世界にはまだまだ民主的ではなく、宗教をベースとして法律が制定されている国家がまだまだたくさんあります。我々から見てみれば、ちょっとおかしいのではないかと気になるのですが、もちろんそれはそれぞれの国のしきたりであり、彼らの幸せでもあるので、我々が関与すべきではないのかもしれません。ということで現在こちらのCMがとんでもない騒動となっております。
こちらのCMが大問題に!
This has to be the most ignorant and racist ad I’ve ever seen and I can’t believe a whole company approved this.. I’m disgusted and at a loss of words. pic.twitter.com/oiY1XB27EH
—mariam (@fancydaisiesx) October 30, 2018
こちらのイスラエルの衣料メーカー「Hoodies」のCMです。ニカブを脱いで「自由は基本だ」という呼びかけをするものです。このCMがイスラエルで大問題となり、このCMに登場している「バー・ラファエリ」さんには批判が殺到。公開した動画を削除するという事態に陥りました。(YouTubeにはあるそうです)
よく考えてみてください、ニカブはイスラム教徒の女性が着用するベールであり、基本着用しなければなりません。それを脱いで、更に「自由」を訴えるという行為は、色々な規律に触れる恐れがあるわけです。
それぐらいいいじゃないか!と思うのかもしれませんが、イスラム国家においてこの行為はかなり挑戦的で過激的です。ましてや、個人ではなく企業がこれを公開したというのはある意味国家に対し、イスラムに対するメッセージと捉えられても過言ではないのです。
もちろんそれを「織り込み済み」でいわゆる「炎上マーケティング」の可能性もありますが。
日本でも色々な大人の事情でお蔵入りになるCMは山程ありますが
今後このようなCMがネットで注目をあびることで何かしらの知名度を上げることはあるのかもしれません。
皆様はこのCMをどう感じるでしょうか。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/news/article-6338335/Bar-Refaeli-advert-sees-supermodel-remove-niqab-asking-Iran-sparks-fury.html
画像掲載元:写真AC