日本航空(JAL)が、オーストラリア西部のパースへの就航を検討していることがわかった。


現地紙The West Australianが、大西賢会長がダラスで明らかにしたと伝えている。現在、JALはカンタス航空が運航するシンガポール〜パース線とキャセイパシフィック航空が運航する香港〜パース線で共同運航(コードシェア)を行っており、日本とパースを結ぶ直行便は運航していない。過去にはカンタス航空が直行便を運航していたほか、マレーシア航空のクアラルンプール〜パース線ともコードシェアを行っていた。


日本からオーストラリアへの2014年の年間渡航者数は約32万6,000人で、ピークの約60万人から比べると半減しているものの近年は横ばいが続いている。2015年にはカンタス航空と全日空(ANA)が東京/羽田〜シドニー線、カンタス航空が東京/成田〜ブリスベン線に相次いで就航したことから供給席数が大幅に増加。ビジネス需要の増大やパリ同時多発テロの影響もあり、渡航者数の増加が確実視されている。


パースは西オーストラリア州の州都で、オーストラリア第4の都市。


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情報提供元: Traicy