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最愛の飼い主と強い絆で繋がっていた犬。ご主人の亡き後も慕い続け毎日出かけて行った場所とは?


 

最愛のご主人様とのお別れ

固く、そして特別な絆


それは2017年1月中旬のこと。長年の病のせいで体に麻痺を患っていた79歳の男性メフメット・イルハンさんがトルコのブルサにある病院で亡くなりました。メフメットさんの息子アリさんによると2年という歳月を共に過ごした愛犬セザーと病を患っていたメフメットさんは特別な絆で繋がっていたのだそう。
出典:https://www.thedodo.com/dog-visits-grave-every-day-2211964715.html

犬という動物は本当に不思議なものです。彼らは我々人間が思っている以上に愛する飼主さんのことを見ているものです。そして彼らのその不思議な能力は飼い主さんの心情や体調の変化まで察知してしまいます。

セザーもそんな敏感な犬のようでメフメットさんが最後の時を病院で過ごしている間、何かを感じたように食べることをやめてしまったのだそう。

まるで喪主のように...


メフメットさんのご遺体が自宅に戻って来るとセザーは片時も棺のそばから離れようとしませんでした。そして葬儀が行われるモスクまで参列者の列を先導して行ったのです。
出典:https://www.thedodo.com/dog-visits-grave-every-day-2211964715.html

ご覧のようにまるで「こっちだよ」と言っているように葬儀に出席する人達の先頭に立つセザー。その姿は愛するご主人様の葬儀を仕切っているかのようです。そして彼はその場にいる誰よりも亡くなった方への敬意を払っているようにすら感じられます。

悲しみにくれて...


葬儀が終わるまでセザーは棺のそばに座り、悲しそうにうつむいていました。そしてメフメットさんが埋葬されていく様子を終始見つめていました。

「父が墓地に埋葬されるまで、誰もセザーに触る事ができませんでした」と息子のアリさん。
出典:https://www.thedodo.com/dog-visits-grave-every-day-2211964715.html

棺には土がかけられどんどん埋もれて行き、やがて二度と形あるメフメットさんには会えなくなってしまう。そんな様子をセザーはどんな気持ちで見ていたのでしょうか。

そしてとても敏感なセザー、悲しくもありますが次第に見えなくなって行くその場所を見つめながら何かを悟ったようです。


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メフメットさんを慕う気持ちはなくなることはありませんでした。

 
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