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沢山の思い出作りを。"要看取り"の犬を引き取った女性が愛犬のためにしたこととは?


この子の余生は私が見守る!

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「Arkのページを見ていた時、”要看取り”と書かれたチェスターのビフォー&アフターの写真が目に留まったの。私には小さな娘がいて祖母も亡くなったばかりで、よく考える時間が必要だったけど、一晩経って目覚めた時、チェスターの最期の時を見守るべきだと確信したの。彼に一目会ったその時からメロメロになったわ」チェスターの看取りを決めた女性ニコール・エリオットさんはそう話します。
出典:http://www.wtvm.com/story/29458373/ga-woman-takes-terminally-ill-dog-on-epic-final-walk-with-bucket-list

こちらがニコールさんを決心させたという、SNS上に投稿されていたチェスターのビフォー&アフターの写真です。
保護当初のチェスターの毛は絡み、その素顔をうかがい知ることができないほどでしたが、シャンプー&カットをしてもらうとこの通り。
とっても可愛らしい姿に大変身しましたね。

しかしこのシャンプー&カットこそが、チェスターを"要看取り"とせざるを得ないきっかけとなったようです。

残された時間を思い出いっぱいに!

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「Arkのスタッフが彼の汚れた体をシャンプー&カットした時、大きな腫瘍をみつけたの。除去しても次から次へと腫瘍が体じゅうにできてしまったの。フィラリアも陽性だったけど、彼は明るく優しい子で、残された時間を充実して送って欲しくてバケツリストを作ることにしたのよ」とニコールさん。
出典:http://www.wtvm.com/story/29458373/ga-woman-takes-terminally-ill-dog-on-epic-final-walk-with-bucket-list

みなさんはバケツリストというものをご存じでしょうか?
バケツリストとは残された時間を有効に使う為、それまでしたことのないアクティビティーををリストアップする"やりたい事リスト"のこと。
元々は人間のために考えられたものでしたが、最近では愛犬のためにリストを作る飼い主さんも多く見られます。

さて、チェスターのバケツリストにはどんなアクティビティーが用意されているのでしょうか。

毎日毎日一つずつ

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「毎日一つずつ、普通の家庭犬なら必ず経験があることを実現して行ったの。車に乗って風を切ったり、地元で人気のホットドッグを食べたり、大好きなおもちゃやオヤツをもらったりもしたわ。中でもお気に入りはオヤツで、まだまだ食欲は旺盛なのよ」とニコールさん。
出典:http://www.wtvm.com/story/29458373/ga-woman-takes-terminally-ill-dog-on-epic-final-walk-with-bucket-list

恐らくチェスターにとっては初めてのホットドッグ。
お味の方はいかがだったかな?
そして大好きなオヤツやおもちゃをたくさんもらってご機嫌のようですね。

大病を患っていても、食欲があるというのはニコールさんにとってなによりの救いだったことでしょう。

辛い選択をする日が来るかもしれない

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「今はまだ元気でさほど痛みも無いようだけど、それは彼がシニアで進行が遅いからなの」とニコールさん。
しかし癌が進行し痛みに耐えられなくなる日が来れば、獣医師と相談し安楽死も視野に入れています。
出典:http://www.wtvm.com/story/29458373/ga-woman-takes-terminally-ill-dog-on-epic-final-walk-with-bucket-list

欧米では助かる見込みのない病や怪我を抱えていたり、闘病生活において苦痛を伴っている場合、QOL(生活の質)を考えて安楽死を望む飼い主さんがほとんどです。
この考え方には賛否両論あると思いますが、24時間苦しみに耐え抜いている愛犬を目の当たりにすると、安楽死も決して悪い考えとは言えないのかもしれません。

一人ぼっちでは逝かせない!

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「彼に食欲があってそれほど痛みを感じていない限り、最期の時はうちで過ごさせてあげたいの」とニコールさん。
出典:http://www.wtvm.com/story/29458373/ga-woman-takes-terminally-ill-dog-on-epic-final-walk-with-bucket-list

チェスターがニコールさんに引き取られたのは3年前の2015年でした。
その後のチェスターのことが気になって、ニコールさんが立ち上げたチェスターのSNSページChester’s Legacyを訪問してみると、引き取ってからほどなくチェスターが虹の橋を渡っていたことがわかりました。

チェスターの死から3年間、ニコールさんはたくさんの動物レスキューに関わって来られたようですが、今年7月、ニコールさんはChester’s Legacyのページにある投稿をされていました。
それはもう一度看取りをする覚悟がようやくできたという内容でした。

チェスターのような余生の短い子を引き取るのは、精神的に容易い事ではありません。
それでもニコールさんはもう一度挑戦をしようとしています。
それはニコールさんにとって、チェスターとの時間がどれだけ素晴らしいものだったかという証なのかもしれません。

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