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愛犬は、飼い主のことをどう思っている?飼い主が無関心になっていくと変化が…


愛犬は飼い主さんのことをどう思ってる?

Jack Russel Parson Dog Run Toward The Camera Low Angle High Speed Shot<br />

Ammit Jack/shutterstock.com

昔から人間の良きパートナーとして共存してきた犬は、実際のところ、人間である飼い主のことをどう思っているのでしょうか?

犬を含めたイヌ科の動物は、群れで生活をする生き物です。ですから、飼い主さんのことを自分の群れの一員とみていることは間違いありません。

愛犬と上下関係を意識した方法で上手に付き合うなら、愛犬も飼い主さんも幸せな時間を共に過ごすことができます。

そのためには、飼い主さんが愛犬を導くためにしつけをすることが欠かせません。犬は賢い動物なので、しっかりしつけるなら、決められたルールを守ることが可能です。

この関係には「支配」や「階層」を思わせる言動は一切含まれていないので、愛犬と飼い主の間には深い絆が生まれます。

犬は人間のことが大好き

Portrait of woman with dog

Nina Buday/shutterstock.com

近年、米国のエモリー大学の動物認知学者によって、最新の脳撮像技術を使った実験が行われました。これは、犬をMRIに寝かせて身近な人や知らない人、そして、犬のニオイなどを嗅がせて神経の反応をみる実験です。

犬は飼い主のニオイを嗅いだ瞬間、欲求が満たされる時に活性化する「報酬系」という「快」の感覚を与える神経が活性化されました。

このことから犬は特に飼い主さんのことが大好きであることが証明されました。

また犬の脳科学では、犬は物理的に感情を共有できる動物であることが分かっています。

それには飼い主さんが喜んでいる時や悲しんでいる時、心配事や不安がある時などに寄り添う行為は、犬そのものの優しさで、飼い主さんの感情を共感しているのです。

このように犬と人間は深い絆で結ばれるのです。

ですから、愛犬にとって飼い主さんは欠かせない大切な存在なのです。

では、そんな飼い主さんが愛犬に対して無関心になってしまうと、愛犬にどのような影響が及ぶのでしょうか?

愛犬への無関心が与える6つの問題点とは?

Portrait of Amazement Siberian Husky Dog opened mouth surprised on Isolated Black Background, front view

Seregraff/shutterstock.com

犬は飼い主の喜びや悲しみを感じ取り、共感できる生き物です。

ですから、飼い主さんが愛犬への関心が薄れていくと、当然ながら愛犬はそれを感じ取ることができます。そして、愛犬にさまざまな悪影響を与えます。

特に愛犬への無関心が与える6つの影響についてみてみましょう。

①犬が飼い主さんの愛情を感じなくなる

犬はとても賢い生き物です。そのため、飼い主さんがほかのものに夢中になって関心を示さないと、その気持ちが伝わってしまいます。

ですから、毎日忙しい生活を送っているとしても、愛犬と一緒に過ごす時間を刈り取るようにしましょう。

もし愛犬と過ごす時間が短くなる日が続いたり、無関心でいると愛犬は愛情を感じることができないでしょう。

犬は寂しがり屋な性格をしており、人からの愛情を必要としている生き物です。

そのため、飼い主さんからの愛情が不足しているとストレスとなり、病気になってしまうことがあります。

さらに深刻な場合は、自傷行為をしてしまう犬もいます。飼い主さんに愛されていると実感できないと、内気になって心を開かなくなってしまう可能性もあるので、愛犬に関心を払うことはとても大切です。

②信頼関係が壊れてしまう

飼い主の存在は、犬にとってグループのリーダになります。

そんな飼い主が愛犬に対して無関心な態度を示すなら、愛犬は不安を感じてしまいます。きっと何かあっても守ってくれないと不安が募ってしまうことでしょう。

つまり、飼い主と愛犬が今まで築いてきた信頼関係が、無関心な態度によって壊れてしまいます。

信頼関係が壊れてしまうと、愛犬は飼い主さんの言うことを聞かなくなってしまいます。そして、警戒心や怯えなどの感情が芽生えやすい状況になってしまいます。

また、愛犬は自分のことは自分で守ろうと本能が働き、吠えたり噛んだりなどの行動をするようになってしまう可能性が高くなります。

③愛犬への扱い方が雑になってしまう

人間は、無関心なものにはどうにでもいいと感じる傾向があるため、あまり気を使わなくなります。つまり、無関心だと自然と雑に扱いがちになってしまいます。

きっとあなたのお友達にも犬が苦手な人や興味がない人がいることでしょう。

このようなタイプの人たちをみてみると、犬がいても”可愛い~”などと口にすることはもちろんないですし、雑に扱ったり、醜いことを言ったりなどの言動がみられるのではないでしょうか?

このような接し方は、犬も感じ取っています。”自分のことは嫌いなんだ”と察し、自分を守ろうとして攻撃的な態度をとる犬もいます。

つまり、愛犬は飼い主が無関心になると、その接し方から感じ取ってしまうのです。

④犬にとって居心地の悪い環境になってしまう

飼い主さんが愛犬に無関心になると、愛犬に対しての気づかいもなくなってしまいます。その結果、愛犬の生活スペースが居心地の悪い環境になってしまいます。

たとえば室内飼いをされている愛犬の場合、飼い主さんが愛犬への配慮がなくなることで自分たちの過ごしやすい環境を作ります。

それにより、愛犬がリラックスできない場所に寝床が設置されたり、犬の足腰に負担がかかるレイアウト配置になってしまうことがあります。

⑤愛犬が危険な目に合う可能性が高くなる

愛犬への関心が薄くなると、犬にとって危険なものを認識しにくくなってしまいます。

たとえば犬にとって毒となるお酒やチョコレートなどをテーブルのままに置きっぱなしにしてしまい、愛犬がそれを食べてしまい中毒になってしまうかもしれません。

また、無関心になることで、愛犬が飲み込みやすい危険性の高い危険物にも気づかなくなり、愛犬を危険な目に合わせてしまう可能性を高めてしまいます。

⑥邪魔扱いをする

犬に関心や興味がない人の中には、犬を雑に扱ったり、邪魔者のように扱うことがあります。

また、自分の気持ちを優先させ、犬を平気で傷つける人もいます。犬に対して好き嫌いがあるのは仕方ないことですが、叩いたり蹴ったりする行動は許される行為ではありません。

邪魔扱いされるなら、犬も自分を守るために攻撃することでしょう。


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