今回は野菜やフルーツが使われた英語のイディオムを大紹介します。簡単に、そして日常会話でもすぐに使える表現ばかりです。それでは早速紹介していきます。
野菜とフルーツが使われた英語イディオム
1. Banana:バナナ
To go bananas
→熱狂する、怒り狂う
いい意味でも、悪い意味でも使われます。何かに対しておかしくなるという意味です。
He went bananas when he heard that his girlfriend had cheated on him.
彼の彼女が浮気をしていると聞いた時、彼は怒り狂った
2. Apple:りんご
Bad apple
→悪い人間
bad appleは直訳すると「腐ったリンゴ」です。ニュアンスとしてはグループの中に悪い人間がいるという感じです。また腐ったリンゴは他のリンゴにも影響を及ぼすことから「行動、言動が他の人に悪影響を与える人」という意味もあります。
There is at least one bad apple in every group.
どのグループにも少なくとも1人は悪いやつがいる
Apple of one’s eye
→非常に愛しいもの、愛する人
誰かにとってかけがえのないもの・人、愛するもの・人という意味です。
My son is the apple of my eye.
息子は目の中に入れても痛くないほど可愛い
3. pea:エンドウまめ
To have a pea brain
→馬鹿
pea brainは直訳すると「豆粒ほどの大きさの脳みそ」です。転じて馬鹿、知識がないといった意味になります。
I have explained the problem to him many any times, but he still doesn’t get it. He has a pea brain.
彼には何度も何度も問題を説明したのに、まだ理解していないんだ。彼は脳みそが空っぽなんだよ。
Two peas in a pod
→そっくりな、いつも一緒の
他の人と全く同じ好みなどを持っていること、いつも一緒にいる仲良しの2人という意味です。
We are two peas in a pod. We like all the same things and do the same things together.
私たちはいつも一緒なんだ。 同じものを好きになるし同じことを一緒にするの。
4.Bean:まめ
Full of beans
→元気いっぱい、はつらつとしている
エネルギーが十分に充電されて元気に満ち溢れている状態です。
She is full of beans today, I’m pretty sure something good happened to her.
彼女は今日元気溌剌だなあ。何かいいことがあったに違いない
5. Cherry:さくらんぼ
Life is a bowl of cherries
→人生は気楽で楽しい
全てが上手くいっている、人生は気楽で楽しい、心配することなんて何もないという意味です。ただ、皮肉的に使われることが多々ありますので、前後の会話の中身から判断しましょう!
Hey how are you doing?
調子はどう?
Good. My alarm clock didn’t go off, and I missed the bus. I was late for important meeting and I lost the best opportunity to get promoted. Life is a bowl of cherries.
いいよ。目覚まし時計が鳴らなくてさ、バスを逃したんだ。それで大切な会議に遅刻して、昇格するベストチャンスを失ったんだ。人生は気楽で楽しいよ。
いかがでしたか?面白い表現ばかりですよね。ぜひ日常会話でも使ってみてくださいね。