キャセイパシフィック航空は、11月1日に発表した新塗装機材を、東京/羽田〜香港線に世界で初めて投入した。


午後1時25分に羽田空港に到着するCX548便と折り返し午後4時25分発のCX549便。新塗装となったのは、ボーイング777−300ER型機「B-KPM」の1機のみで、東京/羽田線が世界で初めての投入路線となった。今後の投入路線は流動的になるため、いつ日本線に投入されるかは未定。


機体は今後5年間で約140機を順次新塗装に塗り替えるほか、新造機は新塗装で引き渡される。また、来年退役するボーイング747−400型機は、新塗装にならない可能性が高いとしている。


新しいデザインは「キャセイパシフィック航空のブランドが体現する価値観を、私どものアジアに根差したルーツとグローバルな視点の両方を融合させて表現したもの」としている。


キャセイパシフィック航空は2014年10月にロゴを刷新し、新たなブランドコンセプトを導入。ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏率いるスタジオイルゼ(StudioIlse)を起用した、新コンセプトに基づいたラウンジを世界に先駆けて羽田空港に2014年12月に開設している。


















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情報提供元: Traicy