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どちらもかわいい。鋭い目つきの犬種 VS かわいい目をした犬種


これからワンちゃんを飼おうとしている方へ!

happy guy sitting on a sofa and looking at dog

Olena Yakobchuk/shutterstock.com

犬は私たちの身近なパートナーであり家族です。

犬を家族として迎えるとき、どんな犬種を選ぼうか迷いますよね。

愛くるしいキュートな小型犬が人気ですが、シャープな美しさをたたえた鋭い目つきの犬種も非常に魅力的です。

見た目もさることながら、性格や習性などの内面的特徴も犬種によってさまざまな特徴があります。

自分のライフスタイルや好みによって、最良のパートナーを見つけましょう。

今回は、理想のパートナー探しに役立つ、人気の高い犬種のリストをご紹介します!

鋭い目つきの犬種とかわいい目つきの犬種、甲乙つけがたいそれぞれの魅力をご紹介します!

鋭い目つきの犬種7選

Close-up Head of peeking Siberian Husky Dog with blue eyes on Isolated Black Background, Front view

Seregraff/shutterstock.com

愛くるしくキュートな小型犬が流行していますが、鋭い目つきの犬種もマニアをうならせる魅力があります。

目つきは鋭くとも、性格は誠実で、人間想いの一面を持つ犬種も多いです。

知能も高い犬種が多いので、その気品ある振る舞いはまさにクールビューティー。

時代に左右されない、永遠の美しさをたたえた犬種をご紹介します。

ジャーマンシェパード

ジャーマンシェパード

Lurin/shutterstock.com

鋭い目つきの犬種と言えば、一番に思いつくのはジャーマンシェパード。

アーモンド形の切れ長な目と、くっきり入ったアイラインが印象的です。

ジャーマンシェパードは非常に知能が高く、使役犬としての能力に長けている犬種です。

見た目はいかついですが、非常に人に従順で、誠実な性質をもっているやさしい気性の持ち主です。

しかしながら、知能が高いゆえに、一度人を見下してしまうと、人の支持を聞かなくなり、手が付けられない状態になってしまいます。

非常に能力が高く、魅力的な犬種ですが、飼うためには飼い主の資質が求められます。

甲斐犬

甲斐犬

Japanese dog Shiba Inu

たたえた鋭い目つきが印象的な日本犬の甲斐犬。

山梨県原産の中型犬です。

黒虎毛と中虎毛と赤虎毛の美しい体毛をもったこの甲斐犬は、別名虎毛犬とも呼ばれています。

もともと山梨県の南アルプスの山岳地方で、狩りに同行させるために飼育されてきた犬種です。

俊敏な身体能力を備えており、険しい山々も飛び跳ねるようにして駆け回ることができるといわれています。

知能も高く、とても勇敢なので、甲斐犬はたった一頭で、自分の何倍もの体格のある獲物に立ち向かっていきます。

知能が非常に高く、主人に忠実であるため、主人以外の人間に心を開かず、一生添い遂げるといわれています。


家庭内では優秀な番犬として役目を果たしてくれます。

国内外に愛好家も多く、繰り返し甲斐犬を飼うという人もいるようです。

ドーベルマン

ドーベルマン

Doberman/outdoor

犬のサラブレッドといわれているドイツ原産のドーベルマン。

知性あふれる鋭い目つきと、ちいさな頭部、シャープな体つきが特徴的なこの犬種は、ヨーロッパでは軍用犬や使役犬として人のそばで生きてきました。

身体の大きなヨーロピアンタイプと、身体の小さ目なアメリカンタイプと大きく分けて2系統のドーベルマンがいます。

毛色はもっともポピュラーなブラックアンドタンのほかに、ブルータン、ブラウンタン、イザベラタンの個体がいます。

非常に活発、俊敏な身体能力を持っており、頭も非常に良い犬種です。

見知らぬ人や怪しい人物に対して警戒心が強く、勇敢に立ち向かっていくことから、現在では警察犬として活躍している子もたくさんいます。

一方で、飼い主に対しては従順で優しく、とても甘えん坊なので、見た目とのギャップにはまる人が多いようです。

ドーベルマンは運動量も多く、一日に何キロも走り回らないと運動不足からストレスが溜まってしまうこともあります。

ドーベルマンを家族に迎える際は、自分たちのライフスタイルが、ドーベルマンのアクティブな性質に合っているか、慎重に考慮する必要があります。

シベリアンハスキー

シベリアンハスキー

portrait of siberian husky

オオカミに似た風貌のクールなシベリアンハスキーは、シベリアと北東部原産の大型犬です。

昔からシベリア地方の犬ぞり犬や、狩猟犬として人と生活してきました。

