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サバンナキャットってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!


サバンナキャットの特徴

Front view of a Savannah sitting, isolated on white

Eric Isselee/shutterstock.com

サバンナキャットは、アフリカに生息する野性のサーバルとイエネコを交配させて作出された非常にワイルドな姿の猫種です。

近年アニメで有名になったサーバルのことをご存知の方も多いかもしれませんね。

サバンナキャットはサーバルの特色を色濃く残していて、猫種の中でもとりわけ大きな体をしています。


ワイルドな見た目の通り身体能力はとても高く、大きな身体のサバンナキャットのジャンプ力はなんと2.5メートルとも言われており、軽々とジャンプする姿はとても美しくしなやかで、野性的なかっこよさを見ることができます。


サバンナキャットは水を怖がらないことが多く、水遊びが好きなので飼い主さんと一緒にシャワーに入ったりするそうです。


またリードを付けて散歩ができたり、猫よりも犬のような聞き分けの良さを持っていたりと、ワイルドさを裏切る意外性たっぷりの猫です。


野生動物のようなたくましい見た目と、とても人懐っこい性格というギャップに魅力を感じる方も多いようですよ。

身体的な特徴

サバンナキャットは野性のサーバルと掛け合わせれているので、サーバルキャットの遺伝子含有率によって野性としての本能や見た目、体の大きさが異なり、交配世代がサーバルに近いほうから、F1(第一世代)~F7(第七世代)と呼び分けています。


F1(第一世代)に近いほどサーバルキャットの遺伝子含有率が多く、野性的な特徴を濃く残しているので、F1とF2のサバンナキャットは爪や牙も鋭く、体の大きさや顔つきなどサーバルキャットにほぼそっくりです。


F5(第五世代)以降はサーバルキャットの遺伝子含有率も低いため、一般的なイエネコに近い大きさや顔つきになります。


どのサバンナキャットも大きくて縦に長い耳に、小さな顔を持っており、野性のサーバルやチーターが持っているノーズラインのような美しい黒いシャドーが目頭から鼻にかけて入っているのが特徴です。


サバンナキャットのアーモンド形のキリっとしたつり目は、グリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールドなどカラーで、野性的な姿を一層引き立てています。


体はとてもスリムで、スラっと長い首や手足も長いことからモデルのような体型で、しっぽも細く長く優美なラインをしています。


細身ですが筋肉質な体格をしており、特に後足は前足より長く筋肉質です。


サバンナキャットが肩を揺らしながら堂々と歩姿は、野性的な精悍さと優美さを感じるでしょう。


サバンナキャットを知らない人は、一目見ただけでは野生動物がいるのではないかと心配になるほど凛々しい猫です。

寿命や体型

サバンナキャットの平均寿命は17~20歳言われており、大型の体の割に長生きする猫種です。


20年生きる大型の猫なので、高齢になり介護が必要になった時には、世話する側にかなりの体力が必要になるでしょう。


優美なかっこよさは大変魅力的ですが、最後まで責任を持って飼育できるかよく検討したうえで家族に迎えるか判断することをおすすめします。


サバンナキャットの体長は50~75センチくらい、大人の腰あたりに来るほどの大きさになることもあり、一般の猫と比べても確実に一回り以上大きい体格をしています。


体重は6~13キロくらいで、オスのほうが体が大きくなるでしょう。


F4以降はイエネコの血が濃いので、体重が10キロ超えることはほとんどないようです。


しかしサーバルに近いF1~F3は、14キロほどの大きいサバンナキャットになることもあります。

これは人間の5~6歳児と同じくらいの体重で、運動神経も野性に近くなりますし、かなり体格がよいので飼育の難しさもアップします。

サバンナキャットの歴史は?

F1 Savannah Cat

Katerina Mirus/shutterstock.com

サバンナキャットの誕生のきっかけは1986年と言われており、野性のヤマネコとイエネコを掛け合わせて作出した猫「ベンガル」のブリーダーが、自分の飼っていた猫と野性のサーバルを交配させたことから始まりました。

サーバルと掛け合わされたイエネコは、ベンガル・ エジプシャンマウ オシキャット などのワイルドさを持った猫たちで、生まれてきた子猫たちはサーバルの遺伝子含有率の高い順に、F1~F7に分類されました。


F1(第一世代)のサバンナキャットは当時多くの話題を呼びましたが、同時に野性の稀少なサーバルと交配させていることなどから倫理面で問題視されることもあり、ペットにすることについてすぐに公認されませんでした。


しかしその後も熱心に研究が続けられ、1996年に現在のサバンナキャットの基礎を築くF2(第二世代)が誕生、F3、F4と交配が進められ、F1が誕生してから10年後の1996年ついにサバンナキャットの猫種としてのスタンダードが定まりました。


この時も野生動物の血を飼い猫に入れることや、ペットとして飼うことなどが問題視されました。


それには倫理観だけではなく、猫に起こる免疫疾患や交配のために希少種サーバルが乱獲されるのではないかという懸念もあったり、複雑な問題が関わりあっていたため、話し合いには多くの時間が割かれたそうです。


2001年についにTICA(世界最大の猫の血統登録機関、また世界最大のキャットショー公認機関)への登録が認められ、F1誕生から15年ほどかかってやっと猫種として正式に認可されました。


2012年になってからはキャットショーへの出場も可能になり、野性味の残る新しい猫の品種として知名度を上げていきました。


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