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優先席に座っていたら、団体のおばあさんが乗ってきた時の話がまさかの結末


優先席に誰も座っていない場合、あなたはそこに座りますか?

ここでは、優先席に座ったある男性のエピソードを紹介します。


優先席に座っていたら、団体のおばあさんが乗ってきた


ある男性がバスに乗り込むと、そこそこ混んでいた車内ではあったが、優先席がひとつだけ空いていた。

疲れていたこともあり、誰も座らないとならと、そこに座ることに決めた。

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PIXTA


数分バスに揺られていると、ある停留所で十数人のおばあさんが乗ってきた。

そのバス停は、病院の近くで、通院している高齢者がよく使う駅だった。


そして、おばあさんたちのほとんどが彼の前に立った。

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PIXTA


彼は席を譲ろうかと、思ったが、一つの疑問が生まれた。


「一体どのおばあさんに譲ればいいのか?」

迷った末、彼は、


「誰かひとりに譲るのは気まずいし、自分も疲れているのだから…。」


と席を譲るのを、辞め、そっと目を閉じ、タヌキ寝入りを決め込んだ。


そして、彼は、目的の駅まで座り続け、降りて行った。




みなさんは彼の行動をどう思いますか。


ちなみに、混雑していた車内の他の乗客たちの中には、

席を譲らなかった男性を白い目で見る人は誰一人いませんでした


なぜなら、その男性、実は年齢が80代

後から乗ってきたおばあさん達と同じくらい、十分おじいさんなのです。


彼は最初から、老人だからではなく、女性だから席を譲ろうかと、悩んでいただけだったのでした。


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