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犬の免疫力を強化して、健康体を維持する方法!愛犬の病気予防にも


犬の免疫力について

veterinary giving the vaccine to the ivory labrador dog

Dmitry Kalinovsky/shutterstock.com

免疫力が必要なのはなぜか

「免疫力」とは、侵入してきたウイルスや細菌などから体を守る力のことです。人間でも免疫力が下がると風邪などの病気にかかりやすいように、犬にとっても病気から体を守るために免疫力が必要です。愛犬の免疫力が下がってしまうとどうなるのでしょうか。

免疫力が下がるとどうなるか

Bacteria, virus, cell

sumroeng chinnapan/shutterstock.com

外部から入ってくるウイルスや細菌から体を守って戦ってくれる自己防衛のシステムが弱くなると、抵抗力がなくなってしまうので、体調が悪くなったり病気を引き起こしてしまうことがあります。寒い季節になると、人間と同じように風邪の症状が出やすくなったり、またアレルギーの症状や皮膚病にかかりやすくなったりもします。

免疫力がさらに下がり続けると、もっと危険な病気にかかる可能性も高くなります。例えば、自己免疫性疾患、甲状腺機能低下症、リウマチ、さらにガンにもかかりやすくなります。これらの難病にかかってしまうと、命の危険もあるので飼い主としては気を付けたいですね。病気から愛犬を守るためにも免疫力を強化することはとても大切なことだということがわかります。

子犬の免疫力

female dog of golden retriever with puppies

PHB.cz (Richard Semik)/shutterstock.com

子犬の時は、出産直後から数日間に出る母乳に含まれる免疫によって病気から守られます。しかしこの免疫は約2か月ほどでなくなってしまうので、予防接種を受けて免疫力を強化しなければなりません。一般的には合計3回の予防接種を受けます。その間は免疫力が十分ではないので、散歩などで外に連れて行くことは避けるほうが良いとされています。それで、予防接種などのために出かけるときはキャリーバックに入れるなどの工夫が求められます。

免疫力が下がる理由

愛犬の免疫力が下がってしまうのはなぜでしょうか。大切な愛犬の健康を維持するためにも、免疫力が下がらないようにしたいですね。まずは理由を知ることによって対策を練ることができるでしょう。

加齢

犬の免疫力が下がってしまう大きな原因のひとつに加齢を挙げることができます。犬は7歳を過ぎるとシニア期に入ります。無理のない生活ができるように、飼い主としても注意深いケアをしてあげたいものです。

睡眠不足

Cute little dogs are yawned

mamong w/shutterstock.com

免疫細胞が活性化されるのは睡眠時なので、睡眠不足になると免疫力が下がってしまいます。これは人間でも同じですね。犬の場合は一日の平均睡眠時間が人間より多いので、睡眠不足になりやすいといえます。成犬の場合は12時間から15時間ほどの睡眠時間を必要としています。そして犬の睡眠の80%はレム睡眠だと言われていて、眠りが浅いため少しのことで起きてしまいます。

睡眠中に物音がしたり、テレビの音量が大きかったりするとよく眠ることができません。愛犬の睡眠不足は、飼い主の生活リズムによることもあります。例えば飼い主が仕事などで夜遅く帰ってくる習慣があると、飼い主の帰りを待っている愛犬は睡眠時間を十分に取れないことがあります。飼い主やその家族の生活リズムに合わせようとするので、誰かが夜遅くまでテレビを見ていたりして起きていると、愛犬の睡眠が妨げられることになりかねません。

このようにして睡眠が不足すると食欲が減退してしまいます。こうして食欲を失くしてしまうと必要な栄養素を摂取できなくなるので、結果として免疫力が下がってしまうのです。

運動不足

lovely funny white cute fat pug dog close up laying on a wooden chair making sad face

Chonlawut/shutterstock.com

運動不足になると血液の循環が悪くなり、栄養が体の隅々に行き渡らなくなるので、結果として免疫力が低下してしまいます。免疫力を低下させないためにも運動はとっても大切です。ただ、最初は毎日の散歩を楽しんでいても、だんだんと毎日の散歩が負担になってしまうことがあります。仕事が忙しくて疲れていたり、天候が悪い日が続いたり、夏の暑さや冬の寒さが辛かったりと理由はさまざまです。

また、飼い主自身が年を取って、散歩をするのがきつくなるということもあります。子供に散歩をさせていたのに、大きくなって年頃になったり、勉強で忙しくなったために愛犬の散歩ができる人がいなくなったということもあります。10年またはそれ以上を一緒に生きるわけですから、犬を購入時には毎日の散歩のことも考えておく必要がありますね。

散歩だけでは十分に運動量を満たすことのできない犬種もあります。それで、活発で運動量が必要な犬種を飼っている場合は、毎日の散歩に加えて、思いっきり走り回ることのできるドッグランのような場所に連れて行ってあげるようにしましょう。運動をすればお腹がすきますし、しっかりとご飯を食べて、血行が良くなれば栄養素も体中に行き渡るようになります。

ストレス

散歩や運動が足りないと犬はストレスを溜めてしまいます。また飼い主やその家族に構ってもらうことが少ないとストレスを感じてしまいます。これらの他にも、留守番が多いと寂しくなったり、いつも叱られてばかりいるとストレスの原因になります。このようなストレスは自律神経の乱れを招いてしまうため、愛犬の免疫力を低下させる原因になります。

食事のバランスが偏っている

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Yulia Furman/shutterstock.com

食事のバランスが偏っていると、必要な栄養素を摂取できなくなって、腸の力を低下させてしまいます。免疫力と腸の力には非常に密接なかかわりがあることは知られています。それで、食事のバランスが偏って腸の力が低下すると、免疫力も低下してしまいます。

ドッグフードを選ぶときに、特にアレルギーのない犬の場合はあまりしっかりと選ばないで与えてしまうことがあるかもしれません。犬にとって消化しやすい動物性タンパク質が多く含まれているドッグフードであればいいのですが、激安のドッグフードの場合は消化しにくい植物性タンパク質が多く含まれている場合が多くあります。原材料をしっかりと確認してみるとわかりますが、穀類でかさ増ししている場合がそうです。

犬はもともと肉食動物ですから、穀類をたくさん食べさせると、消化に悪く、胃腸に大きな負担がかかってしまいます。こうして胃腸の力が弱ってしまうと、愛犬の免疫力も低下してしまいます。飼い主が与えたものしか食べられないのですから、ドッグフード選びは慎重にしたいですね。また、おやつの与えすぎなどによって食生活に偏りがないようにも気を付けたいものです。


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