在サンクトペテルブルク日本国総領事館は、ロシア極東地域など一部地域で2017年9月から展開している、電子ビザによる出入国の適用範囲が10月から拡大され、サンクトペテルブルク市やレニングラード州も含まれるようになったことを受け、電子ビザでロシアを訪問する場合の注意点を改めて喚起している。



申請は入国の20日前から4日前まで受け付けており、手数料は無料。申請時に選択した訪問地以外の訪問はできず、「サンクトペテルブルク市とレニングラード州(Saint-Petersburg and Leningrad Oblast)」と選択した場合は、いかなる理由があっても同地方以外を訪問できない。出入国は同地方内の指定された場所から行う必要がある。滞在可能期間は入国日を含めて8日以内。



期限を超過した場合や他地域からの出国を試みた場合、出国のための許可を得る必要があり、さらに罰金などが課される。天候不順等による欠航、遅延などの理由で出国が困難となった場合は、航空機を運航する航空会社や、航空券を購入した旅行代理店に問い合わせるよう求めている。申請時に姓名を逆にした場合や、生年月日を誤記入した場合、入国が拒否される。

情報提供元: Traicy
記事名:「 ロシア極東の電子ビザ対象地域拡大、現地日本総領事館が改めて注意喚起