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改元後、書類の「西暦化」が全く進まない原因を有識者に聞いてみた結果



改元が行われはや2ヶ月が経過しようとしております。「平成」から「令和」に変わったことで様々な公式な場で「令和」という響きを耳にすることが多くなってきたわけですが、そんな中書類に和暦を使うのではなく「西暦」を使っていこうという動きが一時期ありました。ところが改元後も相変わらず「和暦」が使われているようです。何故西暦が浸透しないのか、有識者に聞いてみました。


和暦と西暦の違い



まず、大前提として和暦と西暦の違いですが、和暦は日本の歴史における伝統ある暦名であり、天皇陛下の代が変わると名前も変わります。


対して西暦は、イエス・キリストが生まれたとされる年を起点とした年数で今年は2019年です。


つまり日本の歴史に準ずるか、それとも世界標準に準ずるかの違いではあります。


和暦の問題点



さて和暦の問題ですが、これは改元時に問題となります。昭和から平成のときもそうでしたが、改元がされると名称も変わるので、コンピューターのシステム上その改元後の元号を用意して置かなければならないのですが、残念ながら改元発表は直前にならないとわかりません。


従って土壇場のシステム対応を余儀なくされ、結果、急ピッチで行うための莫大なシステム改修費用が発生します。


西暦であれば、改元という概念がないので半永久的に年号を使い回せます。


そのため、令和後は西暦で・・・と決心した団体も多いはずですが、蓋を開けたら何故か西暦ではなく和暦が多いようです。


なぜ和暦を使うのか


様々な有識者に聞いてみたところ以下のような可能性が挙げられるようです。


・和暦のほうが使い慣れている

・日本だから

・西暦だと逆に分かりづらい

・令和の響きがかっこよい

・何となくしまる

・今対応しなくても別にいい(次いつになるかわからない)

・システム屋が毎回改修費用を取れる


と、具体的でこれぞという理由はなににせよ、多くの団体が「和暦が好き」という結果に落ち着きました。


令和元年、令和二年、それぞれ年号に重みがあり日本の歴史を感じる。日本人だから。それ以上の理由は無いようで、それを言われてしまえば、しょうがないですね。


ということで次回の20年か30年後の改元時は再びカレンダー屋やシステム屋が大騒ぎする事態がやってきそうです。

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