エクスペディアは世界19カ国で行った、有給休暇・国際比較調査の結果を公表した。日本の有休取得率と取得日数はともに、3年連続で世界最下位だった。



日本では「有給休暇の取得に罪悪感がある」と考える人が多く、「上司が有給休暇の取得に協力的」と考える人も少なかった。有給休暇取得率は50%で、70%でワースト2のオーストラリアに大差をつけている。有給休暇の取得日数も10日と、アメリカとタイと並んで世界最下位だった。



全体的にヨーロッパ諸国は有休取得日数、有休取得率が高い傾向にあり、アジア諸国は有休取得日数が低い傾向にあるという。日本と同様に有休取得率と有休取得日数が例年低かった韓国では、ともに順位が上がっており、世界各国と比べても日本の 「働き方改革」はまだまだ進んでいないとしている。





一方で、日本人の53%が休み不足を感じていると回答しており、各国と比べると割合は低いという。日本人は休みを取れていないにも関わらず、休みを欲していないという。インド、香港、韓国などの有給取得日数が少ないアジア諸国ほど休みを欲している傾向にあり、さらにフランスは有休取得率100%、取得日数も30日と世界でも断トツに休暇が多いにもかかわらず、 64%が休み不足を感じているという。



調査は世界19ヶ国18歳以上の有職者男女計11,144名を対象に行った。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 日本の有休取得率と取得日数、3年連続最下位 エクスペディア調査