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これが先進国の現実。悲惨なパピーミル現場から救助された犬が教えてくれた事とは?


 

密室で発見された一匹の犬

パピーミルの現実

"Oh my god!"
それがダフィーを見つけ出したスタッフの最初の一言でした。彼は糞尿まみれで、歩くことすらできない状態でしたが、突然スタッフにお手をしたのです。
出典:https://www.thedodo.com/duffy-arkansas-puppy-mill-1529554512.html

パピーミルの現実とは恐ろしいものです。
犬達は劣悪な環境を強いられ、最低限の医療も受けられず、ただただ営利目的の人間のエゴのために子犬を産まされ続ける。
そして子犬達は早すぎる月齢で母犬から引き離され、ペットショップの店頭に並ぶのです。

そんな悲惨な現場から、やっとのことで陽の当たる場所に救い出されたダフィー。
彼がお手をしてくれた瞬間にスタッフさんが思わず漏らしたその一言に、彼の未来への希望が見える気がします。

アーカンソー州が抱える問題

このパピーミルのオーナーであったサンドラ・クローニー容疑者は六つの動物虐待の罪に問われました。しかもクローニー容疑者にとって、これは二度目の摘発だったのです。
「アーカンソー州には営利目的の繁殖施設から犬達を守る法律がありません」HSUSパピーミルレスキュー担当メラニー・カーン氏談。
出典:https://www.thedodo.com/duffy-arkansas-puppy-mill-1529554512.html

全米でパピーミル撲滅運動が次々と立ち上げられる中、アメリカという世界一の先進国の中にいまだこんな古風な州があったとは信じがたいことですが、これが現実なのです。

そしてクローニー容疑者のパピーミルからは、ダフィーを含む全46頭もの動物がレスキューされたのだそう。
狭い空間に閉じ込められ、筋力も衰えていたであろうダフィーが再び自分の足で立ち上がり、新しい家族と巡り会うことはできるのでしょうか。

幸せを掴むことは出来るのでしょうか?

 
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