き込まれる可能性があります。

そして、例えば、他の人や動物に危害を加えてしまった場合には、愛犬の行為に対しては動物殺傷罪や器物損壊罪、そして、飼い主に対して過失傷害罪が成立する場合があります。さらに動物愛護法においては、他の人や動物に迷惑をかけないという規定もあります。場合によっては損害賠償の問題に発展しかねません。

犬が苦手な方は、どんなにしつけをされた犬でも、リードなしで歩き回っているのを見ると怖く感じることでしょう。他の犬や人に危害を加えた場合、リードなしの状況ですと、不利な状況に陥ってしまう危険性があります。

散歩の際には、人の大勢いる場所を歩かせる場合もあることでしょう。それで、残念な犬の飼い主にならないためにも、必ず愛犬にリードを付けて、動きをコントロールしてあげるようにしましょう。子どもに散歩を任せている家庭もありますが、子どもだとリードをつけても動きをコントロールするのが難しいという状況であれば、子どもに散歩を任せないようにした方が良いでしょう。何かが生じた時に、子どもの心に傷を負わせてしまうおそれもあるからです。

散歩中にうんちを拾わない

拾わずに放置したままにすると問題になる可能性があります。愛犬のうんちを飼い主さんが責任をもって処理することは大切なマナーです。うんちを放置すると残念な犬の飼い主になるだけでなく、中には罰金を課す自治体もありますので注意が必要です。

確かに愛犬のうんちとはいえ、飼い主さんも拾う時にはストレスを感じるものです。うんちを取る一般的な方法として、愛犬がうんちをしたらその後にポリ袋などで拾うという方法があります。ただ、この方法にも難点があり、うんちをした場所が土の上ですと、枯葉や石まみれになってしまうことがあり後々の処理に困ってしまいます。

他にも、愛犬がうんちをする格好をしたら、紙などを広げて敷いてその上にしてもらう方法があります。しかし雪や雨が降っている時は紙が濡れてしまって破けてしまうことがあり、回収するのに苦労します。

どちらの回収方法をとろうとしても、草むらでうんちをしてしまうと大変です。草むらですからとっさに紙を広げることもできません。後からつかんで回収しようにも、草むらではつかみにくくつかみきれずに草にうんちが残ってしまいます。場合によっては草をちぎってしまわないと、その次に同じ草むらに来る他の飼い主さんや他の犬にうんちがついてしまうということにもなりかねません。

さらに、草むらでのうんちに限らず、どこでも下痢や軟便の場合には回収が大変です。

愛犬が大型犬の場合には、やはりうんちの量が多くなるので、回収しようとしても手のひらに乗り切らないこともあります。うんちをつかんだままで袋をひっくりかえしておさめるのもまた大変です。

こうしたストレスを考えると、散歩中にうんちを拾わない飼い主が出てくるのも理解はできますが、それはマナー違反です。ただ、そうしたストレスは軽減することができます。例えば、地面に落ちる前にふんを受けるための道具を使うこともできます。愛犬がうんちをする前の様子を飼い主さんはすぐにわかると思います。その時に道具を愛犬のお尻に近づけて地面に落ちる前に回収してあげるのです。

最初はお尻のところに近づける道具が気になる犬もいるかもしれませんし、犬の中にはうんちの時に動き回る犬もいるでしょうから、道具を使ってしっかり受け止めるまでにはそれなりに慣れも必要かもしれませんが、いずれは慣れてきて、うんちを回収するストレスが軽減されて行くことでしょう。

うんちを拾いはするものの、愛犬のうんちを公園やコンビニのごみ箱に捨ててしまうのも、マナー違反です。悪臭などの原因となるので自宅まで持ち帰るようにしましょう。もし、帰宅するまでに臭いが気になる場合には、消臭効果のある不織布で作られた防臭ポーチなどを活用できるでしょう。

拾いはするものの、他人の土地や公園などの公共の場所の土地に埋めてしまうのもマナー違反です。ゴミの不法投棄と判断される可能性もあります。確かに逆の立場になってみれば、自分の土地に他人のペットの糞を埋められて喜ぶ人がいるでしょうか。このマナー違反も是非とも避けましょう。自宅の庭に埋めるのは問題ないでしょう。

拾ったうんちを自宅のトイレに流すという方法もあります。自宅のトイレに流す方法がとれるなら比較的簡単です。しかし、自治体によっては水質汚染などの問題のためにトイレに流すのを禁止している地域もあるようですので注意が必要です。自治体によっては生ごみとしてごみの収集日に出すことを推奨している場合もありますので確認しておくと良いでしょう。

