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ドッグフードの保存は真空密封便利!おすすめ容器はどれ?


自分たち人間が食べる食事と同じように、愛犬にも新鮮でおいしい食事を与えたいと、多くの飼い主は願っています。

商品によっても多少の違いはありますが、ドッグフードは比較的賞味期限が長いので、新鮮さが長続きすると勘違いしている人も多くいます。

しかし、実際には保存料などの添加物が多く使用されているだけで、ドッグフードは油分が多いので、人間の食べ物よりも酸化しやすい食べ物です。

今回は、ドッグフードの酸化の危険性や、適切な保存の仕方についてまとめました。また、ドッグフードを適切に保存できる、便利でおすすめな保存容器を、4つご紹介いたします。

ドッグフードの酸化とは

Puppy eating food. Dog

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

ドッグフードは、ワンちゃんの食い付きの良さを高める事を目的として、ひと粒ずつ油でコーティングしてあります。(原材料に表示されていなくても、メーカーに問い合わせると、「コーン油」や「豚の脂」でオイルコーティングしているというケースも多くあります。)

特に安価なドッグフードには、肉以外の副産物などを原料として使用している為、そのままの状態だと食い付きが悪く、動物の脂でコーティングして嗜好性を高めつつ、強力な酸化防止剤を使用している場合が多くあります。

また、愛犬の皮膚や被毛の健康促進を目的として、「亜麻仁油」や「オメガ3脂肪酸」、「オメガ6脂肪酸」などの機能性成分が配合されているドッグフードも多くあります。

このように、ドッグフードには原材料の肉類に含まれる脂肪分だけでなく、様々な油脂が含まれているのです。こうした脂分は、時間と共にどんどん酸化していきます。

ドッグフードが酸化すると、匂いが変わってしまったり、ドライフードなのに湿っぽくなったりするなどの変化が生じます。匂いが変わるので、食い付きが悪くなるワンちゃんもいます。

酸化したドッグフードの危険性について

ドッグフードには、様々な油脂が使用されていますが、そうした脂が酸化すると、「過酸化脂肪」へと変化してしまいます。過酸化脂肪を体内に取り込むと、愛犬の体内で活性酸素が発生してしまいます。

結果として、血管の内側に蓄積して動脈硬化を引き起こしたり、細胞内のDNAを損傷させて、ガンの要因となってしまうなどの危険が生じます。

また、ドッグフードが酸化して湿気ってしまうと、ドッグフードが過剰に水分を含んだ状態になり、細菌が繁殖しやすい状態になります。そうしたドッグフードを愛犬に食べさせていますと、食中毒などの原因となります。

心臓疾患などの原因となる可能性もあります。また、酸化したドッグフードを食べ続けていると、アレルギーやアトピーを発症する事もあります。ひどくなると、下痢や嘔吐などの症状や、皮膚や被毛の異常などが表れます。

ドッグフードの正しい保存方法について

ドッグフードは、袋を開けた時から酸化の速度が速まります。目視しただけでは気付き難いとしても、常に劣化は進んでいます。その為、酸化する速度を出来るだけ遅らせ、品質を維持できる仕方で保存する必要があります。

開封したらどんどん酸化が進んでしまう為、ドッグフードは開封後一ヶ月以内を目安に食べきれるようなサイズを購入しましょう。

また、チャックのついた食品保存用のポリ袋や、密閉しやすい容器に小分けして入れるなど、酸化を防ぐために密閉するのが基本的な保管方法です。袋やふたを開けた際には、必ず出来るだけ空気を抜くことによって、酸化を最小限に抑える事が出来ます。

真空密閉できる容器を使用すれば、中の空気を完全に排出出来るので、大幅に酸化するペースを遅くする事が可能です。

ドッグフードは基本的に、直射日光が当たらない場所で、常温保存しましょう。高温多湿の場所に置くと、劣化が進んでしまうので、涼しくて風通しの良い場所で保管するようにしましょう。

また、ドッグフードを開封していない状態でも、高温多湿となる場所に長期間保管していると、品質の劣化の原因になってしまいます。大型犬や多頭飼いの為に、大量に購入する事が多い方は、使用していないフードも適切に保管するように心がけましょう。

特に梅雨の時期や夏場などは、室内でも湿度が高く、直射日光が当たらない場所でも、外よりも高温になってしまう事があるので、注意が必要です。特に密封されていない状態の場合には、高温多湿の状態に放置していると、菌がより繁殖しやすくなります。

多くの人が勘違いしている点ですが、ドッグフードを冷蔵庫で保管するのは望ましくありません。冷蔵庫の中に保管にしていると、外に出した時に温度差があるので、ドッグフードを出し入れする時に結露がついてしまう事があります。

ドッグフードは、水分が10%前後に保たれるように製造されていますが、結露が粒に直接かかってしまい水分量が増えると、湿気ってしまうだけでなく、カビの原因となってしまいます。

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