はじめに


2000年に日本初の児童書専門の国立図書館として設立された、「国際子ども図書館」をご存じでしょうか?
上野公園の外れにあるこちらの図書館は、2016年春にリニューアルし、さらに魅力的な施設へと生まれ変わりました。
今回は、「国際子ども図書館」の魅力をご紹介していきます♪

上野公園「国際子ども図書館」の魅力①国際子ども図書館とは?


「国際子ども図書館」は2000年に、日本初の児童書専門の国立図書館として設立されました。

国内外のあらゆる児童書の収集、提供、保存をはじめ、児童書にまつわるあらゆる図書館サービスを行う日本の中枢、国際的な拠点なんですよ♪

上野公園の外れ、東京国立博物館と東京芸術大学の間にあるこちらの図書館は、子どもはもちろん大人も気軽に利用することができるのが魅力です!

◆国際子ども図書館
住所:東京都台東区上野公園12-49
電話番号:[代表]03-3827-2053、[録音案内]03-3827-2069
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜日・第3水曜日、国民の祝日・休日※子どもの日5/5は開館、年末年始

国際子ども図書館



上野公園♪「国際子ども図書館」の魅力②美しい建物


「国際子ども図書館」は“レンガ棟”と“アーチ棟”の2つの棟に分かれています。
図書館を訪れた人がまず驚くのがその建物の美しさ!

“レンガ棟“は、ヨーロッパに佇んでいるかのような荘厳なルネサンス様式の建物で、明治39年に帝国図書館として設立された当時の建物なんです。

2002年には、日本が誇る建築家“安藤忠雄”によって、当時の風合いをそのままに改修が行われました。

そして2015年夏に新館としてオープンしたガラスの曲線が魅力的な“アーチ棟”。
本のページをめくるイメージでデザイン設計された建物で、その現代的な美しさもまた格別です。

上野公園♪「国際子ども図書館」の魅力③世界の児童書も集まるスポット!


「国際子ども図書館」は、国内で出版されている全ての児童書、およそ40万冊を所蔵している図書館です。
レンガ棟の1階『子どものへや』には、9,000冊あまりの絵本を楽しむことができるんです!
子どもだけではなく大人が楽しめる絵本もたくさん揃っていますよ。

そして同じレンガ棟1階にある『世界を知るへや』には、世界140か国もの児童書や児童書にまつわる研究所が置いてあります。
外国語に翻訳されている日本の絵本もあり、国内で出版された絵本との違いを見比べることもできますね。

上野公園♪「国際子ども図書館」の魅力④ガイドツアーなどのサービスも充実!


「国際子ども図書館」では、毎週火曜日・木曜日の午後2時から、予約制の図書館ツアーを開催しています。

旧帝国図書館であった建物の歴史を知ることができたりと、大人にとっても興味深くて楽しめる内容になっています。

また2016年に新設されたレンガ棟2階の『児童書ギャラリー』には、明治から現代に至るまでの児童書を常設展示しており、実際に手に取って読むことも可能です♪

上野公園♪「国際子ども図書館」の魅力⑤カフェが併設!


「国際子ども図書館」のレンガ棟1階には、おしゃれなカフェもあるんです♡

大きなガラス張りの窓からは、緑豊かな庭を眺めることができます。
紅葉の時期には、見事な景色も楽しめますよ♪

上野の喧噪から離れてゆったりと過ごせる穴場スポットです。

◆カフェ・ベル
住所:東京都台東区上野公園12-49 国際子ども図書館内 レンガ棟1階
電話番号:03-3827-2053
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜日・第3水曜日、国民のの祝日・休日※子どもの日5/5は開館、年末年始

おわりに


上野公園にある「国際子ども図書館」の魅力をご紹介しました!
大人も喧噪を忘れてゆったりと絵本の世界を満喫できる素敵なスポットです♪ぜひ足を運んでみてくださいね。
情報提供元: 旅色プラス