シベリアンハスキーの毛色は、主にブラックアンドホワイト、グレイアンドホワイト、珍しいものでは、レッドアンドホワイトなどもいます。

シベリアンハスキーの被毛は、モノトーンが主流で、決して派手ではないのですが、美しい目の色が魅力的です。

シベリアンハスキーの大きな目には、黒、茶、の他に、青や黄色などの明るい色や、珍しい個体では、左右で目の色が違うオッドアイが出現することがあります。

シベリアンハスキーの性格は、クールな外見と鋭い目とは裏腹に、非常に穏やかでひょうきんな性格をしています。

好奇心も旺盛なので、びっくりするようないたずらをしたりします。

人との協調性も高い犬種なので、密にコミュニケーションをとることで、最高の相棒になってくれるでしょう。

運動量も多いので、日常的にたくさん歩かせたり走らせる必要があります。

ワイマラナー

ワイマラナー

pixabay.com

ワイマラナーは、狩猟犬としてドイツのワイマール地方で生まれた大型犬です。

その一番の魅力は、美しい身体のラインと、美しく光り輝くシルバーグレーの被毛です。

そのシルバーグレーの被毛は、光の反射で保護色のように見えづらくなることから、灰色の幽霊や、幽霊犬とよばれることもありました。

ワイマラナーの鋭い目も魅力的で、琥珀色や、青みがかったグレーが特徴的です。

優美な動きと、美しい被毛から、高貴な雰囲気をもつ狩猟犬としてヨーロッパの貴族に好まれました。

非常に知能が高く、訓練への適応能力も高いので、現在でも優秀な狩猟犬や軍用犬として重宝されています。

飼い主に対しては非常に愛情深く、よく指示を聞く一方で、知らない人に対しては、警戒心を抱いて懐くことはありません。

とてもアクティブな狩猟犬なので、運動量は非常に多く、ワイマラナーを飼うためには長時間の運動をさせる必要があります。

運動不足に陥ると、ワイマラナーは過剰なストレスから、毛が抜けたり、脚や尻尾をかじって自傷行為をしたり、情緒が不安定になることがあります。

ワイマラナーを飼う場合は、運動の要求を満たしてあげられるかどうか慎重に検討する必要があります。

また、狩猟犬であった血が濃いので、子猫や子犬、ハムスターなどのちいさな動物と一緒に生活することは難しいといわれています。

ボルゾイ

ボルゾイ

Kim Christensen/shutterstock.com

かつてロシアの宝石と呼ばれ、お姫様3人と交換されたといわれるほど、ロシアで珍重された狩猟犬です。

ボルゾイの狩猟の対象はなんとオオカミで、家畜を狙うオオカミたちに対して勇敢に襲いかかっていたそうです。

ボルゾイの魅力は、流線型の骨格と、すらりと伸びた長い脚、非常に面長な口吻です。

ボルゾイの目は非常に切れ長で、鋭い目をしています。

性格はじつは甘えん坊で、飼い主によくなついているといわれています。

すこし神経質なところがあるものの、基本的には穏やかで、飼い主に静かに寄り添うことが好きなようです。

頭もとても良いので、さまざまなトレーニングをこなすことができます。

ただし、もともとオオカミを追っていた狩猟犬の血を持っているので、何かの拍子につよい攻撃性を見せることがあります。

それゆえ、ほかの犬や猫、その他の小動物や鳥などと一緒の空間で生活するのは難しいです。

狩猟本能が強いので、ほかの動物を追い掛け回してしまうことがあります。

ボルゾイも、運動量が多いので、昼間は外で充分走らせる必要があります。

運動量さえ満たしていれば、おとなしい性格をしているので穏やかに生活することができます。

バセンジー

バセンジー

Grisha Bruev/shutterstock.com

アフリカのコンゴ原産の中型犬です。

古くから存在している犬種で、起源は紀元前7000年~5000年頃にさかのぼります。

まだ珍しい犬種なので、日本ではあまり見かけることはないかもしれません。

バセンジーはスリムな体型、長い脚、大きめの立ち耳、くるっと巻いた尻尾と、眉間のしわが特徴的な中型犬です。

鋭い目をしているので、額のしわとあいまって、独特の渋い雰囲気をたたえた犬です。

この犬の珍しい特徴として、めったに鳴かないことがあげられます。

遠吠えもせず、大衆も少ないので、家で飼いやすいといわれています。

性格は主人に対して非常に従順である一方で、知らない人に対する人見知りが激しく、八方美人ではないようです。

バセンジーは頭はよいのですが、非常にマイペースなので、訓練を楽しんでこなすタイプではありません。

トイレのしつけや振る舞いのトレーニングにもこつこつと根気よく取り組む覚悟が必要です。

バセンジーは中型犬ですが、もともと狩猟犬なので、大型犬ほどの運動量が必要です。

日中にたくさん走らせる必要がありますので、自分のライフスタイルに合っているかどうか考えてから飼うようにしましょう。


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