トイレに流せる自治体で生活している場合、もし、水に溶けない紙で、砂利などが付着している状態で流そうとすると、故障の原因になることもありますので注意するようにしましょう。さらには、トイレットペッパーをあまりに巻きすぎても詰まる原因になります。それで、できるだけ最小限の量を流すようにすると良いでしょう。

散歩中に他人の家の近くでおしっこをさせてしまう

例えば、他人の家の壁や門におしっこをかけるのは、残念な犬の飼い主になるだけでなく、条例違反にあたりますので、十分に気を付けましょう。条例違反にあたらないような場所でおしっこをしたとしても、きちんとおしっこの処理をするのがマナーです。意識しておきましょう。

愛犬が排水溝や地面におしっこをするとします。その場合には、消臭スプレーや水をかけて流すようにいたしましょう。もし、水分を吸収しないコンクリートなどの上でした場合やおしっこの量が多い場合には、トイレシーツで吸収するようにいたしましょう。

散歩中のおしっこの場合、木酢液の原液を50から200倍に薄めて、スプレーボトルに入れたものをかけるという方法もあります。多少、木酢液の臭いはするものの、消臭効果を期待できます。

自転車で散歩をする

残念な犬の飼い主の中には、自転車で犬を散歩させている飼い主さんがいます。自転車で犬を散歩させる行為はとても危険です。時に犬が突然止まったり、違う方向に走り出したり、飛び出したりするおそれがあるのです。

そのような事態になれば愛犬にとっても危険ですし、飼い主さんも事故に巻き込まれる可能性があります。さらには、周りの人を巻き込んでしまうおそれもあります。

もしかすると、飼い主さんは、自分自身が歩くのが疲れるから、自転車の方が楽ですし、散歩が早く終わるからと考えているのかもしれません。しかし、だからといって事故を起こしてしまったら大変です。

別の飼い主さんは、自転車で散歩をして、愛犬を思いっきり走らせたいと考えているのかもしれません。確かに犬の種類によってはいい運動になるのかもしれません。しかし、中には犬の歩幅や速度に合わないようなペースで、あたかも犬を引きずるような仕方で自転車で散歩をしてしまっている場合も見られるかもしれません。そうであれば、その状態は、犬によっては苦痛な状況であると言えるでしょう。

もし、愛犬を思いっきり走らせたいようでしたら、自転車で散歩をするという方法をとるのではなく、安全で許可がなされたドックランなどを活用して、自由に存分に走らせてあげることができるでしょう。

誰かれ構わず愛犬を人に近づかせる

飼い主さんは犬好きだとしても、全ての人が犬好きなわけではありません。過去にかみつかれたなどの経験で犬が嫌いな人もいます。

自分がかわいいと思うからといって、誰かれ構わず散歩中の通行人のそばに愛犬を近づけるなら、残念な犬の飼い主になってしまうおそれがあります。表面上は犬が好きそうな表情をしていても実は苦手な人もいることでしょう。愛犬を他人に近づけることが、思わぬ対人トラブルに発展するおそれがありますので注意が必要です。お散歩中は配慮ある行動を心がけておきましょう。他の人や動物に危害を加えてしまったり、愛犬が道路に飛び出して交通事故に巻き込まれる可能性があります。

先ほども触れられた通り、他の人や動物に危害を加えてしまった場合には、愛犬の行為に対しては動物殺傷罪や器物損壊罪、そして、飼い主に対して過失傷害罪が成立する場合があります。いつもはおとなしくて、他の人や動物に危害を加えることなどあり得ないと思っていても、愛犬が接する相手の人や動物の側の挑発などによって、愛犬が相手側に攻撃を加えてしまうおそれがありますので、誰かれ構わず散歩中の通行人に愛犬を近づかせることがないよう気を付けることができます。

残念な犬の飼い主の特徴その2-愛犬に理想像を押し付ける

Portrait of woman with dog

Nina Buday/shutterstock.com

愛犬に理想像を押し付けてしまわないようにしましょう。犬は常に教えた通りに従順にしなければならないという考えをあまりに強く持って、愛犬に理想像を押し付けるような仕方で接して行くと、愛犬はストレスを抱えてしまいます。

犬も人間と同じで失敗することもあります。例えば、そうしないように教えているのに自宅の呼び鈴が鳴ったら思わず吠えてしまったり、きちんと場所を決めて教えているはずなのに別の場所でおしっこやうんちをしてしまったりすることもあることでしょう。飼い主さんの側も、気持ちを広く持って過ごすことができるでしょう。


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