はじめに


2018年10月に、出身地である北海道釧路市の観光大使に任命された女優の池端レイナさん。台湾と日本で活躍する彼女が、釧路に訪れたら必ず足を運ぶというスポットと友人・家族へのお土産にぴったりのグルメを教えてもらいました。

「北海道は春夏秋冬の季節の変化を五感で感じられる場所。なかでも私が好きなのが、秋から冬にかけての時期です。今回は私の故郷である北海道釧路市の“これだけは外せない”冬の絶景とグルメをご紹介します!」


世界に誇る釧路の夕日は必見


釧路市の夕日は、インドネシアのバリ島、フィリピンのマニラ湾と並んで世界三大夕日の1つとされているんです。特に空気が澄んでいる秋から冬にかけては本当に美しい夕日を見ることができます。釧路駅から歩いて15分ほど、釧路の中心部を流れる釧路川にかかる幣舞橋(ぬさまいばし)から見る夕日は言葉を失う美しさ! 帰来する船や灯台とオレンジ色の空のコントラストは港町ならではの風景です。
夕日スポットとしてもう1つ紹介したいのが「釧路湿原」。湿原を一望できる「細岡展望台」からは、どこまでも続く湿原と蛇行する釧路川という、ここでしか味わえない絶景を見ることができますよ。


港町ならではの新鮮な魚介は「和商市場」で食べるのがイチバン!


Photo: 岡田ナツ子

釧路市は北海道で1位、全国でも4位の水揚量を誇る港町です。そんな釧路ならではの海鮮を楽しむなら、鮮魚に干物に旬のカニまで、たくさんの魚介類が揃っている「和商市場」に行くのがイチバン! 市場内のお惣菜屋さんで白米が入った丼を買って、持ち歩きながら好きな具材を乗せていく「勝手丼」が名物です。
夜にゆっくり海鮮を味わうなら、末広にある炉端焼き発祥の店「くしろ 炉ばた」がおすすめです。囲炉裏を囲みながら食事をいただく店内は、ほっと落ち着く雰囲気。人気の地酒「福司(ふくつかさ)」とともに、釧路の美食を味わってもらいたいです。


お土産に! 脂の乗った「さんまんま」


釧路の秋の味覚といえば、秋刀魚。脂ののった新鮮なお刺身やお寿司はもちろん絶品ですが、そんな美味しさを台湾にいる友人や家族にもおすそわけしたい! そんな願いが叶うのがお土産にぴつたりの「さんまんま」です。もっちりとした炊き込みご飯に秋刀魚を乗せて香ばしく焼いた秋刀魚寿司は、日本全国で開かれる北海道物産展でも大人気の商品! パクパクといくつでも食べられます。

釧路には海鮮以外にも「竹老園 東家」のお蕎麦や「泉屋」のスパカツ、「鳥松」のザンギなどたくさんのソウルフードがあるので、美味しいものには困りません!

札幌の千歳空港からたんちょう釧路空港までは飛行機で約45分、東京の羽田空港からは約1時間35分です。美しい景色、美味しいご飯を思いっきり楽しめる港町・釧路にぜひみなさん遊びに来てください。

◆池端レイナ(池端玲名)
2014年、日台合作映画「一分間だけ」で台湾デビューを果たし、2016年には月9ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ)に出演したほか、2018年10月から放送の「プリティが多すぎる」(日本テレビ)に出演中。「LEINA」としてアーティスト活動も行い、Youtube番組「Leinaの台湾行きたいわん。」では、中国語と日本語で台湾情報を発信している。2018年10月には出身地である北海道釧路市の観光大使に就任。


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情報提供元: 旅色プラス